※ももとごんさん、どうなったかって、心配してくださってありがとう。では、続きです。
さて、数週間後のある日、お台場の海浜公園にて、芝生で寝っ転がり
ながら(これは、よく覚えてる)彼が言った。
「黙って、ぼくについて来てくれないか」 と。
私ってば、ゲラゲラ笑ながら、
「どこについて行けばいいの?私、おしゃべりだから、黙ってついて行くこと、
できないと思うんだけど。ねえ、どこに行くの?」 (わざとじゃないんだよ。マジ)
どかーん とキレた彼は、今までのプロポーズをどう考えて、どう言ったか、懇々
と私に説明するわけよ。
だから、私も逆ギレして、
「ちゃんと、プロポーズってわかるシチュエーションを用意しなきゃ、わかる
わけないじゃん!」
と大ゲンカ。そうじゃない?
それからまたまた1ヵ月後の私の誕生日。
新宿の高層ビルで、夜景を見ながらステーキを食べている二人。
目の前には、赤ワイン。そして、
「結婚してくれますか・・・」
・
・
・
「ぜんぜんひねりがないねー」
あ、ステーキナイフが、ぷるぷる震えてる。やばいっ
でもさ、思いっきりロマンチストな私としては、
ステーキ屋さんよりフレンチ・レストランがよくって、
赤ワインよりシャンパンがよくって、
本当は高所恐怖症だから、ビルの夜景は怖かったんだ
っていうのは、いまだに言ってないの。
そういうのが理想だったんだけどね。指輪がシャンパンに入ってるとか。
ま、そんなこんなあっても、結婚ってできるんだよね。
それだけの試練に負けない、あきらめない根性のダンナで、幸せだね。
ブログネタ:理想のプロポーズ。どんな風にしたい? されたい?【芸能人の恋愛トーク/TV企画】
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