中国リハビリ奮闘記⑧ | 中国の果てで理学療法

中国の果てで理学療法

2013年 青年海外協力隊参加
中国で理学療法士として活動中

月日が流れるのは早く、中国に来てから4カ月が経とうとしている。


最初のうちはそのうち話せるようになるだろうと思っていた中国語も今だ上達の兆しがない。


「何か自分にもできることがあるだろう」

「この挑戦で自分も少しは成長できるだろう」

「人と違うことがしてみたい」


と安易に考え参加したが、現実はそんなに甘くはないよう。


中国語が話せないため、CPは活動のことは話さなくなり、あいさつと業務連絡のみを話す程度


忙しいのか相手にしてくれない


やりたいと言って始めることができたICUでのリハビリも特に他の人の指導という形ではないため、ただ自己マンになっているように感じる。


こっちに来てから、外国人は自分だけ


日本では意思疎通に困ることはなく、与えられたこと、与えられた環境で仕事をすることが普通に感じていたが、それがどれだけ楽だったのかと思う。



とマイナスなことばかり書いてしまったが、こんなマイナス思考ばかり考えていても始まらない。


以前読んだ本の中に「あなたは何回挑戦したら、あきらめますか?」


という質問があった


あなたは何回であきらめますか?




実際に3000人にこの質問をしたデータがあったが、平均回数が1回以下だったという。


チャレンジせずにあきらめてしまう人が大半を占めるという驚きの結果である。


チャレンジして終わりではないが、チャレンジできてよかった!


中国にきてから悪いことばかりではない!


患者さんの笑顔が見ることができ


活動風景


たくさんの友達もでき


飲み会



変化は急には現れない。自分の速度でゆっくりと前を向いて進んでいければと思う。






『Action may not always bring happiness,

but there is no happiness without action』

(行動したからといって、
いつも幸せが訪れるわけじゃあないかもしれない。
でも、訪れた幸せのなかで、
行動せずして得られたものは何もない。)
                         By Benjamin Disraeli