『SAUKE』に感動する理由 | 喪われた和音を求めて〜プロデューサー日記〜

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ドラマ、映画、演劇、Web+IT、アート、エコ、・・・創造性とは何か? 心動かされたもののスクラップブックです。

今は直接文章書いておらずですが、同期した投稿のみになります。

実家に帰ると、いくらでも寝てしまえそうなたちばなです。

 

そしてテレビを見る時間が増えます。

 

普段あんまりテレビも見ないので、年末年始にもう、一年分くらい見ている感じです。

 

ちなみに大晦日の夜は、家族でテレビを見ながら、チャンネルが大忙しでした。

 

個人的に一番面白かったのは『SASUKE』。

 

 

http://www.tbs.co.jp/sasuke_rising/

 

久しぶりにちゃんと見た気がするけど、素晴らしかった。

 

もう20年以上も続いていること、ずっと挑戦し続けている人がいること、世界でもSASUKEが作られていること。

 

本当にすごい番組ですね。

 

番組のアイデアとして素晴らしいのはもちろん、20年以上続けて、その間に積み重なった物語が素晴らしい。

 

ケガから復活した人がクリアした人がゴールした時には思わず涙が出る。

 

ゴールデンボンバーの樽美酒の男泣きも良かった。

 

最後にファイナルクリアできなかったのは惜しかったけど、それでも素晴らしい。

 

僕の記憶では、オリンピックとかも、昔はいまほど、ドキュメンタリー的でなかった気がします。

 

まさに情報化社会の中で、競技に加えて、ドキュメンタリー性が増えていったのでしょう。ある意味では、もはやそっちの方が大きいと言えるのだと思います。

 

「AKB48」とかが出てきてのアイドルもそう(昔は、アイドルはウンチしないって本当に思われていたと思う)、「クリスマスの約束」が出てきての音楽もそう。

 

ドキュメンタリー性が増すというのは「物語」が求めらているということだと思いますが、そもそも「物語」が求められているのか、あるいは情報が増えるというのは、物語が生まれるということなのか。

 

とにかくそういう時代ですね。

 

逆にいうと、ドラマと映画とか、そもそも「物語」にさらに情報が足されるということはどういうことなのか、もちろん、メイキング的な映像とかはありつつ、他のものに比べて、情報が乗せにくい気もしていて、そこに課題もチャンスもある気もしています。

 

「クラウドファンディング」とか、作り方の方に物語性が生まれるということなのかなあ。この辺りはもっともっと研究が必要ですね。

 

ちなみに『SASUKE』の全挑戦者の映像は『Paravi』で全て見れるそうです。そういうのもいいですね。