
我が家の倉庫に眠っていた自転車、深谷産業の【GANWELL】
以前、友人から貰ったものです。
すでに改造されていて、クロスバイク仕様のバーハンドルに変更され、
泥除けもありませんでした。本来は、スポルティーフと言う小旅行用の自転車です。
もう30年近く経過していて、至る部品が錆びていたのをレストアしました。
全ての部品を取り外し、フレームだけにして、Yさんに塗装をして頂きました。
大昔、自転車小僧でしたので、当時集めた部材は大切に保管してありました。
もう、40年近く経過していますがね。私は物持ちがいいのです(笑)
スギノのギヤ52と33を組み合わせ、坂道でも走れるようなギヤリング。
クランクと、前後のデレイラーもサンツアーに総取り換え。
ハンドルはランドナーバーに変更。ブレーキレバーもダイヤコンペに変更。
もう昔の面影はありません。結局、リムだけは昔のままです。
新たに組上げたのと変わりません。大変な労力でした。
殆どが古い部材で組上げましたが、今回、ワイヤー類と、チェーン、サドルは、
自転車屋さんで購入。
本来、サドルはブルックスの革サドルでしたが、経年でひび割れしていたので、
思い切って取り換えました。
ペダルは、大切に取ってあった、リオター製の鉄ペダル。
昔は、レオタードと言っていましたが、今はリオターと呼ぶようです。
泥除けが無いのが残念ですが、ほぼ当時物のパーツで組上げましたので、
スポルティーフの復活です。分かる方には分かるでしょうね(笑)
現在、スポルティーフと言う車種は無いようです。クロスバイクとか、ロードバイク
とか言われています。ただ、同じ700Cのタイヤです。
フレンチバルブ用の空気入れが破損していて、今回新調しました。
何とも小さなインフレーターになりましたね(笑) 時代の流れを感じました。
トゥクリップも装着。ただストラップベルトが革製じゃないのが気に入りません。
近々オークション等で購入する予定です。。
バーテープも久々に巻きました、けっこう体が覚えていて何とか巻けました。
以前組上げ、復活させたキャンピング車があるので、このスポルティーフは、
息子が乗る予定です。ただ、ママチャリしか乗ってないので、非常に心配ですが。
さて、Yさんもロードバイクを二台購入したようです。
眺めて? 楽しんでいるようです。
触発され、愛車のキャンピングカーで、久々に金華山に上ってみました。
岩戸公園側から登ります。坂道が厳しく、汗が噴き出します。

徒歩で登山している人が沢山います。
殆どがお年寄りです。元気なご老人から、すれ違いざま何度も挨拶されますが、
挨拶を返すのが実に辛い。息絶え絶えで登っていてそんな余裕はありません。
ロードバイクに乗った人には抜かれました。大勢のサイクリストが登ってます。
ただ昔のサイクリストと違い、派手なサイクリングウェアと、ピチピチなパンツ、
ヘルメットと言う姿です。
私はジャージに、釣りのシムスのキャップです。こんな人は居ませんね(笑)
自転車もクロモリの重いキャンピング車だしね。
途中、何度もフラフラになり休憩しながら、何とか辿り着きました。
多くのサイクリストには、あっけなく抜かれましたねぇ~
高校生の頃、一気に展望台まで駆け上がっていましたが、今は車体が左右にフラフラ
して、何とも危なっかしい。実に恥ずかしいですね。

やっと展望台に到着。帰りは岐阜公園側に降りて、長良川を横目で見ながら
鵜飼大橋から岩戸トンネルを抜けて帰路へ。
途中、やまとまんが私を目撃し、クラクションを鳴らしたそうですが、気が付かず。
久々のツーリングでしたが、車で走っていては気が付かない風景も
自転車でしか見えない、また違う風景が見えてきます。
いい休日でした。またチャレンジします。
今回、失敗したのは、工具を忘れたのと、帽子の選択です
フロントディレイラーがイマイチ不良で、微調整が必要でした。
また、スピードが出る下り道、普通のキャップはいけませんね、飛ばされます。
サイクリング用の手袋も是非欲しいところです。
年齢に応じてギヤも選択しないと、金華山は急坂が多く登れません。
前後1対1ぐらいじゃないと、年寄りには正直厳しいです。
前が26の極小ギヤだから登れました。
しかし、自転車は、実にいい趣味だね。
昔のようにキャンピング車に荷物積んで、旅がしたいなぁ。
ただがむしゃらに走るのじゃなく、観光地を回りながら、道草しながら、
美味しいもの食べて、温泉に浸かって余裕のある旅がいいなぁ。
行く時間があれば だけれど・・・・