宇宙の兄弟たちへより
以下転載
人間とはどのような存在でしょうか?
その定義には色々とありますが、重要な要素として、人は真実を探求する生き物だという性質があります
人は答えを求め、見つけ出そうとする生き物です
それはおもに、自分自身とは何か?自分はどんな存在なのか?人間とは何なのかという疑問と、世界はどのような仕組みで動いていて、どのように成り立っているかを知りたがるものです
単純に言うと、自分の内側と外側の探求といえます
内側の探求とは、自分とは何者なのか?という探求に通じますし、外側の探求とは、世界はどのように成り立っているのか?という探求に通じます
そして各々が答えを求めて探求し、その答えに基づいて生きようとしています
人間は生まれて来る時には、すべての記憶を封印して地上に降りてきます
かつて別な人生を生きていた事、前世での経験や、過去世で得た知識を封印し、新たな環境に生まれてきます
そうしてその時代の価値観や考え方を取り入れながら、自分でまた探求をしていきます
過去の記憶があるのなら、どうしてもそうした知識に捕らわれて、新たな探求心を持って世界を見る事も難しくなってきます
いちど原点に戻ってから、また自分や世界の探求を続けるわけです
その意味は、探求していく事そのものが目的であり、真実を探求していく事が人間である条件だからだと思います