オプション理論は、現代ファイナンス理論の中核を占めているといわれている。それは、裁定機会が存在しないという仮定の下では、比較原則が際立った力を発揮するからだそうである。だから前章で述べられた方法だけで、殆どのオプションの問題を解くのに十分ということである。
しかし一方で、この理論の連続時間版、および2項格子理論の拡張が存在し、これらは金融について新しい洞察を与え、より複雑な派生証券を考えることを可能とするということで、本章では、次のような項目について述べられている。
「ブラックーショールズ方程式」、「コール・オプションの式」、「リスク中立評価法」、「デルタ」、「複製、合成オプション、ポートフォリオ・インシュアランス」、「計算手法」、「エキゾチック・オプション」、「保管費用と配当」、「マルチンゲールによる価格付け」