第8回目のセミナー(首都大学東京 SABA講師)は、前半でルネサンス期の「フィレンチェの主要な建築物」の紹介」を受け、後半は「13世紀末から14世紀初頭のイタリアの情勢」についての講義だった。
当時のイタリアの五大強国(自治都市国家)は、「ミラノ、ジェノヴァ、ヴェネツィア、フィレンチェ、ナポリ」で、これらが5極構造をなしていたそうだ。これらの地域は、自由な市民、自治都市の世界であり、すでに貴族支配が妥当され、農業・軍事的社会に代わって、市民・商人的社会が作り出されていたそうだ。
しかし13世紀末になっても、イタリア民族という連帯意識が全く存在しなかったそうである。