いつもありがとうございます。
一年で最も売上が少ない冬の時期が終わろうとしています。
企業によっては年度末や人事異動など、何かと忙しい月を迎えています。
柴田屋酒店は9月が新年度の始まりで、3月は下半期のスタート月でもあります。
上半期の振り返りをし、新たな挑戦が始まりました。
皆様に更に喜んでいただける商品やサービスを、これからもご提案して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
先日、コロナ後初めてオーストラリアの生産者を訪れました。
この4年間は様々な苦労をしてきましたが、何とか乗り越えることができました。
その間、生産者の皆様から多くの励ましや勇気の出る言葉をいただきました。
本当に感謝しております。
その分、これから彼らのお酒を正しく伝え、販売に繋げることが私達の使命だと思っています。
オーストラリアの柴田屋オリジナルワインとして、「キリビンビン」「メタラ」「チョークヒル」があります。
まだお取り扱いのない方は、サンプルもご用意できますので是非一度お試しください。
2月に発表されたサクラアワード2024では、「キリビンビン」がダイアモンドトロフィーを受賞し、その他「チョークヒル」「キリアンフン」「カサモンテス」など7生産者、計26アイテムが受賞することができました。
これからも自信を持ってご提案させていただきます。
オーストラリアに行って驚いたのは、物価が非常に高いことです。
空港で、ミネラルウォーター500mlのペットボトルが3.5ドル(約350円)、コカコーラが6.99ドル(約700円)でした。
メルボルンでのアルバイトの時給は2500円だそうで、土曜日は1.5倍、日曜日は2倍というお店もあるそうです。
クロワッサン専門店「LUNE」の本店に行きましたが、一つ9ドル〜15.5ドルするクロワッサンに約1時間並びました。
都心から離れた人通りの少ない倉庫のような建物に、クロワッサンを求めてわざわざ集まるのです。
様々な繁盛店にも伺い、お店のデザイン、フードの工夫、盛り付け、食器の使い方と、とても勉強になりました。
その中で一際目を引いたのが「サーバーさんの存在」でした。
お出迎えから商品の説明、バッシングなど、とても丁寧に自信を持って対応してくれました。
そしてご年配のサーバーさんが生き生きと働いている光景をたくさん見ることができました。
Bills本店では、50歳を超える方が楽しそうに素晴らしい接客をしていました。
年を重ねたサーバーさんが自ら選んだ道で自分らしさを表現するのを見て、
「素敵だな、日本の飲食業界もそうありたいな。僕には何ができるかな」
そんなことを考えていました。
3月13日に、第17回S1サーバーグランプリ決勝大会が大阪にて開催されます。
オンライン投票や、後日アーカイブ視聴も可能になりました。
日本の外食の未来がそこにあるかもしれません。
是非ご覧いただき感じてもらえればと思います。
これからも飲食業界の発展のために、社員一同汗をかかせていただきたいです。
引き続きご指導の程、よろしくお願い申し上げます。