新年、あけましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2025年を振り返りますと、私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化した一年だったのではないでしょうか。そのような中、柴田屋は新たな挑戦を重ねた一年でもありました。

 

 まず、株式会社 SHIBATAYA Brewery & Distillery を設立し、埼玉県狭山市にクラフトビール醸造所を開設いたしました。これにより首都圏の飲食店様へ、出来立てのビールを直接お届けできるようになりました。

 美味しさを最大限に引き出すため、あえてノンフィルター・非加熱処理とし、冷蔵商品として生産しております。そのため空冷サーバー専用商品となりますが、扱いにくいと感じられるお客様のためにオリジナル缶ビールでの販売も開始いたしました。小ロットで導入しやすく、ご好評をいただいております。今後はビール以外のお酒の製造にも挑戦してまいります。

 

 また、株式会社 Selestaでは新たな取り組みとして、イタリアの「ロゾレット」やスペインの「ボデガ・クアトロ・ラジャス」などの新商品に加え、今年から韓国産生マッコリ「ナルマッコリ」を発売予定。甘味料に頼らない、米の自然な甘みのナチュラルライススパークリングです。従来のマッコリとは全く異なるタイプですので、ぜひお試しください。

 さらに、ノンアルコール飲料の取り扱いも拡充いたします。例えばオーストリアの生産者がつくる「ヌル ボック ヌル」は、ワイン用ブドウのグリューナー・フェルトリーナーを使用した本格派で、ワイングラスで楽しめる食事に合うノンアル商品です(今春入荷予定)。昨今のスマドリ需要を取り込む、新しい選択肢として期待しております。

 

 そして9月には、オーストラリア・メルボルンにて SHIBATAYA Australia を設立し、営業を開始いたしました。

 現地では昨年「酒サムライ」 https://sakesamurai.jp/ を拝命された黒川豪人氏と共に活動しております。これは単に日本酒や和酒を販売するだけでなく、日本の外食企業が海外へ進出し、世界中の人々を笑顔にするお手伝いをするための挑戦でもあります。

 

 昨年は、柴田屋にとって創業90周年という節目の年でもありました。家族、社員・スタッフ、そしていつも応援してくださるお客様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 本年も日本の飲食業・酒類業のお役に立てるよう、柴田屋グループはさらなる挑戦を続けてまいります。初心を忘れず、失敗を恐れず、常にお客様に軸足を置き、社員を大切にしていきます。そして私は恩師からいただいた「人を感じ、本質を捉え、先頭に立ち!」という言葉を胸に、2026年も駆け抜けていきたいと思います。

 課題はまだ山積みですが、一つひとつ丁寧に解決し、柴田屋らしい一年にできるよう社員一同努力してまいります。

 

 引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 いつもありがとうございます。12月で58歳になります。先輩方から「50歳を過ぎると早いよ」と言われていましたが、本当にその通りだと感じます。コロナもあり、気づけばもうすぐ還暦です。そういえば孫も誕生し、いつの間にかおじいちゃんになりました。時間は有限です。これからも自分らしい時間をしっかり楽しみたいと思います。

 皆さんは「アワード」をご存知でしょうか。今年は過去最多の参加をさせていただきました。酒屋という立場に心から感謝しています。

  「アワード」とは、企業ごとに形は異なりますが、年に一度優秀者や優秀店舗を表彰する制度です。大きな会社が予算をかけて開催する場合もあれば、会議室を借りて自前で行う場合もあります。表彰される方々の目が輝いているのを見ると、社員の皆さんも嬉しいだろうなと感じます。経営者や幹部からの労いの言葉、一年の振り返り、これからのビジョンや目標の共有――とても有意義な時間です。

 当社でも社員が20名ほどの頃から続けています。柴田屋の場合は半年に一度開催しています。一年だと長すぎて走り切れないからです。僕はこの「アワード」を通じて、全社員が顔を合わせる機会を大切にしたいと思っています。

 先日もある企業様からご招待いただき、伺ってきました。優秀店舗の活動発表を通じて、社員やアルバイトの皆さんが成功事例を共有していました。「自分たちとはこんなに違うのか」と驚くこともあったと思います。サポート企業を招待する場合とそうでない場合がありますが、どちらにも一長一短があります。オープンにすることで日常とは異なる特別な時間になり、社内外への発信をしっかり考えるきっかけにもなります。

 FLを小数点まで細かく分析していたり、口コミを徹底していたりと、企業のこだわりや経営方針の徹底力を強く感じました。こうした姿勢があるからこそ、今後も成長されるのだと思います。サポート企業として応援したい、という気持ちになります。

 「居酒屋甲子園」や「S1サーバーグランプリ」をご存知でしょうか?(居酒屋甲子園 https://izakaya-koshien.com/  S1サーバーグランプリ https://hanjyoten.org/) 

 これらは企業内のアワードではなく、いわば他流試合です。他社の取り組みや活動を知る貴重な機会であり、とても勉強になります。こうした文化は日本の外食業界の良さだと思います。「ライバルではなく、一緒に業界を盛り上げていこう!」という目的だからです。もしご興味があればぜひお声がけください。自社のアワードについてもご相談いただければと思います。僕の友人に「アワード請負人」がおります。

 日本の外食産業は、今後さらに日本の活力を支える存在になると信じています。大変なこともあると思いますが、

一緒に乗り越えていきましょう。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

 いつもありがとうございます。もうすぐ年末ですね。近年は秋が短くなったように感じ、少し寂しさを覚えます。私は春と秋が大好きなので、なおさらです。

 いよいよ繁忙期の12月に向けて、皆様のお店では準備が整ってきている頃でしょうか。

 スパークリングワインのグラス提供、メニュー変更、クリスマスディナーコースの企画、予約画面の更新、年末に向けたスタッフ教育など、11月中に対応すべきことが多くあるかと思います。そんな中、最近はさまざまなご相談をいただく機会が増えてきました。

 たとえば、「以前より利益が出にくくなっている」「原価率・人件費率・水道光熱費が高騰している」「人手不足で営業時間を短縮している」「定休日を設けざるを得ない」「SNS投稿や販促に割く時間が足りない」「出店コストが高騰している」「物件が見つからない」など、要因は多岐にわたります。そして、お話を最後まで伺う頃には、ご自身でどうすればよいかの答えを見つけていることも少なくありません。私たちに話すことで、現状を冷静に整理し、これまでどのように乗り越えてきたかを思い出すことで、気持ちが整い、前向きに対策に取り組めるのではないかと思います。どうぞいつでもご相談ください。

 ただ、昨今では従来のやり方だけでは難しい場面も増えてきました。事業構造や環境そのものが変化しているためです。すべてのコスト増を吸収するには、売上や利益を上げるか、経費を削減するしかありません。売上は「客単価 × 客数(既存+新規)」で成り立ちます。どの数字を伸ばすために施策を打つのか、そのために新たなコストが発生する可能性もあります。

 客単価を上げるには勇気が要りますし、原価が高騰する中で原価率を下げようとすると、メニューの質が落ちてしまう懸念もあります。果たして常連のお客様はそれでもついてきてくださるのか——。一人で悩んでいても解決が難しいことは多々あると思います。ぜひ私たちにご相談ください。一緒に問題を解決していきましょう。

 私たちには、素晴らしいサポート企業様が多数いらっしゃいます。私たちだけでは解決できないことも、連携して対応できます。どうぞ遠慮なく、お気軽にご連絡ください。

 先日、あるお店が閉店されるというお話を伺いました。理由は売上不振とのことでした。閉店は、柴田屋にとっても酒類の取引が減ってしまうため、できれば商売を続けていただきたいと願っています。しかし、健全な経営が難しい場合は、早期の撤退もやむを得ないと考えています。 私たちは、お客様と長くお付き合いを続けていきたいと願っています。ですから、閉店の際には次に入居される方をご紹介するなど、できる限りのサポートをさせていただきます。スケルトンでの撤退は、現在非常にコストがかかるため、既存のお店に集中していただくことも大切です。

 私は社員に「“お取引き”と“お付き合い”は違う」と伝えています。前者は商売上の関係のみですが、後者は商売を超えて、一生お付き合いさせていただくパートナーだと考えています。ありがたいことに、長くお付き合いをさせていただいているお客様が増えており、心から感謝しております。

 柴田屋には「社内を見るな、お客様だけを見ろ!」という言葉があります。これからも柴田屋は、飲食業界の発展のために、

お客様を第一に考え、挑戦を続けてまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。