いつもありがとうございます。

 

 

冬らしい寒さを感じるこの時期は、ワインや日本酒の本格的なシーズンとも言えます。

 

魅力ある商品があまたある中、どうやって選びお客様に伝えるのか、とても時間がかかる作業です。

柴田屋では定期的な試飲会の他に、個別でも対応させていただいておりますので、そのような時には是非、私共にご相談ください。

 

 

今年で 19期目を迎えた一般社団法人「太陽の会」では、毎月外食経営者の皆さんと勉強会をさせていただいております。

2024年もどんなテーマが学びに繋がるのかを考えました。

 

国内の消費が低迷する中、やはり海外進出は外せない。

原価の高騰に対しては、仕入れ先の見直しや生産者を紹介できないか。

外国人雇用についてのメリットや課題など、今年もたくさん学ばせていただきます。

 

私が受け持つテーマはというと、「各社の成長戦略」についてです。コロナ禍では先が見えず、何も考えることができませんでした。

また、考えたところでどうなるか全く予測ができませんでした。

2023年が終わり、通年で先が見えるようになってきたこともあり、「5年後の成長戦略」と題して発表してもらおうと思っています。

これまで考えたことがない方も、この機会に考えてみようと伝えています。

各社どんなアイデアや計画が出てくるのか、今から楽しみです。

 

 

柴田屋グループの成長戦略は「世界S AK E–YA構想」を掲げています。

簡単に言うと「SAKEの6次化×グローバル展開」です。

現在はクラフトビールを製造していますが、今後はその他のお酒も検討しています。

また、それを販売する店舗や飲食店も引き続き挑戦していきます。

そして、国内は東京だけでなく、その他の地域の皆様からも必要とされる企業を目指したいと思っています。

もちろん日本だけではなく、現在展開しているタイ、韓国、イタリアの他にも挑戦していきます。

そのためにはリーダーの育成や、社内の仕組みの強化をしていかなければなりません。

その基盤をしっかり作り、若いメンバーがチャレンジできる環境を作っていく所存です。

 

 

もう一つの動力としてM&Aを活用していきます。

現在まで4社の実績があります。コロナが明け、非常に多くの企業がグループ化を望まれています。

同業者も同様です。

当社は2018年にホールディングス化しました。

グループ内の事業会社の管理部門を一本化するという目的で、それにより経営企画本部が充実し、他社へのサポートも可能になりました。

この機能を活用して、M&Aを促進させて行こうと考えています。

できるかできないかではなく、どうやったらできるのかを念頭に置き、「人と人をSAKEで繋ぎ、世界中を笑顔にする」というミッションの実現に向けて挑戦して行こうと思います。

 

引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。