新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
12月の営業はいかがだったでしょうか?
2022年の12月はまだコロナが2類でしたが、かなり人流が戻ってきた印象で、少しホッとしたことを覚えています。
ではこの12月はというと、昨年を上回るお店が多かったようです。
皆様からのご注文に対応できるよう、また様々なご相談にお応えできるよう、柴田屋では2年前に対策を打ち、採用の強化をして参りました。
もちろん費用はかかっておりますが、あの時この決断をしておいて本当に良かったと思っております。
たくさんのご注文をありがとうございました。
これからも少しでも皆様のお役に立てるよう精進して参る所存です。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
年始ということで、少しマクロ的なお話をしたいと思います。
先日、一般社団法人日本飲食団体連合会(食団連)の総会が開催され、今期も理事を重任することになりました。
この団体は、全国の飲食団体を束ねることで、飲食業界の声を一つにまとめようとしています。
コロナ禍で協力金や助成金が支給されたのは、この団体の前身の方々が政府に掛け合ってくれたおかげです。
今後も飲食業界の課題や問題点を政府に伝えるためにはこのような団体が必要ということで、2021年12月に発足し、昨年12月で2年が経過しております。
その間、全国48団体が加盟し、そこから様々な意見を集約、産業自体の課題を洗い出しました。
①雇用問題(労働時間、外国人採用、留学生向けビザ発給など)
②労働問題(未払い残業、社会保険問題など)
③コスト構造問題(原材料費の高騰、2024年問題の影響など)
④インバウンド対策の遅れ(2030年には6000万人の受け入れなど)
⑤金融資金問題(事業融資、設備投資など)
これらが食団連が今後活動をすべきテーマだと認識しております。
私はコロナまで、正直政治には興味がありませんでした。
どうせ何をしてもどうにもならないと諦めていたからです。
ところが、然るべき方々の努力によって世の中のルールを変えることができることを知りました。
飲食業界で働く人は400万人以上とも言われています。
我々が一つになり、より良い業界にすることで、次の世代にも魅力のある仕事、将来なりたい仕事に映るのではないでしょうか。
現在、過去最多の倒産件数が続いております。
完全にコロナが明け、2024年は「何のために」この業界で働いているのかが問われる年になりそうです。
これからも柴田屋は「お客様のご繁盛と飲食業界の発展のため」に、社員一同皆様を応援し続ける所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。