緊急事態宣言下でのオリンピック開幕となりました。

 

 これまで時短営業、酒類提供の禁止など様々な取り組みをしてきましたが、中々簡単にはいかないようです。一時、要請に従わないお店に対して酒類供給の禁止要請がありました。その日はたくさんのお問い合わせをお客様からいただきましたが、ほとんどが、通常営業をしている、またはこれから通常営業に戻す決断をされた方々からでした。 「今まで通りお客様からのご注文には誠心誠意お応えする」。すぐに全社員に柴田屋の見解を伝えました。 

 

 昨年の3月中旬、コロナの蔓延に伴い社内に不安の声が上がりました。そこで全社員に向けて柴田屋の営業方針について説明しました。「感染予防対策を万全に行い、お客様からのご注文には通常通り精一杯お応えする」というものです。

 

 新入社員研修でも、「みんなのお給料は会社が支給していますが、お客様からいただいています」と教えています。今回も同様の理由から即決できました。その後撤回されてホッとしていますが、1日も早い終息を祈るばかりです。そしてまた外食を通じて日常のコミュニケーションが取れる日を望むばかりです。

 

 そんな中、コロナになって改めて気付いたことがあります。それは「伝え方の大切さ」です。

 

 柴田屋では「こだわり通信」というお客様向け情報誌を18年前から作っています。お客様に少しでも有益な情報をお届けしたい、商売のご繁盛のお役に立ちたい、という気持ちから生まれました。

 

 中には商品の情報だけでなく、無料の試飲会や勉強会なども企画し掲載しました。ところがお客様に聞くと「見ていない」「届いていない」という声がありました。そして営業や配送が届けていないことがわかりました。

 

 さらに届けていても読んでいただいていないこともわかりました。一部をお店に届けたからといって、スタッフさんや店長さんが見ているとは限らないからです。また、経営者の方にも読んでいただきたいので、事務所に郵送したりもしました。そしてこのコロナです。酒類が提供できず、季節商品や賞味期限のある商品が山積みになっていきました。

 

 そんな時、社内で「LINE」による伝達方法を検討しました。もしこだわり通信が届かなくても情報がお届けできる。タイムリーに旬な情報をお届けできる。そしてその場で発注もできる。お伝えしたい内容は同じでも、伝え方によって情報がお届けできないのでは悲しくなります。

 

 この度正式LINEアカウントを設けました。飲食店の皆様、是非ご登録をお願い致します。

 

【飲食店様専用】柴田屋酒店の公式LINEアカウント

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