いつもありがとうございます。

 

3月の営業はいかがでしたか?

気温はあまり上がりませんでしたが天気の良い日が続き、祭日があり、日数も1日多く、週末の数も5回ありました。

しかし、売上は好調というお店も中々利益が出せない、人材不足で思うような営業ができないといったことを耳にします。

また、コロナ禍で始めたE Cやデリバリー事業など新規事業を、今後どうしていくのかを相談されることもあります。

各社様々な工夫や改善をされていると思います。

コロナが過ぎ去った今、これから何をしていけばいいのでしょうか。

 

 

 

 

柴田屋は新たな取り組み(新規事業)を考える際、「商品×販売チャネル」という基本的な考えがあります。

①既存→既存(現在の商売)

②既存→新規(同じ商品を新しい売り先に販売する)

③新規→既存(新しい商品を現在の売り先に販売する)

④新規→新規(新しい商品を新しい売り先に販売する)

 

 

 

まずは①を強くしていかなければ生き残れないので、常に商品やサービスの見直しをしています。

またそれがお客様に受け入れられているのか、必要とされているのかを確認します。

もし販売が順調であれば、それを新しいお客様に展開していきます。

そして今度はその新しくできた売り先に、新しい商品を提案していきます。

一番難しいのは④です。これは今まで手をつけたことがありません。当たり前だと思われるかもしれませんが、私たちはこのような考え方で新規事業を検討しています。

 

 

 

柴田屋も小売店、飲食店、惣菜店を経営させていただいています。その際、常に①ができているのかを確認します。もし上手くいけば別の場所、②に出店します。また、そのエリアに別のお店を展開できないか検討します。

 

 

2月から広島の酒販店さんをグループ化させていただきました。これは②の考え方です。また、柴田屋KOREAに日本人の営業を増員しました。目的は既存商品である日本酒や和酒に加えて、新たな商品ラインナップとしてワインを加えるためです。そうすれば既存のお客様に新しい商品をご紹介できます。これは③の考え方です。もし何か新たな挑戦をしようとお考えであれば是非ご相談ください。少しでもお力になりたいと思っています。

 

 

ここまで書いてきて、やはり①をいかにしっかりやり切るかがとても大切だと感じています。柴田屋はこれからも新規事業に挑

戦しつつも、本業である業務用酒販店をブラッシュアップし続けていきます。そして飲食店の皆様から必要とされる会社を目指し

ていきます。引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。

 

 

いつもありがとうございます。

 

一年で最も売上が少ない冬の時期が終わろうとしています。

 

企業によっては年度末や人事異動など、何かと忙しい月を迎えています。

 

柴田屋酒店は9月が新年度の始まりで、3月は下半期のスタート月でもあります。

 

上半期の振り返りをし、新たな挑戦が始まりました。

 

皆様に更に喜んでいただける商品やサービスを、これからもご提案して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

先日、コロナ後初めてオーストラリアの生産者を訪れました。

 

この4年間は様々な苦労をしてきましたが、何とか乗り越えることができました。

 

その間、生産者の皆様から多くの励ましや勇気の出る言葉をいただきました。

 

本当に感謝しております。

 

その分、これから彼らのお酒を正しく伝え、販売に繋げることが私達の使命だと思っています。

 

オーストラリアの柴田屋オリジナルワインとして、「キリビンビン」「メタラ」「チョークヒル」があります。

 

まだお取り扱いのない方は、サンプルもご用意できますので是非一度お試しください。

 

2月に発表されたサクラアワード2024では、「キリビンビン」がダイアモンドトロフィーを受賞し、その他「チョークヒル」「キリアンフン」「カサモンテス」など7生産者、計26アイテムが受賞することができました。

 

これからも自信を持ってご提案させていただきます。

 

 

 

 

オーストラリアに行って驚いたのは、物価が非常に高いことです。

 

空港で、ミネラルウォーター500mlのペットボトルが3.5ドル(約350円)、コカコーラが6.99ドル(約700円)でした。

 

メルボルンでのアルバイトの時給は2500円だそうで、土曜日は1.5倍、日曜日は2倍というお店もあるそうです。

 

クロワッサン専門店「LUNE」の本店に行きましたが、一つ9ドル〜15.5ドルするクロワッサンに約1時間並びました。

 

都心から離れた人通りの少ない倉庫のような建物に、クロワッサンを求めてわざわざ集まるのです。

 

 

 

様々な繁盛店にも伺い、お店のデザイン、フードの工夫、盛り付け、食器の使い方と、とても勉強になりました。

 

その中で一際目を引いたのが「サーバーさんの存在」でした。

 

お出迎えから商品の説明、バッシングなど、とても丁寧に自信を持って対応してくれました。

 

そしてご年配のサーバーさんが生き生きと働いている光景をたくさん見ることができました。

 

Bills本店では、50歳を超える方が楽しそうに素晴らしい接客をしていました。

 

年を重ねたサーバーさんが自ら選んだ道で自分らしさを表現するのを見て、

 

「素敵だな、日本の飲食業界もそうありたいな。僕には何ができるかな」

 

そんなことを考えていました。

 

 

 

 

3月13日に、第17回S1サーバーグランプリ決勝大会が大阪にて開催されます。

 

  https://hanjyoten.org/

 

 

オンライン投票や、後日アーカイブ視聴も可能になりました。

 

日本の外食の未来がそこにあるかもしれません。

 

是非ご覧いただき感じてもらえればと思います。

 

これからも飲食業界の発展のために、社員一同汗をかかせていただきたいです。

 

 

 

引き続きご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

冬らしい寒さを感じるこの時期は、ワインや日本酒の本格的なシーズンとも言えます。

 

魅力ある商品があまたある中、どうやって選びお客様に伝えるのか、とても時間がかかる作業です。

柴田屋では定期的な試飲会の他に、個別でも対応させていただいておりますので、そのような時には是非、私共にご相談ください。

 

 

今年で 19期目を迎えた一般社団法人「太陽の会」では、毎月外食経営者の皆さんと勉強会をさせていただいております。

2024年もどんなテーマが学びに繋がるのかを考えました。

 

国内の消費が低迷する中、やはり海外進出は外せない。

原価の高騰に対しては、仕入れ先の見直しや生産者を紹介できないか。

外国人雇用についてのメリットや課題など、今年もたくさん学ばせていただきます。

 

私が受け持つテーマはというと、「各社の成長戦略」についてです。コロナ禍では先が見えず、何も考えることができませんでした。

また、考えたところでどうなるか全く予測ができませんでした。

2023年が終わり、通年で先が見えるようになってきたこともあり、「5年後の成長戦略」と題して発表してもらおうと思っています。

これまで考えたことがない方も、この機会に考えてみようと伝えています。

各社どんなアイデアや計画が出てくるのか、今から楽しみです。

 

 

柴田屋グループの成長戦略は「世界S AK E–YA構想」を掲げています。

簡単に言うと「SAKEの6次化×グローバル展開」です。

現在はクラフトビールを製造していますが、今後はその他のお酒も検討しています。

また、それを販売する店舗や飲食店も引き続き挑戦していきます。

そして、国内は東京だけでなく、その他の地域の皆様からも必要とされる企業を目指したいと思っています。

もちろん日本だけではなく、現在展開しているタイ、韓国、イタリアの他にも挑戦していきます。

そのためにはリーダーの育成や、社内の仕組みの強化をしていかなければなりません。

その基盤をしっかり作り、若いメンバーがチャレンジできる環境を作っていく所存です。

 

 

もう一つの動力としてM&Aを活用していきます。

現在まで4社の実績があります。コロナが明け、非常に多くの企業がグループ化を望まれています。

同業者も同様です。

当社は2018年にホールディングス化しました。

グループ内の事業会社の管理部門を一本化するという目的で、それにより経営企画本部が充実し、他社へのサポートも可能になりました。

この機能を活用して、M&Aを促進させて行こうと考えています。

できるかできないかではなく、どうやったらできるのかを念頭に置き、「人と人をSAKEで繋ぎ、世界中を笑顔にする」というミッションの実現に向けて挑戦して行こうと思います。

 

引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。