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インフォームド・コンセント

いきなりだけど、やはり「インフォームド・コンセント」を介護する側も、される側も十分知って、互いに同一の目的指向を確認しながら行うべきではないのか、そんな考えが最近つきまとう。

【インフォームド・コンセント(IC):informed-consent(説明と同意)のこと。患者が自分の病気と医療行為について、知りたいことを“知る権利”があり、治療方法を自分で決める“決定する権利”を持つことをいう。80年代半ばから日本でも必要性が認識されてきている。/healthクリック > 健康用語辞典 から

そもそも、ICはだれが、或いは誰と誰が行うのか、単に医師と患者の間のこともあり得るであろうが、とりわけ認知症の場合、一体誰が同意するのだろうか、本人?家族?それとも他の誰か?この他の誰か(法定代理人とかではなくて)、つまり医学的知識を備え、個人・家族を知る誰かが適切なアドバイスと本人にも理解できる言葉で時間をかけて、説明し同意を得ることがあっても良いのではなかろうか、ケアー・マネジャー(CM)はケアーをマネージするわけであるから、この他のだれかにふさわしいと考える。
そのくらいの情報とプランニングマネージそして関係者への情報共有(周知)ができないCMは本来のケアマネとは言えない。

ところが現状は、家族が望まないから、本人は認知症だから、ケアマネがそこまでは・・・となり、肝心の本人はつんぼ桟敷(あ、これ不適切用語かな)というか、蚊帳の外。本人が認知症を患っている場合でも、瞬間瞬間の会話には本人の意思が反映されていることが多い。いろいろな状況下でインフォームすることにより本人の意思を聞きだすことは可能と考える。その上で家族による決断となっても良いのではないだろうか、告知される当事者の苦悩が大きいことも予想されるが、だからこそ現状を受け入れて、次のステップを介護者と共に見出すことをやらなければ、当事者の混乱は拡大するばかり、そのように思われる。

「私はここで何しているの?」、「ここは何なの、老人ホーム?」、「どうして私はここにいるの?」、
「私は何をしたらいいの?」、「私はどこも悪くないのに、、」介護の現場で聞かれるこれらの声に対して、介護する人たちが思い思いの回答をし、統一していないという現状も、本人をますます混乱に陥れていると思えてならない。

「インフォームド・コンセント」を踏まえた総合的なケアプランとそれらの情報共有は介護の課題であろう。

海へ、

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青空をバックに、いざ出発!





♪♬~ ついておいでよ~

矢切りの渡しで柴又へ渡り、




葛西臨海公園に到着。


入口はどこ?

探していると、、

管理人風のおじさんが、、

「ここから入っていいよ」

林の中を指さして、、、

イイの??!

水などのんで・・・



しばらく行くと、、海。


魚も暑さにバテたのかも、、
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皆さんの「熱中症に気をつけて・・」

そんな声もなんのその、

これでバッタリ逝ければそれもマタヨシ。

そうはいかぬが世の常だけど・・・

もちろん無理はしてません。

やせ我慢もね。




旧江戸川沿いの  《お船・・》

フランスより数は多いかも、、、




土手から見える破壊中のビル、、

・・・というか、HLM (Habitation à Loyer Modéré )だね、、、






新しく建設された 北総線下。





そして戻りの終点は、

海から25km

そこには筑波エクスプレスの鉄橋が見える。

往復50kmの旅、『海へ』



いろいろなものが見える、

有意義な旅でした。

また行くことにしよう。

お手玉、チャック、虫食い小豆

デイサービスにて、お手玉ができるという利用者がいて、早速、彼女たちを連れてお手玉探しに行った。
どこに売っているんだろう・・・、意外とない。結局100円ショップで布、針、糸、スーパーマーケットで小豆を買い、作ることにした。私も横で教えてもらいながら、何んとか出来た。
ちょっと大きめのと小さめのもあり、不揃いのお手玉がまたイイ。
ところが利用者さん、これではやりにくいと大きさ修正。すばらしい技術と手際の良さに、ただただ感心するばかり。
3個出来たところで、いよいよお手玉披露。
「昔は3個やるの出来たのに・・・出来なくなっている、、、。」利用者さんは残念そう、1,2回はできるのに続かない・・・。
『大丈夫ですよ。明日もやればできるようになりますよ。あっしなんぞ、全くできないんだから、まだましですよ』
『明日もまたやりましょ。チャック遊びを・・・』
そういえば、、お手玉のことを『チャック』って読んでいたような、
《それは東北の方の呼び方よ.》と違う利用者。
音がチャック・チャックとするからだそうだ・・・なーるほど、、

そんなにいい大豆を使うのはもったいないから、
昔は虫食いのを使ったのよ、お店に虫食い小豆もちゃんと並んでいたそうな、、これまた・・・なーるほど。
家でカミさんに話して聞かせたら、
「でもね、虫食い小豆は後で大豆も砕け、お手玉の中から粉が出てきたりで、
家では虫食いは使わなかったわ」
これまた、なーる程。

それにしても、この作り方と遊び方、今の子供にも教えてほしいな、
そういう機会を探してみよう。

『愛染かつら』って・・・?

ボクの行っているデイサービスで・・・、
 (利用しているのか?って・・・、、一応、お世話させていただいているのだけれど・・、まぁ、一緒に暮らす、共同生活の様なものかもしれない・・。・・・それは、ともかく、)
iPadの活用は日々増えている。ラジオ体操をTVにケーブルで接続して、大きな画面を皆で見ながら、椅子に座りながらの体操とかも、、(ラジオ体操では椅子に座りながらのバージョンもあるんですよね、良くできている)、
定期的にやるようになった。
午後の時間のあいたときは、カラオケとか、、唱歌を皆さんで歌ったりとか、、
お若い介護人はAKB48とか、、、イマイチ乗りが良くないけれど、、、。
そして誰かが『愛染かつら』をリクエスト。
なーんと、、皆さん知っていますねー。
音譜~は~なも 嵐も 踏み越えて、行くが男~の生き~る~道~、、、音譜

そこで、AKB48介護人、「愛染かつら」って何ですか?
頭にかぶる 「鬘(かつら)」じゃないんですか?

デイサービスにいる多くの人からすれば、そんな頓珍漢な質問をするのは考えられないことですが、、
社会と歴史・文化が人のライフに与える影響は大きいですね。
これも、ライフコース論のコルホートの相違と言えそうです。

ところで「愛染かつら」、あなたはご存知ですか?
桂の木のことですよね。この木のもとで、愛を誓う。愛に染まった桂の木と言うわけでしょうね。
へー、上田市では天然記念物になっている。「愛染カツラ」


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出典:楽天HPより:http://plaza.rakuten.co.jp/roberobe1963/

介護現場でのiPad活用

ボクにとってiPadは音楽だけでなく、大学(iTunes U)、ビデオ、辞書、駅案内、ニュースソース(朝日は来月から有料になるのでやめるけれど・・・)、まぁゲーム系も、、、そして筆談も・・
筆談パッド
これを見つけた時、iPadは介護の味方と確信した。

少し認知の進んだ母の写真をスキャンして、同じくiPad【写真】に取り入れて母に見せたら、非常に興味を示し、今では自分で操作している。
今朝のことは覚えていないが、昔の写真に写る面々のことは、名前からエピソードまでもクリアーに話して聞かせ、聞いてる方も面白い程。

ビデオには孫の子供のころの運動会とか、、旅行のとか、、、、
喜んで見てくれる。

家の中では、wifi環境で、好きな演歌とかをyouTubeから探してやると、一緒に歌いだす。

何んとも介護の現場には役に立つ。

最近はラジオ体操の画像をTVに接続して流すと、一緒に手足を動かしてやっている。

まだまだ活用の幅もアプリも増えそうなiPad。
介護の現場でも離せない。

こんなのも使っていいます。ご参考までに:
筆談パッド:http://itunes.apple.com/jp/app/id367196546?mt=8
介護マニュアル:http://itunes.apple.com/jp/app/id376162489?mt=8
  (提供法人のポリシーはともかく・・・)
介護用語集:http://itunes.apple.com/us/app/id414395304?mt=8

・・・とまぁ、、こんな具合かな、、。