◆キノボリウオって本当に登るの?飼育は難しくないが気をつける。 | サカナ・タチハラ.com

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キノボリウオ

学名:Anabas testudineus

別名:アナバス

派手さの無い地味ビジュアル・・・

名前が印象的なが大きな魚になります。

『キノボリウオ』=『木登り魚』

という事ですが、実際に木には登りません。

登りませんが・・・





多少なら歩きますww

(一瞬、撮影協力してもらいました)

横向きに倒れても、起き上がります。

身体と胸鰭(むなびれ)を器用に動かして前進します。

小さな水溜りのようになる湿地帯では、このように水上を移動して、新たな水溜りへ。

このような移動は、生きるための手段となっているのでしょう。



↑倒れても…



↑起き上がる!

別名アナバス?!

アナバスとは、あの『コップで飼える魚』で知られるベタと同じグループに分類されます!

キノボリウオも多少なりに空気呼吸も出来るんですね。

そして、強靭なジャンプ力を駆使して、行動範囲を広げているタフな魚です。

小枝ぐらいは、乗り越えて移動してしまうのでしょう。

大げさですが比喩的にキノボリウオと呼ばれ始めたのかもしれませんね。



水合わせ数分後にプリズン・ブレイクされました。

ちょっと目を離したスキに、隣の水槽へジャンプされました。

入れたばかりなのに、入れたはずの水槽に居なくてビックリ…誤って袋ごと捨ててしまったかとw

上手いこと移動しますよ。

そして、せっかくなのでそのまま観察してみました・・・

混泳は大丈夫かな?





追い出されたビッグアイキャット

やはりキノボリウオは強かったらしく、流木の下がお気に入りのビッグアイキャットが追い出される結果に。

このように、普段隠れている魚が表に追いやられるのはストレスです。

コンディション低下、病気のきっかけになってしまいます。

なので、キノボリウオは元の水槽へ。

このように地味ですが、タフな魚なので混泳する時には気をつけて下さい。

ではでは(^^)

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