実は、”もう1つの不安”というのは、
燃料に関してでした。


最初に能登半島の壁に跳ね返された時に、
薄々とは感じていた事なんですけど、僕が
想像していた通り、能登半島の北の方には、
遅い時間まで営業しているガソリンスタンド
というのが、やっぱりありませんでした。


僕が、この日に乗っていたバイク(ビリー)は、
燃費が恐ろしく悪い上に(14~15km/ℓ)、
タンクが小さいですので、いつも僕は、100kmの
走行距離を目安に給油する事にしているんですけど、
この時の僕は、すでに110km以上の距離を走っていました。

里山海道を降りて以来、ガソリンスタンドを見つけたら
立ち寄ろうと、ずっと探し続けていたんですけど、
これがまた、一切、見 つかりませんでした。


僕は、穴水インターで里山海道を降りた後は、
国道249号線をちょっと走れば、すぐに宿に
到着出来るやろうと思っていたんですけど、
なかなかどうして、「この道で、ほんまに
合うてるんやろか?」と不安になってしまう
ぐらいに、半分、山道のような街灯もない暗い道を、
結構な時間走り続けんとあきませんでした。

実際に、「この道、ほんまに国道なんか??」
と疑ってしまうような道を、僕は延々と走り続けていました。

まさか、宿のアクセスに書いてあった最寄のインターから、
こないに距離があるとは思いもしませんでした。


時刻は、19時50分を回っていました。

「今日は、もう給油は諦めんとしゃぁないな・・・・・。
まぁ、せやけど、宿に着くぐらいまでは、ガソリン
もつやろう、、、、、。長距離を走ってる時は、
リッター16kmぐらいまでは、燃費伸びるしな・・・・。」

僕は思いました。


せやけ どです!
能登町役場まで、いよいよ残りあと数キロという
ところで、運良く僕は、道路を少し左に入った辺りの
ところに、まだ明かりの点いている、給油機が1つか
2つしかないような小さなガソリンスタンドを
発見する事が出来ました。

藁にもすがるような気持ちで近づいてみると、
年配の男性スタッフが、給油機のところで、
何やら、レジの清算をしているような感じでした。

僕は、声を掛けました。

「まだ、営業やってはりますか?給油、いけます??」


やや細身で、日焼けした顔に、深い皺(しわ)の
目立つ男性が言いました。

「はい。大丈夫ですよ!」


”助かったぁぁぁ~~~~~っっっ!!!!”

僕は、思いました。


給油が完了して、支払を終えた後、僕は尋ねました。

「能登町役場の辺りに行きたいんですけど、
そこの道を真っ直ぐで大丈夫ですかね?」


「はい。もう、あと10分ぐらいで着くと思いますよ。」


道路上にあった案内表示板によると、能登町役場は、
国道249号線を少し逸れたところにありました。

ガソリンスタンドのおっちゃんのお墨付きを得た
僕は、一目散に、役場方面目指してアクセルを捻りました。

雨は、だいぶん小降りになっていました。


せやけど、軽快に走っていたのも束の間、
しばらく走ると、

「この先、通行止め 迂回せよ!」

との看板が現れ、道がトウセンボされていました。

この日は、ビックリするぐらいに、何かと
ツイてへん1日でした・・・・・。


「多分、もう俺、役場のすぐ近くまで来てるはずや。
ここから迂回なんかしたら、役場から遠ざかって
まうんとちゃうか?」

時刻は、すでに20時を回っていました。
もうこれ以上、道に迷っている時間はありませんでした。

僕は、何か目印になるような建物がありそうな
ところまで、来た道を少しだけ引き返してから、
携帯電話を取り出して、三度、宿に電話を掛けました。


「何度も申し訳ありません。今日、行かせていただく
約束をしています、中川です。今、もう能登町役場の
すぐ近くまで来てるんですけど、道が通行止めになって
まして、迂回せんとあかんみたいなんです。役場の方へは、
どないしたら行けますかね?」

電話に出たのは、2度目の電話に出てくれた女性でした。

「今、どこにおられますか?近くに何がありますか?」


「多分、商店街やと思うんですけど、左手に、
北國(きたぐに)銀行の宇出津(うでつ)支店、
いうのがありますわ。」


「北國(ほっこく)銀行の宇出津(うしつ)支店ですね!?」

相変わらずの素っ気ない口調で、女性が言いました。


「あ~、そない読むんですか。ほな、そこですわ!」

(何か、俺、頭悪いみたいやんけぇぇ~~~っ!)


「それでは、その道をもう少しだけ進んで、
”宇出津新町”という交差点を右折してください。
そしたら、役場の方に降りて来れますので。」


(お~、”宇出津新町”いう交差点は、さっき通ったぞ!
あの道を右折か。)

僕は、思いました。


「分かりました。もうすぐ行きますので!
ありがとうございました。」

電話を切った僕は、再び走り始めました。


教えてもらった通りに、”宇出津新町”の交差点を
右折して、しばらく行くと、左手に公衆トイレがありました。

宿は、もうすぐそこやったんですけど、
とりあえず僕は、トイレに立ち寄る事にしました。


雨に打たれ続けていたせいで、手がかじかんでいて、
なかなか、思うように、スムーズに用を足す事が
できませんでした。

寒さ対策の為に、結構、服も着込んでいましたし、
その上から、さらにレインコートも着ていましたので、
なかなか、思うように体を動かす事が出来ませんでした。


ようやく、用を足し終えて、再び、バイクに
跨るまで、ひょっとしたら5分以上は
掛かっていたかも知れません。


幸い、宿は、役場から程近い、分かりやすい
ところにありました。

僕が宿の前に到着すると、多分、電話に出てくれたと
思しき女性が、腕組みをしながら、無表情で立ってはりました。

僕が電話を掛けた場所からなら、普通1~2分も
あれば十分に到着できるはずでしたので、外に出て
待ってくれてはったんやと思います。

「おっそいな~~~~っっ!!!!!」

と、多分、怒ってはったと思います。


悪い事をしました・・・・・。

待ってくれてはると分かっていたなら、
わざわざ、宿を目前にして公衆トイレ
なんかには、立ち寄らんかったんですけど、、、、、


何回も電話を掛けてしまいましたし、
到着も大幅に遅れてしまいました。

多分、僕、相当に面倒臭い客やと
思われていたに違いありません。


ただでさえ、申し訳ない気持ちで宿に到着して
いた僕なんですけど、さらにさらに、女性を長時間、
外で待たせてしまっていたという事が分かった瞬間、
ほんまにもう、僕は、申し訳なさに押し潰されて
しまいそうな気持ちになってしまいました。


3度目の正直で、ようやく到着する事の出来た、
念願の能登半島の宿やったんですけど、喜びは、
一切、ありませんでした・・・・・。


「何で、俺、トイレになんか立ち寄ってもうたんやろ??」

特に、どうしても行きたいという訳では
なかったんですけど、魔が差してしもた、
としか言いようがありません。

何か、この日は、全ての歯車が噛み合うてない、
不思議な1日でした。


最初に、国道173号線を逸れてしまった時点で、
自然の流れに狂いが生じてしもたんやと思います。

こんな事って、あるんですね・・・・・。


思いっきり、結果論ではありますが、
”痛恨の判断ミス”です。

あの時、素直に直進していれば良かったです。。。。。






~続く~





PS//
この日の出来事は、何から何まで、もう嫌。
おまち堂、元気に楽しく営業中です!(誠実)
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あまりの長さに怒ってはる方もいてはりますので(笑)、
今日は、必ず終わらせようと思います。


*「休みの日は、可能な限り、山の土地で過ごす。」


2008年頃から僕は激動期に入りましたが、
2008年~2011年ぐらいまでの僕の
ストレス解消法と言えば、”飲酒”でした。

ほんでもって、2012年頃からは、そこに
”バイク遊び”が加わりました。

せやけど、昔の僕のそれは、”飲酒”でも
”バイク遊び”でもなく、”山の土地遊び”でした。

僕は、2004年に、その土地を買うたんですけど、
当時の僕というのは、闘病の真っ最中でした。

山で、のんびりと過ごした時間が、病気を克服する
大きな原動力になったのは間違いありません。


何しか僕、今年は、少しのんびりとしたいんです。
激動の8年間の疲れを癒したいんです。
ホッと、一息吐きたいんです。

自分で言うのも何ですけど、それぐらいに、
僕、8年間頑張ったと思うんです。

ようやく、6月から元の軌道に戻って来る事の
出来る今年に、のんびりとせぇへんかったら、
今度はいつ、のんびりと出来るか分かりません。

今年は、少し肩の力を抜きながら
過ごそうと思っています。


もちろん、”バイク遊び”は継続します。
せやけど、今年は、そこに”山の土地遊び”が
復活して、さらに”車遊び”が加わります。

今年は、のんびりとリラックスしながら、
大好きな事を楽しむ時間を大切にしたいと思っています。



*「何でも、”後でしよう。”やなくて、”今やる!”」


そして、皆さん!お待たせしました。
ようやく、最終項目です!(笑)


今年は、たくさんたくさん、のんびりとしたいと
思っていますので、その為には、「どないせんとあかんか?」
というと、ずばり!時間を有効に使わんとあかんのです。

やるべき事は、何でも先に済ませておかないと、
それが心に引っ掛かってしもて、心の底から
のんびりとする事が出来ません。


今までの僕というのは、何事も、とことんまで
追い詰められてからやないとやる気が起こらんかったん
ですけど、どうせ、いつかやらんとあかんねやったら、
今年は、何でも先に先にやってしまおうと思っています。

「やるべき事を、今やらない。」というのは、
僕が痛い目に遭うた、「借金をする。」というのと
全く同じで、結局、それは、いつかは返さんとあかんのです。

やるべき事を今やらんかったら、どんどんどんどん
借金が膨らんで行って、結局、自分が苦しくなって
しまうだけなんです。今、楽をすると、後が
しんどいだけなんです。


「時は金なり」とは、上手い事言うたもんで、
時間というのは、ほんまに、お金と一緒やと思います。

今、時間を無駄にして、湯水のように使こてしまうと、
やるべき事がどんどんと未来に溜まって行ってしまい、
そのうちに、何ぼ時間があっても足りんように
なってしまいます。どないに頑張っても、
1日は24時間と決まってるんですから・・・・。

そして、そんな時間の借金を返そうと必死に
なって頑張っているうちに、とうとう体や心を
壊してしまって、結局は、”自己破産”です。


「今、楽をする。」という事は、結局は、
「未来の時間を借りる。」という事に他なりません。

時間もお金も、借りたらあきません!

クロリストの僕が言うんやから、間違いありません!(笑)


という訳で、今年の僕は、時間を有効に
使いたいと思っています。

その為には、「やるべき事は、今やる。」
必要があるんです。


今年は、「ほんまに、やりたい事をやる為」に
時間を有効に使い、「ほんまに、買いたい物を
買う為」に、お金を有効に使いたいと思っています。


長々と書きましたが、全ての目標を総合すると、

「今年からは、真面目に人生に取り組もう!」

ちゅう訳です。


この8年間というのは、何か、”自暴自棄の延長”
みたいな感じでした。

決して、不真面目に生きて来た訳ではありませんが、
あんまり深く物事を考えて生きて来なかったのは確かです。

気が付けば、僕も、もう結構ええ年ですので、
ええ加減そろそろ、真面目に人生に取り組んで
行こうと考えています。


という訳で、手始めに僕は、早速、明日、散髪屋に
足を運んで、髪の毛をバッサリと・・・・・・・


切る訳ないやないですかっっっ!!!!!!(笑)



今年は、そんな1年にしたいです。
(どんな1年や!笑)



ほなほな、皆さん!

また、お会いしまひょ。



さいならっ!!!






~完~






PS//
借金なんて、もう嫌。
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随分と久しぶりの更新になってしまいましたが、
そろそろ1月が終わってしまいそうですので、
何とか今日は、最後まで書き切ってしまいたいと思います。


続いての目標です。



*「健康診断に行く。」


昨年1年間、ビックリするぐらいに体調が良くて、
体力が漲(みなぎ)っていましたので、敢えて、
わざわざ行く必要もないとは思うんですけど、
確か、最後に僕が健康診断に行ったのは、ヘルパー
事業所でパート勤務をしていた2011年
やったんやないかと思います。

あれから、もうかれこれ5年近くの歳月が
流れていますので、今の体の状態を把握して
おくためにも、1度足を運んでみるのも
悪くないかと思っています。


”目標”とは、また別ですが、今年は僕、
「過信には要注意!」と自分に言い聞かせています。

昨年は、結構、商売が順調な方でしたが、
自営業というのは、昨年が良かったからと言うて、
今年も良いという保証など、どこにもありません。

毎月、毎月、決まった給料をいただける会社員とは
違って、自営業には、ええ時と悪い時の波がありますし、
突然に同業のライバルが現れる可能性もあります。

昨年と同じ仕事をしていても、昨年と同じだけ
売上があがる保証はありません。

毎年毎年が、新しい勝負の1年になります。


せやからこそ、僕は、「過信は禁物!」やと、
常に自分に言い聞かせています。

そして、これは何も、商売だけに限った話ではありません。
健康状態に関しても同様です。

昨年が、肉体的に絶好調やったからと言うて、
今年もそうやとは限りません。


昨年に引き続き、今年も僕は、いぶすき菜の花マラソン
(1月10日)に参加して来たんですけど、今年の
1月2日の正月休みに山で作業をしていた際に、不注意から、
古傷の右足の膝をこっぴどく痛めてしまいました。

昨年は、とても右膝の状態が良くて、僕は、

「来年のマラソンでは、普通に走れるんとちゃうやろか?」

と、楽しみにしていたんですけど、これも、一つの過信
やったんでしょうね・・・・僕は、ついつい右膝を痛めていた
事を忘れてしまって、腰ぐらいの高さのブロック塀の上に
跳び乗ろうとして、最初に右足をかけてしまいました。

それから、左足で地面を蹴って体重移動をしようと
したんですけど、この時、深く曲げていた右足の膝から、
「ミシミシミシミシッッ!!!」と、えげつない音がしました。

せっかく調子の良かった右膝やったんですど、
この日を境に、1年前の同時期よりも、さらに
痛むようになってしまいました・・・・・。


年始めに、商売に関しては、「過信は禁物や!」と
自分を戒めていた僕ですけど、体の状態に関しては、
やっぱり、「過信があったんかな・・・・。」と、
新年早々、猛省しました。

そんな経験もありましたので、なおさら今年は、
健康診断には行っておいた方がええのかも知れません。

何やかんやというて、人間は体が資本です。
体がダメになって倒れてしもたら、商売以前の問題です。


特に僕は、大腸に持病を抱えていましたので、
自分では、「もう治った!」とは思っていても、
やはり1度、きちんと調べておいて損はないと思います。



*「6月に長期休暇を取って、車で全国を旅する。」


何度も書いていますが、僕は、今年の5月末日を
もってして、介護の仕事を完全に辞めるつもりです。

”原点回帰”のような1年やった昨年末に、
奇跡のように、昔乗っていた車を入手する事ができました。


この車は、僕が23歳の頃に初めて自分で買うた車と
ほとんど同じですし、2001年に共に日本列島縦断を
目指した相棒でした。

そんな車に乗って、大腸を壊してしまった為に
途中で断念してしまった旅の続きに戻ってみるのも、
また楽しいかと思うんです。

昨年辺りから、少しずつ止まっていた時計が動き出して
いるのを感じている僕ですが、介護の仕事を辞めて、
完全に自営業者に戻ると同時に、そうする事によって、
完全に時計の針が動き出すんやないかと、そんな気が
している今日この頃です。


現実問題として、昔のように、完全に仕事を辞めて
旅に出るという事は、もはや出来ません。

せやけど、1週間ぐらいの休みを取って、
熊本県から順番に、車内で生活しながら、
沖縄を除く全ての県を走破する事ぐらいやったら、
何とか出来るんやないかと考えています。

旅に出るとすれば6月になりますが、
6月といえば、”梅雨時”です。

うちの店は、基本、雨の日は休みですので、
1週間ぐらい雨が降り続きそうな時に旅に出れば、
仕事を休んで皆さんに迷惑を掛けてしまう日数は、
最小限に抑えられるんやないかと考えています。


まだまだ思案中ですが、一応、これも、
今年の目標のうちの一つです。



・・・・・・やっぱり今日も書き切れませんでした。。。。。
(T_T)







~続く~






PS//
もう1月が終わりそうだなんて、嫌。
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それぞれの目標項目を解説していきますね。


※「アルコールの量を減らす。」


昨年は、我ながら、めさめさビール(発泡酒)を飲みました。

月に4回の休肝日が取れるか取れないか、
というぐらいに、ほとんど毎日、飲んでいました。

僕は、ストレスを溜めるぐらいなら、アルコールを飲んで
発散した方が、断然、体には良いと考えていますし、別に、
昨年、それだけのアルコールを摂取したせいで、何か
体や精神に不具合があった訳でもありませんので、量的には、
僕にとっては適量やったんやないかと思っています。

実際、昨年は、めさめさ体調が良かったです。

僕は、魚の造りが大好きで、サラダを食べながら
ビールを飲みますので、毎日ビールを飲んでも、
別に体重が増える訳でもありません。

僕は、体に悪いのはビールやなくて、
脂っこい食べ物やと思っています。

ビールなんか、何ぼ飲んでも”ビール腹”なんかにはなりません。

実際、僕は、昨年、それだけのビールを飲み続けて
いたにもかかわらず、体重は、66kg前後を、
ずっとキープし続けています。

脇腹に少し肉は付いていますが、そないに
気になる程ではありません。


せやから、別に体調的には、「アルコールの量を減らす」
必要はあれへんと思います。

せやけど、今年は、”時間の使い方”的に、
アルコールの量を減らしたいと思っているんです。


昨年の夏頃に知り合った女性に、

「仕事が終わった後は、いつも何してんの?」

と尋ねられた事があるんですけど、ふと僕は、
返答に困ってしまいました。


冷静になって考えてみると、僕、仕事が終わったあと、
いつもビールを飲みながら、ブログを書いてたんですわ、、、、、

あるいは、ネットオークションで、

「バルカン」、「エンジニアブーツ」、「革ジャン」

のキーワードで、商品を検索していました。。。。。


これって、冷静に考えて、普通じゃないですよね!?(笑)
いわゆる、一つの”ネット依存症”ですよね!?


ご存知の通り(?)、僕のブログ更新とビール
(発泡酒)は、セットです。

それは、あたかも、”亀田とKO”がセットで
あるかのようです。(笑)


「アルコールの量を減らす」という目標は、
つまり、「飲むんをやめて、もうちょっと
有意義に時間を使おうや!」ちゅう事です。

僕にとっては、ブログは話相手のような感覚です。

いつもビールを飲みながら、人と話をするような
感覚でブログを書いています。

これは、2008年にブログを開始した
当時から変わっていない、ある意味で、
僕のブログのコンセプトです。


せやけど、今年は、これをちょっと、どないか
しようと考えている訳です。


と、そないすると、今度は、その目標が、
次の目標に繋がって来るんです。



※「無駄使いをせずに、お金を貯める。」


ビールを飲まないようにすると、当然、
その分のお金が浮いてきます。

と、それと同時に、ネットからも離れるようになると、
ネットオークションの検索もしなくなりますので、
バイクの部品やブーツ、革ジャンも買わなくなります。

必然的に、無駄使いがなくなり、お金が貯まります。



※「栄養を考えた食事を自炊する機会を増やす。」


ビールをやめて、ネットから離れるようになって
時間が出来ると、これまた必然的に、自分で
ご飯を作るようになります。

今までは、ビール(発泡酒)と一緒に、そのアテも
スーパーで購入していたんですけど、これがなくなって、
自炊をするようになると、健康にも良いですし、
当然、お金の節約にもなります。


昨年、とあるテレビ番組で、8人家族の特集をしていました。

その番組によると、その家族の月の食費というのが、
約8万円でした。

僕は、それを見て、愕然としてしまいました・・・・・。


僕は、一人暮らしですが、平均すると、
1日2500円のお金を食費として使っています。

もちろん、その中にはビール代も含みますが、
月に換算すると、毎月75000円ぐらいの
金額を、僕は一人で使っていました・・・・・。

「8人家族の食費が8万円やのに、俺は、
1人で7万5千円も使こてるやなんて。。。。」


僕が猛省したのは、言うまでもありません・・・・・。

「それだけの金を食費に使こておきながら、
バイクの部品に、ブーツに革ジャンて・・・・・
俺は、アホか!?」



という訳で、今年は、飲酒量を減らした上で、
時間を有意義に使いながら、なおかつ、無駄使いも
やめて、お金を貯めて行こうと考えている次第です。

冷静に考えて、今の僕の生活の諸悪の根源は、
”アルコール”です。

これさえ断てば、全てが良い方向に動き出すと
思うんですけど、この考えは甘いですかね?????





~続く~






PS//
発泡酒の原料に、遺伝子組み換え大麦を使用してるだなんて、もう嫌。
おまち堂、元気に楽しく、営業中です!(誠実)
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まいど、まいど!

皆さん、元気してはりますか??
お陰様で、今日も僕はネンショネンショ元気です!


という訳、皆さん!

新年、明けまして、おめでとうございます!
旧年中は、大変、お世話になりました。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします!



僕は、昨日から介護のサービスが始まっていますが、
いよいよ明日からは、本職の仕事始めです。

せやけど、明日は、じいちゃんの墓参りに
行こうかと考え中です。

ほんまは、今日、墓参りに行く予定やったん
ですけど、どうしても終わらせておきたい作業があって、
今日は、山の土地に行ってしまいました。


と、それはさておき、今日は、今年の抱負に
ついて書いてみようと思います。


昨年の目標の記事を読み返してみると、

「交友関係を広げる。」

「充実感を持てる趣味の活動をする。」

「メリハリのある生活をする。」

「月に1度、居酒屋に行く。」

などが挙げられていましたが、
結局、何一つ、達成できていませんでした。


バンド活動は、再開しようと、ちょっとだけは
動いてみましたが、結局、不誠実な人達の
オンパレードに嫌気が差して、やめてしまいました。

交友関係を広げようと、バイクの集まりに
参加する予定も立てていましたが、これも、
上手い事、日程を合わせる事ができずに、
結局、オジャンになってしまいました。


「メリハリのある生活をする。」

「月に一度、”1人居酒屋”に行く。」

という目標は、立てていた事すら忘れていました。(笑)


昨年は、残念ながら、「目標を達成しよう!」
という思いが、ほぼ皆無でした。


という訳で、今年は、

「”目標を達成しよう!”という思いを、しっかりと持つ。」

という事を、第一目標に頑張りたいと思います。
(どんなんや!笑)


で、今年の目標はというと・・・・・・


・アルコールの量を減らす。

・無駄使いをせずに、お金を貯める。

・栄養を考えた食事を自炊する機会を増やす。

・健康診断に行く。

・6月に長期休暇を取って、車で全国を旅する。

・休みの日は、可能な限り、山の土地で過ごす。

・何でも、「後でしよう。」やなくて、「今やる!」


あんまり欲張り過ぎても、あきませんので、
このぐらいにしておきます。
(すでに、欲張り過ぎかな??)

挙げ過ぎても、どうせ、自分でもすぐに
忘れてしまうんですから・・・・・。(笑)


それぞれの目標の説明は、次の記事に書きますね!



あっ!

”そう言えば”ですが、今年は、もう交友関係は、
増えんでもいいですから。

僕は、バイクと山の土地があれば、友達は要りません!(笑)







~続く~






PS//
正月休みが終わっちゃうなんて、もう嫌。
おまち堂、明日から営業を開始いたします!(誠実)
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中間地点通過タイムは、13年前の俺とほとんど一緒やった。
そこまでは、ほぼ互角の勝負やった。

せやけど、その時点で、すでにもう、俺には分かっとった。

「この勝負、俺の負けやな・・・・・。」


悔しいけど、そないに認めざるを得へんかった。
それぐらいに、もう両足が限界に近かった。

気力を振り絞って、下り坂に差し掛かる度に、
走り出しはしたんやけど、それでも、それは、
そないには長続きせんかった。

1kmも走り続けられたらええ方で、それよりも
短い距離で歩き出してまう事も多々あった。

冗談やのうて、もはや俺の両足には、1km以上
走り続けられるだけの耐久力があれへんかった。

”走ってる”とは言うても、ぶっちゃけた話、
それは気持ちだけで、スピードいうたら、それはもう、
スタート直後のノロノロスピードとええ勝負やったと思う。

そんなスピードではあっても、地面に着地した時に
両足が受ける衝撃いうのは、その時の俺にとっては
耐えがたい程の痛みで、しかも、あんまり無理をして
走り続けたら、太ももが攣ってまいそうな兆候が何度もあった。

そんな兆候を感じ取る度に、「あかん!あかん!」と
俺は、走るのをやめた。

一回でも足が攣ってしもたら、攣り癖が付いてしもて、
その後、何回でも攣ってまいそうな気がした。


昔、大学時代に1年間だけ陸上部に所属しとった事が
あるんやけど、その時、1回だけ、練習中に、強烈に
片方の足が攣ってもうた事がある。

太ももやったか、ふくらはぎやったか、右足やったか
左足やったかは忘れてもうたけど、その時は、先輩が
攣った足を伸ばしてくれはって元に戻ったんやけど、
めさめさ痛かったんを覚えてる。

練習後にみんなで歩いてる時に、急に足が動かん
ようになって、攣った瞬間は、嘘みたいにバタンと
地面に倒れてもうた。ビックリした女性陣が、
「キャー!」と悲鳴を上げたんを覚えてる。


今回、もし同じ事が起こって、バタンと倒れ込んでしもても、
誰もストレッチしてくれる人はおらんやろうし、これだけ
人が多いんやから、現場はパニックに陥ってまうに違いなかった。

もちろん、ストレッチぐらいは自分でも出来るけど、
相当な力が要るやろうから、なかなか治らんかったと思う。

コース内には、自転車で行き来して、ランナーの
不調に目を光らせてくれてはる救急ボランティアの
人達や白バイに乗った警察官なんかもいてはったから、
そのうちに誰かが駆けつけてはくれはったやろうけど、
そないなったら、えらい時間をロスしてしまうし、
最悪、ドクターストップがかかって、競技中止に
なってまう可能性もあった。

体調不良が明らかなランナーは、主催者側の判断で、
競技を中止させられてまう場合があるという決まりが、
パンフレットには書かれてあった。


28歳の俺には、もう勝たれへん事が明白ではあったけど、
俺は、まだ完走は諦めてへんかった。

無理をし過ぎて、途中で足が攣ってもうたら、
結局、そっちの方が時間ロスになってまうさかい、
俺は、「これ以上走ったら、やばいな。」ちゅう
ところで、無理をせずに歩く事にしとった。


多分、25~26km付近やったと思うけど、こんなサービスがあった。

イメージ 1

イメージ 2


13年前には見かけへんかったサービスやったけど、
もちろん、俺は利用はせんかった。時間もあれへんかったし、
立ち止まったらあかん事は、肝に銘じとった。

足湯のすぐ近くて、足にストレッチを施してくれる
サービスもあって、20人近くの人達が行列をこしらえて
並んどったけど、もちろん俺は、それもスルーした。

今さら、ストレッチなんかしたところで、
気休めにしかならんし、痛みがなくなる訳でもあれへん。

それも、俺は分かっとった。


その足湯サービスをちょっと行ったところの広場で、
何か、食べ物を提供してくれてはるテントがあった。

俺は、そこの広場を見て、

「ここ、何か、記憶あんな・・・・・!」

と思た。


確かな記憶やないけど、多分、そこは、13年前に、
俺が足にスプレーをかけてもろた場所やったんやないかと思う。



スプレーが股間にかかったんは、よう記憶に残ってる。
一生に一度の感覚やったさかい、なかなか忘れられへん。

もちろん、その感覚は記憶にはあれへんけど、
そんな事があったっちゅう事は、よう記憶に残ってる。


そこで、俺は、太ももにスプレーを掛けてもろたんやけど、
まさに、当時の日記にも書いてある通り、

「焼石に水で、何の気休めにもならんかった。」


体が限界に達してしもたら、もう何したって無駄や。
風邪を引いてから、マスクや手洗い・うがいをするようなもんや。

俺が思うに、そないなってしもたら、後は、
もう気力と根性だけや。それで乗り切る以外に道はあれへん。

限界に達してから物を言うんが、いわゆる”人間力”や。

「足も痛いし、今日は、もう完走出来んでもええわ。
また今度、足が痛くない時に頑張ろう!」

と考えるか、

「何が何でも、完走するんや!」

と考えるかで、結果は随分と違ごてくると思う。

結果として、どちらも完走が出来へんかったとしても、
内容は大違いで、前者は次には繋がれへんけど、
後者は次に繋がると思う。


”出来ないorやらない言い訳”を探すんは簡単や。
せやけど、言い訳ばっかりしてる人間言うのは、
「全ての条件が整ったら、その時にやる!」ちゅうて、
結局、何もせぇへんのがオチや。

全ての条件が揃う事なんて、一生あれへんねんから!

条件が悪かったら、悪いなりにベストを尽くして、
ほんのちょっとずつでも自分の限界値を上げて行かんと、
何事も次に繋がれへんと思う。


まぁ、せやけど、ぶっちゃけた話、ちゃんと事前に
走り込みをするなど、ちゃんと準備さえして来とったら、
人間力なんか、関係あれへんねんけどな・・・・・。

せやけど、フルマラソンを2時間台で走れる人が、
5時間で走るんやとしたら、また話は全然違ごて
くるんやけど、いずれも自分の限界に挑戦して参加
してはるんやとしたら、2時間台の人も8時間台の人も、
その苦しみいうのは、一緒なんやないかと思う。


何しか、俺にとっては、42.195kmいう距離は、
気の遠くなりそうな、えげつない距離やった。

20代であろうが、40代であろうが、
折り返し地点で、すでに体力は限界や・・・・・。






~続く~






PS//
マラソン競技の本質を間違えちゃってるなんて、もう嫌。
おまち堂、元気に楽しく営業中です!(誠実)
http://www.inaridoweb.com/omachido.html
結局のところ、13年前のように、最初の10kmを
飛ばして1時間で走って、息切れした次の10kmを
2時間半で走ろうと、今回のように、だいたい、7km
の距離を同じペースで走ろうと、普段から、マラソンに
対する何の準備もせずに、いきなり走ると、人間の体っ
ちゅうのは、20kmぐらいの距離を走るんが限界やっ
ちゅう事やと思う。

前回のマラソンでは、ペース配分を考えずに走ったんが
敗因やと思とった俺は、今回は、その時の教訓を生かして、
作戦を立てて挑んだんやけど、結局のところ、俺の場合は、
ペース配分がどうのこうのっちゅう問題やなかった訳や。

前回も今回も、20km地点で限界を迎えてもうた
俺の敗因ちゅうのは、早い話が、”無謀な挑戦”にある。

「フルマラソンに参加する時は、ちゃんと事前に、
それ相応の準備をしとかんと、えらい目に遭いますよ!」

ちゅう、至極、当たり前の事やったんや・・・・・。


それは、13年前にも痛感した事やったんやけど、
今回も、同じように痛感してもうた。

13年もの歳月が流れても変われへんちゅう事は、
きっとこれは真実なんやと思う。少なくとも、俺の
体に関しては・・・・・。


何の根拠もなく、今回は大丈夫なような気がしとったんやけど、
やっぱり、それは気のせいやったみたいや。。。。。


ちなみに、今回は、靴に、こんなタグの装着が義務付けられとった。

イメージ 1

何か、よう分からんけど、中間地点のタイムを、これで
測定するとか何とかで、中間地点の地面に貼られとった
コードの上を必ず通過するようにと指示があった。

「途中で、知人の車に乗って、自分で走らずに、
ずるしてゴールする人とか過去におったんかな?
自力で完走する事に意味があんのにな。そんな
ゴールに価値なんかあれへんがな・・・・・。」


そんな事を考えながら、俺は、地面に貼られた
コードの上を通過した。

せやけど、中間地点通過後の俺は、もう、あかんかった・・・・・。

13年前も、「拷問や!」と思たけど、今回も、
同じような事を考えながら歩いとった。

両膝が、もう限界で、どないもこないもならんかった。

今や、左膝は内側も外側も痛かったし、
両足の付け根(股関節)も痛かった。

不思議と、昨年の暮れから痛めとった右膝の
内側だけは、何でか痛めへんかった。

せやけど、その代わり、腹筋に力を入れて、必死に
両足を動かし続けとったせいか、両脇腹から腹部に
かけての肋骨辺りの筋肉が、今回はかなり痛みよった。

これは、前回のマラソンでは記憶にあれへん痛みやった。
忘れてるだけかも知らんけど。


おまけに、足を動かす為に、必死に腕を振り続け
とったせいで、両方の肩にまで痛みが走り出す始末やった。

上半身から下半身に至るまで、万遍なく痛い状態やった。
まさに、満身創痍の状態やった。


歩きながら、俺は思とった。

「こんな殺人的な競技、オリンピック種目なんかに
したらあかんやろ!42kmなんか、人間が走る距離ちゃうわ。
そのうち、これ、死者出るで。オリンピック種目から、
除外せんとあかんわ・・・・・!」


俺は、そんな冗談みたいな事を考えてる自分に、
思わず顔がニヤけてもうた。

せやけど、実際の話、42.195kmもの距離を、
たったの2時間ちょっとで駆け抜ける一流のランナー達
いうのは、想像を絶する程すごいと思う。

オリンピックで優勝した人には、金メダル3つぐらい
あげてもええんやないかと思う。


中間地点通過後の俺は、

「まだ、あと倍も走らんとあかんのか・・・・。」

と、気が遠くなりそうやった。


その頃の俺は、平地や上り坂では、もう、
走り出す気力があれへんかった。

下り坂に差し掛かってやっと、重力に引かれるように、
嫌々、走り出すんが精一杯やった。


そのまま歩き続けとったら、間違いなく、7時間で
35km地点までは到達できずに、強制ストップが
かかってまう事は明白やったさかい、俺は、気力を
振り絞って、走れるところは走っとった。

下り坂限定ではあったけど、俺はまだ、
完走は諦めてへんかった。






~続く~






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体中、あちこちが痛いなんて、もう嫌。
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走ってると、14年前に登った事のある開聞岳が見えてきた。

イメージ 1


手前に見えてるんは、多分、池田湖なんやないかと思う。
14年前の俺は、もちろん、この池田湖も訪れてる。
微かな記憶では、なんか、水槽の中に、デカいうなぎが
おったような気がする。ネス湖の”ネッシー”に対抗して、
池田湖には”イッシー”伝説なるもんがあったような・・・・。


途中、菜の花が咲き誇る、めさめさ綺麗な場所もあった。

イメージ 2


この池田湖の辺りで、俺はトイレに立ち寄った。
道路の左手に大きな駐車場のある、パーキングエリア
みたいなとこやった。

ここのトイレには行列が出来とって、已む無く俺は、
完全停止を余儀なくされてもうた。

多分、10分ぐらいは順番を待たされたと思う。

その間にも、何百人ちゅう人達に先を越されてもうたけど、
Tシャツを着替える時に、それはもう経験済みやったさかい、
その時は、そないに焦りはあれへんかった。

ちゅうか、その時の俺にとっては、順位なんか、
もう、どうでも良かった。俺が戦うてたんは、数多くの
ランナー達やのうて、自分自身やった。厳密に言うと、
両膝の痛みやった。

両膝に痛みが走り続けてる以上、重要なんは
順位やのうて、最後まで足がもつかどうか、
完走できるかどうかやった。


小便を終えた俺は、トイレ横の休憩用ベンチ付近の
ちょっと広いところで、屈伸運動や伸脚運動、
アキレス腱を伸ばすなどしてから、出発した。

駐車場の道路を挟んだ向かい側に、土産や軽食を
販売してる数店の店舗があった。

時刻が12時に近づきつつあって、ちょっと小腹の
減りつつあった俺は、500円を持参しとった事を
思い出して、そこの店で何か食べようかと思て、
道路を渡って、立ち寄ってみた。

最初に通過した売店の前では、御餅を焼とった。
よもぎ色や白色の丸い餅で、確か、中には、
あんこが入っとったような気がする。

俺は、それにも惹かれたんやけど、敢えて、
店の前を通過して、隣の店に行ってみた。

そこの店のメニュー板に目を通してみると、
”フランクフルト”の文字があった。

俺は、それが食べたくなって、おばちゃんに注文した。
ほな、残念ながら、フランクフルトはすでに売り切れやった。

「ほな、プライドポテトはありますか?」


「ちょっと待ってね。」と言うたおばちゃんは、
一旦、店の厨房に姿を消しはった。

他にもランナーのお客さんがようけおったさかい、
おばちゃんも忙しかったんやと思う。

2~3分して、ようやく現れたおばちゃんが言うた。

「すみません。フライドポテト、ありますけど、
ちょっとお時間いただきます。」


「どれぐらい掛かりますか?」


「2~3分は掛かると思います。」


「ほな、もういいですわ。おおきに!」


俺は、再び走り出した。
時間を無駄にしただけやった。

ここのパーキングでは、トイレと合わせて、
15分ぐらいの時間をロスしてもうた。

13年前は、トイレの為に、これだけ並ばな
あかんような事はあれへんかったと思う。


しばらくの停止を余儀なくされた俺やけど、
せやけど、再び走り出すのに、思いの他、
それ程の苦痛はあれへんかった。

比較的、まだ足は元気やったみたいや。


「まぁ、まだ、そないに腹が減ってる訳でもあれへんし、
物は食べん方がええわな。お腹一杯になったら、
走りにも影響が出るやろし・・・・・。」

物を食べ損ねた俺は、そないに自分を
言い聞かせながら走り始めた。


そないこないしてるうちに、何とか俺は、
20km地点までやって来る事ができた。

イメージ 3


ほんでもって、ようやく、フルマラソンの
中間地点までやって来た。

イメージ 4

イメージ 5


時刻は、12時40分頃やった。

今回の7kmのラップタイムは、約1時間半やった。


だんだんとペースダウンしとった俺やけど、
せやけど、冷静に考えてみると、それでも、
まだ、スタートしてから、3時間40分ぐらい
しか経ってへんかった。実際のスタート時刻が
9時15分やった事を考えると、正味の走行
時間ちゅうのは3時間半程で、13年前の
20km地点到達時刻と、そないに変わらんかった。


ほんでもって、もう1つ、その時点で、
13年前と、ほとんど変わらんかった事実がある。


もうすでに、体が限界に近かったっちゅう事や・・・・・。






~続く~





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フランクフルトが食べられないなんて、もう嫌。
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俺は、次の目標地点やった14km地点を目指して、
走っとった。

俺は、昨日、体育館で購入した”第34回いぶすき菜の花
マラソン記念キャップ”を被りながら走っとったんやけど、
途中、山道を走行中に、強風に煽られて脱げてしもたさかい、
それ以降は、いつもの俺のクラシックスタイルである
”頭タオル”に切り替えて走っとった。


今回の俺は、

「どないに遅いペースやったとしても、途中で
歩く事なく、何しか、最後まで走り続けよう!」

ちゅうのが目標やったんやけど、そんなささやかな
目標さえも達成する事ができず、俺は、14km地点に
到達する前に、思わず、走るのを止めて、歩き始めてもうた。

「膝、痛いわ。。。。。」


相変わらず、体も重かったし、何しか、膝が痛かった。

最初は、右膝の外側だけに痛みを感じとったんやけど、
それをかばいながら走り続けとったせいか、今や、
その痛みは、左膝にまで波及しとった。右膝の外側と、
左膝の内側が、同時に痛み始めとった。

「これ、あかんわ・・・・・。ゴールまで、多分、もてへんわ、、、、、。」


正直、俺は、そないに思た。


走り続ける目標は途絶えてしもたけど、せやけど、
俺は、立ち止まって休む事は拒否して、とりあえず、
歩き続けた。

一旦、完全に立ち止まって休憩すると、その後に
走り(歩き)出すんが、めさめさしんどいっちゅう事は、
20年前の学生時代の<枚方~琵琶湖間50kmウォーキング>
の時も、13年前のマラソン参加時にも経験済みやった。

詳しい理論までは分かれへんけど、多分、一旦、
立ち止まって体が冷えてまうと、再び体が温(ぬく)もる
までの間、関節や筋肉などの運動器官が正常に
機能せぇへんのやと思う。


あくまでも、これはイメージやけど、俺がいつも
弄ってるバイクと、人間の体っちゅうのは、
意外と似てるんやないかと、いつも思う。

バイクも人間も、冷えてる状態から、いきなり動こうと
思ても、それが出来へん。発進する前に、よう暖気して、
エンジン(全身)にオイルを循環させて初めて、
スムーズに動くようになる。

全身にオイルが行き届いてない状態で動き出すと、
潤滑されてへん関節や筋肉が上手い事動かれへんで、
神経が擦れ合って、あちこちに痛みが走るんやないかと思う。


バイクも人間も、長い事、体を動かしてへんかったら、
調子が悪なってまうし、日頃のメンテナンスをしっかり
してへんかったら、ある日突然、動かれへんようになってまう。

人間も機械も、基本は一緒やと思う。

相当な期間放置したままで、走行距離の少ない、
年式の新しいバイクよりも、少々、年式が古くて、
走行距離が多くかったとしても、常に走り続けとって、
きちんとメンテナンスされてるバイクの方が、
間違いなく、調子はええと思う。

人間も一緒や。

日頃から体を動かす事もなく、不規則な生活をして、
不摂生してる若者よりも、きちんと毎日、自己管理を
してるおっさんの方が、絶対に体調はええはずや。

実際、俺が所有しいてる3台の400ccのバイクは、
どれも、もう20年近くも前のバイクやけど、それでも、
めさめさ調子がええ。


話がちょっと逸れてもうたけど、何しか、

「限界を超えて、長距離を移動する場合は、
立ち止まったらあかん!」

ちゅうのが、俺が、今まで生きて来た41年の
人生において、学んだ教訓や。

マラソンに限らず、人生における全ての物事っちゅうのは、
一旦、立ち止まってしまうと、次に再び動き出すのに、
めさめさパワーが要るもんや。

一旦、さぼり癖が付いてまうと、その状況から
抜け出すのは大変やし、自転車も、一旦、完全に
静止した状態から、再び、ペダルを漕ぎ出すんは、
パワーが要る。電動自転車は、そんな事ないんやろうけど・・・・・。


せやけど、一旦は、走るのを止めて、歩き出してもうた
俺やけど、まだまだ走るパワーは残っとった。

しばらく歩いた後、再び、俺は走り始めた。


ほんでもって、何とか無事に、14km地点に到達した。

最初の7kmを走るのに1時間は掛かれへんかったけど、
次の7kmを走るのには、1時間とちょっと掛かってもうた。


早くも、俺の走るペースは、徐々に落ちて来つつあった。






~続く~





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両足の膝が同時に痛み出すなんて、もう嫌。
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しばらく走り続けてると、スタート直後よりも、
幾分、集団がばらけて来て、早歩きのペースよりも、
若干は早いペースで走れるようになって来た。

せやけど、それでも人の多さは、13年前とは
比べもんにならん程多くて、絶えず俺は、歩いてる
ような、走ってるような微妙なペースで移動しとった。

13年前の俺は、最初の10kmは普通に走ったみたい
やけど、もし、今回、その時と同じペースで走ろうと
思ても、多分、それは、人が多過ぎて無理やったと思う。


最初、スタートを切った時の俺は、素朴に


「前回、こないに人多かったやろか??」


と思たもんやけど、13年前のかすかな記憶もあって、


「まぁ、そのうち、集団がばらけて、普通に
走れるようになるやろう。」

と思とった。


せやけど、どうやら、2倍近く参加者の増えてる今回は、
”人がばらける”っちゅう事は、あれへんみたいやった。


移動する俺の周りには、絶えず大勢の人達がおった。
ほんでもって、その大勢の人達いうのは、アップダウンの
激しいコースの上り坂の中腹で、上を見ても、下を見ても、
全く変わらん人口密度で移動しとった。


そんなスピードで移動を続けた俺は、何とか、
最初の目標地点やった7m地点に到達した。

その時、時刻は、10時ちょっと過ぎやった。

スタート地点を通過したんが9時15分やったさかい、
7kmを走るのに1時間は掛かってへん計算や。

「なかなか、ええペースや!」

俺は、思た。


せやけど、距離を重ねるごとに、だんだんと
右膝が、ミシミシと痛むようになって来よった。

俺は、めさめさ不安やった。

もちろん俺は、せっかく、はるばる船に乗って
鹿児島までやって来た以上、どないに足が痛もうとも、
どんだけ時間が掛かろうとも、例え、完走が認め
られへんかったとしても、ゴール地点までは、
這(ほ)うてでも到達したいと思とった。

せやけど、今回は、前回とは違ごて、16時に
35km地点が封鎖されてしもて、それまでに、
その地点を通過出来へんかった者は、その場で
失格になってしもて、それ以上は、走りたくても、
走らせてもらわれへんかった。

走りながら、俺は、その事を一番恐れとった。


最初、俺は、ヒートテックの長袖シャツの上に
トレーナーを着ながら走っとったんやけど、7km
地点を越えた上り坂を走行中に、どうしても暑さに
我慢が出来へんようになって、あまり人目に付かない
自動販売機の裏でTシャツに着替える事にした。


その場にしゃがみこんだ俺は、まず、トレーナーを脱いで、
次に、黄色い袋から、昨日体育館でもろた”第34回
いぶすきマラソン記念Tシャツ”を取り出した。

次に、トレーナーからゼッケンを取り外して、それを
記念Tシャツの前後に、それぞれ、安全ピンで取り付けた。

俺は、片方の膝を地面に付けるようにして、
しゃがんどったんやけど、その時、両足の
ふくらはぎ部分に、ジンジンと鈍い痛みが走っとった。

痛みっちゅうか、重なった太ももに圧迫されて、
全体重が掛かって、足の血液の流れが妨げられてる
ようなズキズキ感やった。

俺は、合計8ヵ所を安全ピンで止める作業に
意外と手こずってしもて、、Tシャツに着替えて
走り出すまでに、5分以上掛かってしもたんやないかと思う。

その間、何百人という人達に追い抜かれてしもて、
正直、かなり焦っとった。

数分立ち止まるだけで、それだけ多くの人達に
抜かされてしまうぐらい、今回のマラソンの
人口密度いうのは、めさめさ高かった。


俺は、すぐ先の十字路のマラソンコースを少し
逸れたところに救急車が停まってるのを見ながら、
汗でビショビショになった長袖シャツを脱ぎ、
Tシャツに着替えた。

ひょっとしたら、俺が急にコースを逸れて、
しゃがみ込んだもんやから、救急車は、
俺の行動を注視しとったんかも知らん。

着替えてる最中、運転手さん達が、
俺の方を見てるような気がした。


シャツは、黄色い袋に入れて、トレーナーは
腰のところで袖を縛って、再び俺は、マラソン
コースに戻って走り始めた。






~続く~






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たったの数分で、何百人という人達に
追い抜かれちゃうなんて、もう嫌。
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