映画『ビブリア古書堂の事件手帖』
初日舞台挨拶
2018年11月1日(木) 13:20~
@イオンシネマ板橋
原作:三上延
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
出演者:
篠川栞子/黒木華
五浦大輔/野村周平
稲垣/成田凌
五浦絹子/夏帆、渡辺美佐子
田中嘉雄/東出昌大
他
舞台挨拶登壇者:
黒木華、野村周平、成田凌、
三島有紀子監督
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注:
一応、映画化された部分の原作も
数年前のフジ月9ドラマも知っています。
今日は映画「ビブリア古書堂の事件手帖」
初日舞台挨拶を観てきました。
おそらくこの作品は観る人によって、
観る人の気持ちによってが正しいかな?
評価はかなり分かれるのかと。
私は原作ファンと言う訳ではなく、
黒木華さんの演技目的で観ているので
あくまでも原作とは別物の映画作品
と言う気持ちで観させていただきました。
が、細かい所感は置いといて、、、
演じる人と撮る人によって、
こんなにも作品は変わるのかと。
数年前の剛力彩芽主演のフジ月9ドラマとは
明らかに雲泥の差の出来。
原作ファンには栞子のイメージが違うだとか、
大輔の背格好が違うだの、
色々あるようですが(^^;)
120分の実写映像作品にするにあたって、
設定やストーリーを1本の作品に纏めるために
もろもろ省いたり手を加えたりしているのは
致し方ないですし、ミステリー要素も裏も無く
観ている側にはすぐ解るものでしたが、
私としてはこれ以上深堀してしまうと
長ったらしく間延びしかねないとも思えて
このバランスはちょうど良いのではないかと。
そう言った意味では映画にどんでん返しや
意表をつく展開などを求めている人には
もの足りないかも知れません。
それでも、黒木華さんをはじめとする
キャストの皆さんが本当に素晴らしい。
東出昌大&夏帆の過去パートが丁寧に
描かれているのも良かったです。
この町には頼りになる警官いないの!?
などツッコミたくなることもありましたが(笑)、
前述の通り、各キャストの皆さんの演技を
観るだけでも価値あると思いますし、
何よりもカメラワークや映像美など含め
三島監督は観る側の気持ちが解っているな
と感じることが出来る良質の映画作品でした。
脚本はもう少しどうにか出来たのでは?
とは思いますが![]()
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最近、自分の映画に対する評価が
甘くなっているようにも見えますが、
(今年劇場で観た作品は全て★4つ以上)
今、私が劇場公開映画に一番求めているのは
まさに先に書きました、観る側の気持ちを
意識して撮っているかどうかなのです。
近年の邦画、特に何故この監督にこんなに
オファーが何本も来るのか!?と思えるような
観る側の気持ちを全く考えずに自己満足で
終わっているような、主演の名だけで
集客しているような監督と作品ばかり。
どう言った趣旨でこのアングルから
撮っているのか理解出来ないカメラワークや、
手持ちカメラで撮影するのが流行りなのか
吐き気を催す程の手ブレ画像も多くてうんざり。
タメや余韻も無かったり、無駄なアップだったり。
出来上がった映像、監督・スタッフさんたちは
大スクリーンで観ているのですかね?
と言いたくなります![]()
少なくとも今日観た「ビブリア古書堂」は
映像に関しては観る側の気持ちを考えて
撮られている作品だと思いました。
先日観た「あいあい傘」は宅間監督が
舞台経験も多いためか、
その点をかなり意識して撮られていて、
台詞をしゃべっていない人物もしっかり
フレームに収めていて、居酒屋での
長回しのシーンなど感心してしまう程でした。
三島監督も舞台作品なども良く観て
いらっしゃるとのお話なので、
こう言ったことも良い作品が撮れる
要因なのかも。
撮りたい作品があるのなら、
脚本も監督自ら書いて欲しいです。
少々話が逸れてしまいましたが、
私としては「ビブリア古書堂の事件手帖」
劇場で観て良かったと思える作品でした。
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日比谷のチケットは獲れずに板橋での
鑑賞でしたが、
舞台挨拶はマスコミ無しともあり
かなりグダグダな感じも、
Q&Aコーナーもあり面白かったです。
野村周平君はよくしゃべるなぁ![]()
↓日比谷での舞台挨拶レポ
映画ナタリー@eiga_natalie
野村周平は灼熱の太陽?「ビブリア古書堂」撮影現場で監督に叱られしょんぼり(写真18枚) #黒木華 #野村周平 #成田凌 #夏帆 #東出昌大 https://t.co/hX1RjN0YaG https://t.co/4NOfIf46N4
2018年11月01日 14:28


