後載せになりましたが、
昨土日に観ました舞台2本の所感を軽めに。
まずは土曜日のキャラメルボックス。
キャラメルボックス featuring D-BOYS
『また逢おうと竜馬は言った』White
2016年6月4日(土) 12:00~
@サンシャイン劇場
満足度:★★★
脚本・演出:成井豊
出演者:
岡本/三津谷亮(D-BOYS)
坂本竜馬/大内厚雄
ケイコ/渡邊安理
本郷/山田悠介(D-BOYS)
棟方/小多田直樹
時田/前山剛久(D-BOYS)
石倉/原田樹里
小久保/前田綾
さなえ/実川貴美子
カオリ/大滝真実
伸介/岡田達也
土方歳三/陣内将(D-BOYS)
キャラメルボックスの
アナザーフェイス・シリーズは
他劇団からゲストをお招きして
異文化交流を図ることによって、
新たな可能性を探求しようと言う
コンセプトで始まった公演形態。
原点となる第1回は1992年に
劇団ショーマと作った作品で、
この「また逢おうと竜馬は言った」になります。
その時は竜馬役を劇団ショーマの
川原和久さん、
岡本役を上川隆也さんが演じていました。
と言ったお話はチラシやプログラムに
記載されております(^^;)
川原さんはその後も度々客演されていますが、
今思えばこういった試みがあるからこそ
キャラメルボックスも成長してきたと
言えるかも。
前置きが長くなりましたが、
「また逢おうと竜馬は言った」は
今回で5度目の公演。
D-BOYSから4名の役者さんをお迎えしての
ダブルキャスト(クロスキャスト)。
blackは
岡本/陣内将、竜馬/岡田達也、
伸介/大内厚雄、土方/三津谷亮。
whiteが
岡本/三津谷亮、竜馬/大内厚雄、
伸介/岡田達也、土方/陣内将。
両方観たいところですが、
懐事情もろもろにより、
whiteを観させていただきました。
私は過去の公演は映像でしか
観ていませんでしたが、
やっぱりこの作品は面白いです(^o^)
しかしながらどうしても過去の出演者と
比べて観てしまうところもあり、
なかなか気持ちとしてはもんもんと
することも(^^;)
三津谷亮君の舞台は以前にも観ていますが、
今回はさすがに一輪車は無かったな(笑)。
この作品はアクションシーンも多く、
演じている役者さん達にはかなりの
負担があるためか、公演も中盤に差し掛かり、
三津谷君や陣内将君は喉嗄れが
見え隠れしていたのが少々残念
ではありましたが、今回の公演は
良い経験になりそうですね。
前置き長くて所感が短くなってしまいました(^^;)
そして日曜日は6月1日に続いて2度目の
「尺には尺を」を観劇。
彩の国シェイクスピア・シリーズ第32弾
舞台『尺には尺を』
2016年6月5日(日) 13:30~
@彩の国さいたま芸術劇場大ホール
満足度:★★★☆
作:W.シェイクスピア
演出・芸術監督:蜷川幸雄
演出補:井上尊晶
翻訳:松岡和子
出演者:
アンジェロ/藤木直人
イザベラ/多部未華子
ヴィンセンショー/辻萬長
オーヴァダン/フランチェスカ/立石涼子
ポンペイ/石井愃一
他
6月1日の夜の回に続いて2度目でしたが、
今回は2階席でしたので
ステージ全体を見下ろす感じでしたが
それ程広い客席ではありませんので
ステージも割と近くに観えましたが、
客席通路でのやりとりは殆ど見えず(>_<)
(客席エリアよりも
ステージ奥行の方が深いwww)
前回も書きましたが
シェイクスピア作品については
あまり詳しくなく、
彩の国シリーズの過去作品を
映像でいくつかと、
他の劇団などの舞台を観たことがある
程度でしたが、
所感としては1日とほぼ思いは変わらず、
面白いと言えば面白いと言えるのですが、
ラストはそれで良いのか?と言う
モヤモヤ感が残る作品。
これは私の気持ちですが、
少々無駄が多い気がします。
オーヴァダンやエルボーが出て来るシーンは
この作品に必要性を感じないし、
場がシラケてしまっていました。
この様な無駄と言いますか間延びを無くして、
3時間作品ではなく、休憩も無くして
2時間に収めた方が観易く、
作品のノリや軽快感がより良くなると
思いました。
個々人について少し触れるなら、
今回は辻さんの声が前回よりも
良く聴こえたのでその点は好かったかと。
多部ちゃんの安定感には
文句のつけようがない(^^;)
恐らく役者さんには、
映像向きの人、舞台向きの人、
がいらっしゃると思うのですが、
藤木君は映像の方が好さが出ると思います。
(舞台が合っていない訳ではありませんが)。
6月1日の所感はこちらに軽めに残してあります。
(競馬ブログですがwww)
http://ameblo.jp/yasudeath-zephyr/entry-12166766214.html