映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶&『リップヴァンウィンクルの花嫁』 | ポップン村のやすデスさん

 

今日は映画を2本観てきました。
どちらも面白い&興味深く、
ジャンルの違いはあれど甲乙つけがたい作品でした。

まずは朝一からこちらを。

映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶
2016年4月1日(金) 9:20~
@新宿ピカデリー
満足度:★★★★

 

 


原作映画:「Miss Granny(怪しい彼女)」韓国
監督:水田伸生
脚本:吉澤智子
出演者:
多部未華子、倍賞美津子、
要潤、北村匠海、金井克子、
志賀廣太郎、小林聡美、他

舞台挨拶登壇者:
多部未華子、倍賞千恵子、小林聡美、
要潤、北村匠海、志賀廣太郎、水田伸生監督
藤井恒久アナ(司会進行)

多部ちゃん見たさに

上映後舞台挨拶ありの回を観てきました(^^)
本日から全国公開ですので、

作品の所感はごくごく軽めに。
私は韓国版オリジナルも観ているので
どうしても比較してしまいがちな
目で

観てしまいましたが、
私としてはオリジナルとは比べては

いけないなと言うのが正直な気持ちです。
もちろん日本版もかなり笑えて泣ける作品でしたし、
人によってはオリジナルを越えたと

言う方もいらっしゃいますので
どう捉えるかは人それぞれかと思います。
微妙にアレンジも入っており、
設定も家族構成が少々異なっていたりしますので
日本、韓国などと意識せずに観られた方が良いかと。
と書きながらも多部ちゃん好きな私としては、
(私の中では)多部ちゃん史上、
最も可愛く、面白い彼女が観られたと思います(*^。^*)
コミカルな動きやコロコロ変わる表情など
かなり笑えるかと。
そして劇中度々歌うシーンが出て来ますが、
舞台で聴いたことがありましたので
ある程度想像は出来ていましたが、
めっちゃ上手いと言う訳ではありませんが、
何と言いますか脚色されていない

ストレートな歌声がかえってこの時代に

新鮮さの様な印象を与えてくれるかと。
他の出演者の方々についても書きたいところですが、
すでに少し長くなってきてしまったので

割愛させていただきます(^^;)
ひとくせもふたくせもある登場人物の中で
唯一の良心的な?ポジションの
小林聡美さんの配役が好いですね。

「怪しい彼女」は
中国やベトナムでもリメイクされ大ヒットするだけでなく、
アジアのみならずドイツなどでも製作されるようですね。

舞台挨拶の模様はこちらの記事をご参考に(^^ゞ
https://cinema.ne.jp/recommend/ayakano2016040120/

マスコミ向けスナップ撮影時の
登壇者の皆さんの真後ろの席だったので
間近で多部ちゃんを観られて感無量でした(ToT)/~~~

 

 

 

 

 


さて、昼食を済ませて池袋へ移動。
今日は映画サービスデーで大人\1,100ですので
安い時にまとめて観ます(^^;)


映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』
満足度:★★★★

 

 

 

※思いっきり反射してしまったので、画像上半分は合成です(^^;)

原作:岩井俊二「リップヴァンウィンクルの花嫁」
監督・脚本:岩井俊二
出演者:
黒木華、綾野剛、Cocco、
原日出子、地曵豪、和田聰宏、毬谷友子、
佐生有語、夏目ナナ、金田明夫、りりィ、



こちらも所感は極々軽めに。
予備知識を入れずに観たので、
前半は現代社会がどれだけ嘘で塗り固められた世界なのか!!
ということに勝手に憤りを感じながら観ていました(^^;)

東京の片隅で、それなりに、普通に生きてきた私、
黒木華さん演じる皆川七海は
出会い系サイトで知り合った彼と結婚、
物事をあまり考えず、感情を並立たせず、
と言うように人並みに生きてきたが、
その普通の暮らしが些細な事から
あっと言う間に人生、生活そのものが激変してしまうことに・・・。


綾野剛演じるいわゆる何でも屋(便利屋?)が
役者になる前、

実際にこういう仕事してたんとちゃうのか?
と思えるほど、
話の持ち掛け方などが生々しい(笑)
しかしCoccoが登場してくる辺りから
次第に作品の世界観みたいなものに

ハマっていくような、不思議な感覚に・・・。
主演の黒木華さんも
こう言ったら失礼かもしれませんが、
無防備と言いますか世間知らずな女性感を
かなり漂わせており、
これは黒木華さんに演じさせるために
用意した人物なのだろうと思えるほど
役にハマり切っており素晴らしいのですが、

それ以上にCoccoの存在感が勝ってしまうかも?
とも思いました。
映像は全編に岩井俊二作品の色調が

漂っていてかなり好い感じです。

惜しむらくは本編3時間もある上に

上映館が少ないので、
なかなかスケジュールを合わせ難いかなと。

満足度は★4つ+αにしておりますが、
気持ちとしては4.5にしても良いかなとの思いです。


現時点での私が観た今年の映画満足度トップ3
・「ビューティー・インサイド」韓国
・「リップヴァンウィンクルの花嫁」
・「あやしい彼女」




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