舞台『転校生』
2015年8月30日(日)マチネ
@Zepp Blue Theater Roppongi
満足度:★★★彡

脚本:平田オリザ 演出:本広克行
出演者:
逢沢凛、秋月三佳、芦那すみれ、生田輝、
石山蓮華、石渡愛、伊藤優衣、伊藤沙莉、
今泉玲奈、折舘早紀、川面千晶、堺小春、
坂倉花奈、桜井美南、清水葉月、多賀麻美、
永山香月、藤松祥子、南佳奈、森郁月、吉田圭織
Facebookでチラッとは見ていましたが、
まさか本当に12列目が最前列とは(^^;)
メインステージとなる”教室”エリアが
客席の8、9列目?辺りまでせり出す舞台セット。
ステージ奥が楽屋控室となっており、
出番待ちの出演者はそこで待機しており、
何をしているのかまで
客席から見える状態になっております。
ステージ後方上部のスクリーン上には、
ステージ上で会話されている台本が映し出され、
さらに両サイドにもスクリーンがあり、
教室を上から見下ろす映像や、
教室を左右から観た映像、
会話の中心となっている出演者に寄った映像、
などなど、かなり気になります(^^;)
他にも書きたいことはいろいろあるのですが、
まだこれから舞台を観る友達もいらっしゃるので、
細かい演出や、ストーリー、
各出演者の感想については
割愛させていただきます<m(__)m>
全て書くと、かなり長くなりそうです(笑)
私は前回公演の「転校生」は観てはいませんが、
多少内容を知っていたことや、
観ていれば気付く事など(ちょっとネタバレ)もあり、
最後まで興味深く観ることが出来ました。
ただし、
教室の日常風景的な同時多発の会話が
ところどころで展開されるため、
多発的な会話の場面では、
一人一人が劇場に響き渡るような発声はしないため、
慣れない方には、誰が何と言っているのか、
あのグループはどんな趣旨の会話をしているのか、
など、全てを聞き取ることは恐らく不可能と思います。
「幕が上がる」と同じ富士ヶ丘高校が舞台のため、
私も初めのうちは
ぐっちーや吉岡先生と言った名詞や単語、
伊藤沙莉ちゃんが絡む場面くらいしか
聞き取れませんでした(^^;)
これは私の感覚になりますが、
舞台観劇経験の少ない方には、もしかすると、
この舞台はどういった趣旨のストーリーだったのかすら
理解出来ずにラストを迎えることになるかも知れません。
それでもこれだけの若手新進女優が集まった舞台ですので、
例えば誰かお目当ての女優さんに注目して
観るのもありだと思います。
会話だけでなく、前述のスクリーンや楽屋も
気になってしまうので、とにかくどこかに
ご自分の集中点?の様なものを設けて観てみるのも
良いかも知れません。
例えば中学生あるいは高校生の頃に、、
クラスの気になる女子(男子)ばかりに目がいってしまい、
休み時間でも気になる子がいるグループの
会話は何となく気にして、
他の会話は耳に入らないのに、
そこの会話は聞こえていたりといった経験は
誰しもあるのではないでしょうか?(^^;)
もう1回観たいところですが、財布が空っぽです・・・
さて、「転校生」の上演時間は1時間半程で、
14:30には終わりましたので、
急遽、前日観ました「やってみるのだ!」の
16時からの公演に、当日券があることを祈って、
中野へダッシュしました(笑)
↓
ちび太ン家presents『やってみるのだ!』
2015年8月30日(日)16:00~ 千秋楽
@なかの芸能小劇場
満足度:★★★★


出演者:
大内厚雄、畑中智行、左東広之、筒井俊作
日替わりゲスト:
いなのあんな、原田樹里、
多田直人(昼の回から居残り)
1.俳優脳を試すゲーム/水平思考ゲーム
2.エチュード(即興芝居)
①テーマ/ファミリーもの
_シチュエーション/病院
_進行役/畑中
②テーマ/ラブストーリー
_シチュエーション/アミューズメントパーク
_進行役/左東
③延長戦
_テーマ/サスペンス・ミステリー
_シチュエーション/学校
_進行役/多田
土曜日の回があまりにも面白かったので、
急遽もう一度観させていただきました。
この日限定の固定キャスト4名の
サイン入りパンフレットも欲しくて(^^;)
千秋楽は昼の回のゲスト多田君も居残り参加して、
1名多いステージでしたが、
1回目のエチュードで、
私がアンケートに書いたセリフも選ばれましたヽ(^。^)ノ
ちなみに「そのセリフ、3度目だ!!」ですwww
どちらで言っていただけるかドキドキしながら観ましたが、
大内さんにきれいに流していただけました。
でも3度同じセリフを言うパターンも観てみたかったかな(笑)
千秋楽らしく、エチュードの延長戦もあり、
予定時間をかなり回りましたが、
即興芝居ですので、時にはグダグダ感があったり、
残り一つのセリフがなかなか出て来なかったり、
延長戦は皆さんそれぞれ自分が犯人役だと構えていたり(^^;)
そういったことも含めて最後まで面白可笑しく楽しめました。
台本のある舞台をみたと思えるほど充実した内容で、
これでチケット2800円は申し訳ないと思えるほどです(^^;)
この企画、またやって欲しいです(^^ゞ
パンフレットは小冊子ほどで500円
チラッとだけ(^^;)