赤坂ACTシアター5周年シリーズ 舞台「真田十勇士」 | ポップン村のやすデスさん
9月9日(月)は赤坂ACTシアターまで
観劇に行ってきました。


赤坂ACTシアター5周年シリーズ
舞台『真田十勇士』
脚本:中島かずき 演出:宮田慶子
主演:

・真田幸村:上川隆也

・猿飛佐助:柳下大

・ハナ/花風:倉科カナ

・霧隠才蔵:葛山信吾
・服部半蔵:山口馬木也
・由利鎌之助:松田賢二
・真田大助:渡部秀
・豊臣秀頼:相馬圭祐
・大野治長:小須田康人
・根津甚八:粟根まこと
・望月六郎:植本潤
・三好清海入道:小林正寛
・大野治房:俊藤光利
・三好伊佐入道:佐藤銀平
・穴山小介:玉置玲央
・筧十蔵:三津谷亮

・淀の方:賀来千香子
・徳川家康:里見浩太朗


ちなみに、来年公開の
日本TV開局六十年特別舞台「真田十勇士」
とは全く別物ですので・・・(知っとるわい(^_^;))

まだ9月16日まで公演がございますので、
内容や演出については控えさせて頂きます。

私は倉科カナさんが「ウェルかめ」出演当時からの
ファンのため、今回の舞台を観たいと思い
チケットを獲ったのですが、
発売日をうっかり忘れており、気が付いた頃には、
行こうと思っていた日の公演は売り切れか、
壁際の席しか空いていませんでした(T_T)
本当は休養日明けの公演に行きたかった・・・。
致し方なく、行けそうな日で座席がなるべく
一階の真ん中で探したところ、
この日の一階最後列のど真ん中が
残っていました。

確かに後ろ過ぎて、出演者の顔の表情までは
あまり見えませんが、客席通路も舞台に使われるため、
全体が見渡せるこの席は正解でした(^^♪

赤坂ACTシアターのシートは正直狭いのですが、
(出来れば一人一人が肘掛が使える幅が欲しい)
観劇用に配慮され、前の列とは頭が重ならないような
作りになっており、この点は好いですね。
映画館や劇場、スポーツ観戦施設など、
全てこの様な作りにして欲しいです。
(近年に建てられた物は配慮されている施設も増えていますね)
イメージはこんな感じです↓


所感としては、思っていたよりも
楽しめて観る事が出来ました。
ネタバレになりますのであまり書けませんが、
所々笑える演出もあり、長時間肩肘張らずに
観ていられるのも、こういった娯楽舞台の良さですね。

気になるところでは、
筧十蔵の三津谷君は、得意の●●車を
駆使した殺陣を披露。
三好清海入道の小林さんは、
体格も合っているだけでなく、
伊佐入道とのコミカルな演技も面白いです。
しかし若手も中堅・ベテラン勢も含め、
男の私から見ても、イイ男揃い(笑)
服部半蔵の山口馬木也さんは
どうしても「剣客商売」の秋山大治郎の
イメージがあるのですが(^^;)、目力強し。
霧隠才蔵の葛山さん二人とも40代には見えませんね。
そして大御所、里見浩太朗さん。
徳川家康は恐らく時代劇的なイメージ像と言う物があり、
それに合いかつ演じられる役者となると、
里見さんなど限られてしまう感があります。
まだまだ現役でいい男ですね。

しかし何と言っても真田幸村の上川隆也さん、
何年か前に生で観たことはあるのですが、
舞台も映像作品とも多く出演されてきている
経験もありますし、主役でもありますから
力が入るのは当然ですが、
他を圧倒する様な
存在感と
会場全体に綺麗に透る声量・トーンは
この日は群を抜いていました。


先程も書いた通り、本当は休養日明けの
公演が
観たかったのですが、
やはり連日の疲れからか
上川さん以外の出演者の大半の方は
少々トーンが
低く感じられました。
里見さんはお歳のためもありますが。
演技自体の切れなどは気になるところは
殆ど見当たらず、さすがに力が入っているなと
感じましたが、Bestの状態を観れたらと
思ってしまうのは致し方ないところです。


最後に私の好きな倉科カナさんについてですが、
ご本人も「舞台に出るのがこれまでは怖かった」と
おっしゃる様に映像作品との違いや
2面性の役どころなど難しい事も多いと思いますが、
これから経験を積まれてステップアップしていって
欲しい役者さんです。
猫目好きな私は(笑)どうしても贔屓目で観てしまいますが、
舞台に花を添えていたことは間違いないです(*^_^*)



ちょっと切れてしまいました(>_<)



舞台もたまに観ると面白いですね(^^♪