どうも、ネガティブな言葉を口にしないことにしたyasudaspeedです。
傷付くことを言った相手に対して、私自身も思うところや言いたいことはあったのですが…。
あえて口に出さないで、大人な対応をすることにしました(←自分で言うw)
さて、既に気持ちの切り替えは出来ている人はともかく、本題。
前回、
だいぶエンジンらしくなってきた続き。
そういえば、ベアリングの異音で交換するため、
2年以上前にバラしたきりになっているGRBパワステポンプを組まなければなりません。
実はディーラーの部品センターに聞いてみたのですが、Assy交換のみ。
オーバーホールキットの設定がないことを、バラしてから知る悲劇(笑)
各部を採寸し、ベアリングとオイルシールはモノタロウで、
Oリングは専門の通販業者で、自家製オーバーホールキットを用意。
Oリングの規格は、
上記リンクで勉強しました。
オイルシールの締め代がわからず、サイズ違いを買って手応えで選定。
純正のベアリングは、
片面がラバーシール、
反対面がメタルシールのレア仕様。
位置的にはオイルシールの外、プーリーの内側に当たるため、両面ラバーシールにしました。
まずはオイルシールのリップにグリスを塗布して、
適当なソケットを当ててハンマーで叩き込みます。
続いて油圧プレスでメインシャフトにベアリングを圧入します。
この時はベアリングのインナーレースで支えます。
動きが止まりプレスのハンドルに反力が出たところで、圧入完了。
ケースから飛び出すメインシャフトを逃げて、ベアリング&シャフトを圧入。
この時はベアリングのアウターレースを押します。
要は、ボールに負荷が掛からないようにすればOKです。
大きなスナップリングを入れ、プレス作業は終了。
採寸・発注時のメモを見ながら、Oリングを組んでいきます。
組み付けはATFを使用。
ベーンポンプの外周の組み付けに少し手間取りましたが、
2年越しに、無事フタが閉まりました。
ちなみに、ポンプAssy交換が基本のため、規定トルクがわかりません。
私は経験から24.5Nmにしました。
リリーフバルブ等のOリングも交換しました。
GRBとはプーリー径が違うため、外したBP5のプーリーを移植します。
ブラケットもこれしか持っていないので移植するのですが、
位置決めの圧入カラーがサビで固着して、なかなか外れません。
ラスペネを吹いてバールでこじって、少しずつ離脱。
どうにか分離しました。
ソケットとボルトナットで簡易プーラーを組み、圧入カラーを戻していきます。
サビを落として、防錆のためグリスを塗布。
逆方向に押し込んで、同様に処理します。
今度は固着しないことを祈りながら、
組み付け完了!漏れ、油圧等の動作確認は、これからです。
バンジョーボルトには新品のアルミワッシャーを使用し、
リザーバータンクからのホースは硬化していて、外した時と同様に温めないと入りません。
あとはオルタネーターを取り付けて、ベルトを張ってラジエーター…。
まだまだやることがありますね(笑)
とりあえず、今日のところはこの辺で。
(次回、ちょっと青森市まで)