パワステポンプオーバーホール BP5 レガシィツーリングワゴン | yasudaspeed日記

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(2021.10.15 本格運用開始しました)

どうも、ネガティブな言葉を口にしないことにしたyasudaspeedです。

 

傷付くことを言った相手に対して、私自身も思うところや言いたいことはあったのですが…。

 

あえて口に出さないで、大人な対応をすることにしました(←自分で言うw)

 

さて、既に気持ちの切り替えは出来ている人はともかく、本題。

 

 

前回、

 

 

だいぶエンジンらしくなってきた続き。

 

そういえば、ベアリングの異音で交換するため、

 

 

2年以上前にバラしたきりになっているGRBパワステポンプを組まなければなりません。

 

実はディーラーの部品センターに聞いてみたのですが、Assy交換のみ。

 

オーバーホールキットの設定がないことを、バラしてから知る悲劇(笑)

 

 

各部を採寸し、ベアリングとオイルシールはモノタロウで、

 

 

Oリングは専門の通販業者で、自家製オーバーホールキットを用意。

 

Oリングの規格は、

 

 

上記リンクで勉強しました。

 

 

オイルシールの締め代がわからず、サイズ違いを買って手応えで選定。

 

純正のベアリングは、

 

 

片面がラバーシール、

 

 

反対面がメタルシールのレア仕様。

 

位置的にはオイルシールの外、プーリーの内側に当たるため、両面ラバーシールにしました。

 

 

まずはオイルシールのリップにグリスを塗布して、

 

 

適当なソケットを当ててハンマーで叩き込みます。

 

 

続いて油圧プレスでメインシャフトにベアリングを圧入します。

 

この時はベアリングのインナーレースで支えます。

 

 

動きが止まりプレスのハンドルに反力が出たところで、圧入完了。

 

 

ケースから飛び出すメインシャフトを逃げて、ベアリング&シャフトを圧入。

 

この時はベアリングのアウターレースを押します。

 

要は、ボールに負荷が掛からないようにすればOKです。

 

 

大きなスナップリングを入れ、プレス作業は終了。

 

 

採寸・発注時のメモを見ながら、Oリングを組んでいきます。

 

 

組み付けはATFを使用。

 

 

ベーンポンプの外周の組み付けに少し手間取りましたが、

 

 

2年越しに、無事フタが閉まりました。

 

ちなみに、ポンプAssy交換が基本のため、規定トルクがわかりません。

 

私は経験から24.5Nmにしました。

 

 

リリーフバルブ等のOリングも交換しました。

 

 

GRBとはプーリー径が違うため、外したBP5のプーリーを移植します。

 

ブラケットもこれしか持っていないので移植するのですが、

 

 

位置決めの圧入カラーがサビで固着して、なかなか外れません。

 

 

ラスペネを吹いてバールでこじって、少しずつ離脱。

 

 

どうにか分離しました。

 

 

ソケットとボルトナットで簡易プーラーを組み、圧入カラーを戻していきます。

 

 

サビを落として、防錆のためグリスを塗布。

 

 

逆方向に押し込んで、同様に処理します。

 

今度は固着しないことを祈りながら、

 

 

組み付け完了!漏れ、油圧等の動作確認は、これからです。

 

バンジョーボルトには新品のアルミワッシャーを使用し、

 

 

リザーバータンクからのホースは硬化していて、外した時と同様に温めないと入りません。

 

あとはオルタネーターを取り付けて、ベルトを張ってラジエーター…。

 

まだまだやることがありますね(笑)

 

 

とりあえず、今日のところはこの辺で。

 

(次回、ちょっと青森市まで)