どうも、作業中に不快な思いをしてしまったyasudaspeedです。
外したATFクーラーホースから、ATFが髪に垂れてきました(泣)
被害はそれだけにとどまらず、重力に従い寝板まで…。
ま、寝板はパーツクリーナーで拭けば何とかなるのですが、問題は髪。
作業中に頭を洗う訳にもいかず、綺麗なウエスでタオルドライして作業を続行。
さて、その日はいつもより入念に髪を洗った人はともかく、本題。
前回、
自転車部の続き。
安い完成車のMTB(過去形)1台目で山道を走って不満だったのが、
1 水溜りを走行後、ブレーキが効かず怖い(リムブレーキの欠点)
2 リムの強度が足りない(継ぎ目の段差を水研ぎして解消)
3 フロントフォークの性能が物足りない(ラバースプリングの安物)
というものでした。
1台目がスリックタイヤ、カーボンフォーク、クロスギアスプロケットとどんどんオンロード志向になるにつれ、ブロックタイヤが余りました。
「じゃ、オフロードでそれなりに満足できるスペックで組んでみるか!」ということで、
単品で売りに出されていたフレームを落札。
フロントフォークは、エアスプリングで減衰力調整とリモートロックアウトが付いたものを、海外から取り寄せました。
駆動系は、シマノSLX。
古いものなので、3×10速です。
シフターもSLXですが、ブレーキレバーはディオーレ。
SLXは当時から油圧ディスクで、高かったのです(笑)
まだワイヤーレバーもあったディオーレと、AVID BB7機械式ディスクブレーキの組み合わせ。
ローター径は前後とも160mmですが、もう少しフロントが効いてくれればいいのに、
と思って買ったまま眠っていた、SLXの180mmにようやく交換です。
ちょうど搬入のため前後ともホイールを外していたので、
センターロックナットを外して、
180mmと160mmだと、こんなに大きさが違います。
この上の203mmはダウンヒルモデルに使われ、里山にはオーバースペック。
下りの傾斜が強くなるほど、また減速Gが強くなるほど、前荷重になります。
たっぷり荷重が乗ったフロントタイヤのグリップには余裕があるのに、リアは限界寸前…。
ディスクでもVブレーキでも、前後同径だとこの傾向は同じです。
そこでフロントのローター径を増し、同じキャリパーとパッド、握力でもアクスルから遠くをつまむことで、テコの原理で制動力を増やすのです。
作業自体はセンターロックを緩めて入れ替えて締めるだけなので、当ブログの読者には釈迦に説法なウンチクを並べてみました(笑)
キャリパー脱着及びローターの当たりが変わったため、パッドの位置を調整して、
書き忘れてましたが、フォークとキャリパーの間のアダプターも換えてました。
当たり前ですが、160mmのアダプターだと180mmのローターは入りません。
まだアタリは付いていませんが、既に制動力が高いのが感じられます。
ルックスも一気にオフ車っぽくなりました。
するとリアのローターがしょぼく見えてきてしまい、径を160mmのままでSLX化してルックスを揃えたくなります。
悪循環というか、完全に沼にハマっていますね(笑)
とりあえず、今日のところはこの辺で。
(次回、ゴールデンウイークも通常営業)