■2014年9月議会一般質問 1.繊維のまち一宮の文化歴史遺産を次の世代につなげよう | 安田誠 オフィシャルブログ

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~主権者として未来ビジョンの選択~

みなさん、おはようございます。
希望ある一宮の未来をつくる!一宮市議会議員の安田 誠です。

9月議会が始まり、8日午後一般質問に登壇しました。
大きく5つのテーマについて問いました。

最初のテーマは
1.次世代につなぐ一宮の文化歴史遺産について
  わがまちの文化歴史遺産を次の世代へつなぐ戦略です。


写真は
昭和8年に建築された築81年 繊維組合所有の尾西繊維協会ビル
戦災で残ったわずかな建物の一つ

このビルが存続の危機にあります。

このビルの文化歴史的な価値は高いと考えます。
 「全国の綿製品の産地と差別化するため、昭和初期、水資源という強みをいかし、一宮市の先人たちの技術革新によって綿から毛織業への転換したその研究努力と繁栄の歴史が息づく建物」と言えます。 

こういうものが文化じゃないの?
ただ古ければいいというものじゃない。

白いアーチ窓と茶色のタイルばりの外壁
天井や壁に花柄など優美な装飾がほどこされた和洋文化が融合する「昭和モダン」でデザイナーや建築家の間でも評価が高い。

これからは地域にしかない固有の資源を掘り起こしていく時代。
この文化歴史的遺産が撮り壊わされようとしている中、市の姿勢、文化と歴史保存の熱意を問いかけました。

文化財として指定できないのか?
利活用がしやすい登録有形文化財として指定は?

毛織物産業で隆盛をきわめた一宮の輝かしいの先人の息吹、歴史を感じさせる数少ない歴史的建造物です。
 「これに並ぶものが他にあるのなら教えてほしい」
「これを保存せず、何を保存するのか?」
 


斜め前に10月から建設が始まる新しい商工会議所に市は5億円拠出するが、
市に熱意を見せてほしかった。
今日は、それを感じることはでませんでした。
でも少なくとも、始動したと信じたい。
詳しくは次号で。