■2014年6月議会一般質問 その③ 住民本位の女性健診で受診率アップを | 安田誠 オフィシャルブログ

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~主権者として未来ビジョンの選択~

みなさん、こんにちは。
希望ある一宮の未来をつくる!一宮市議会議員の安田 誠です。

議員になる前、名古屋テレビに奉職した、世界的な診断薬と医療機器の企業で医療に関わった経験から。健康政策、予防医療政策にはかなりの思い入れがあります。
検診の受診率もその一つです。

女性検診はデリケートだけに、受診率は低い。
どうしたら上げることができ、乳がんや子宮がんから多くの人を救うことができるのか?ずっと考えてきました。


行政の仕事は、検診を受けやすい環境作りに徹すること、だと考えます。
1.特定健診
2.乳がん検診
3.子宮頸がん検診
4.胃がん、肺がん、大腸がん検診

国民健康保険に入っている女性が、1-4の検診を受けたい場合、一度に受診できる医療機関の指定はひとつもありません。
企業検診の指定機関は、ほとんどが総合病院で一度に全て受診できるのとは対象的です。

名古屋市の高い受診率とそのやり方を調査したら、ヒントが見つかりました。
灯台元暗し。



名古屋市中区の場合、全て一度にできる医療機関は8箇所あります。
女性スタッフのみの検診機関の提携にも積極的です。
市が行う国民健康保険の検診なぜこんな利便性の低い方法なのか?

医療の機能分担という国の考えと、委託先である医師会の方針、との答弁でしたが、
医療の機能分担の定着のために、女性検診が不便を強いられているとしたら
本末転倒であると厳しく指摘し、直ちに改善を求めたところ、今後検討することになりました。


お役所本位から住民本位への変革へ。