銀座阿波おどりシリーズ ~中③~ | 飲食店で成功と失敗を経験した虎 安田久のブログ by Ameba

銀座阿波おどりシリーズ ~中③~

10月25日から上・中・下の3回にわたり日本外食新聞に
銀座阿波おどり誕生の舞台裏が連載されることになり

読者の皆様にもご覧いただきたく記事を引用させていただきます




11月5日付日本外食新聞社より~
・・・・・感動を訪ねて・・・・・・(外食新聞社:川端隆)


中③


「銀座阿波おどり」の無事開店と、その後の経過報告のため徳島県庁を
訪れた安田に対し、知事の飯泉嘉門は徳島の特物産についてこう説明
した。「麺類だけでも、そば粉100%の『祖谷そば(いやそば)』『半田素麺』
『徳島ラーメン』『平井のたいらうどん』といった4大麺があり、それを
『イケメンセット』として通販で売り出したらこれが人気だ。売り方と素材の
探し方がポイントになる。

例えば、阿波尾鶏は日本で№1の生産量を誇る地鶏だが、売れない部位
もある。それを調理方法とセットで売れば、本来高い鶏も安く提供すること
ができ、消費者も喜ぶ。それが食材の目利きだ。ぜひ埋もれた徳島の
素晴らしい食材をどんどん東京で発信して欲しい」と、安田の東京での
活動に対し、激励の言葉を贈った。

長い間、「近畿の台所」として鳴らしてき食の宝庫、徳島。
海産物1つとっても、紀伊水道、瀬戸内海、そして太平洋。3つの異なる
海域から獲れる豊富な魚介類が眠る。しかし、その多くがまだ関東には
紹介されていない。4年前に味わった「海女料理ししくい」の伊勢海老や
アワビの踊り喰いの感動をはじめ、安田は、再度、地元の食材を特徴ある
提供方法で人気を集めいている飲食店を一軒一軒、なぞって歩いた。

実は徳島県は、飯泉知事の就任以降、全国から「徳島こそ」と言われる
「オンリーワン徳島」を実現するために、県政運営の指針となる「オンリー
ワン徳島行動計画」を策定していた。一方、安田は、「エンター
テイメント+
郷土料理+参加型飲食店」により「オンリーワン事業モデル」の構築を進め
ている。奇しくも、同じ「オンリーワン」の言葉と繋
った飯泉安田。
それは、今後、2人の関係がより強固なものになることを予感させる
「一致」に見えた。



                                 下①に続く~