銀座阿波おどりシリーズ ~上③~ | 飲食店で成功と失敗を経験した虎 安田久のブログ by Ameba

銀座阿波おどりシリーズ ~上③~

10月25日から上・中・下の3回にわたり日本外食新聞に
銀座阿波おどり誕生の舞台裏が連載されることになり

読者の皆様にもご覧いただきたく記事を引用させていただきます




10月25日付日本外食新聞社より~
・・・・・感動を訪ねて・・・・・・(外食新聞社:川端隆)


上③


安田は3月末に徳島に飛び、本丸の連団体に切り込む前に、
地元マスコミや知事、漁連、JAなどに「銀座阿波おどり」構想をぶち上げ、
「外堀」を埋める賭けにでた。
地方との取り組みノウハウを持つ安田が放った荒業は、裏技でもあった。
「歴史と伝統がある阿波踊りに新しい歴史を作らせていただきたい。
阿波踊り、そして徳島の活性化を約束します」・・・・・
従来、複雑な関係下にある2系統の連団体の協力を
揃って取り付ける並大抵のことではない。


しかし、阿波踊りにかける安田の熱意が両巨頭をを動かす。
徳島市に事務官がある阿波おどり振興会の山田理事長(天水連長)と、
徳島新聞が事務局となっている徳島県阿波踊り協会の
岡秀昭副会長(娯茶平連長)が揃って協力を表明、徳島公認の
高円寺の協会幹部も銀座への派遣を約束してくれた。


しかしオープンは5月上旬。時間がない。1ヶ月30日を30連が日替わりでおどる。
そんな無謀ともいえる安田の構想を、高円寺の協会幹部が実現に向け
全面的に協力してくれたのだった。そして5月11日。東京・銀座コリドー街に
「郷土料理+エンターテイメント」、さらに「来店者が参加できる」付加価値を
持った新たなエンタメ系居酒屋がオープンした。
構想から4年、安田の「感動」が形になった瞬間だった。



                                  中①へつづく・・・・・・