マネーの虎の回答
決断の時
HN=湯葉人
ご職業 飲食業
安田社長はじめまして。
山梨のとある田舎で飲食業を営んでいます。
先代から受け継ぎ商売をさせていただいています。
が地方は人口減少が加速、企業・工場の閉鎖等でかなり冷え切ってきました。
もう正直限界を感じています。借入して継続するか・たたんで勝負をかけて都心へ出店するか、日々妄想と逃避との格闘の毎日です。
安田社長は過去に様々な状況で判断を瞬時にし、行動をされてきたと思いますが、その原動力となったものは経験知からですか?それとも勝負師の第六感ですか?
是非都心で勝負してみたい商品があります。
しかしこの商品を山梨の新たな名物にさせてみたい志もあります。
勇気になる助言を頂ければと思っています。
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ご心情お察しします。
東京でさえ壊滅的な状態なのだから、地方の現状はもっとひどいはずです。
文中にもある通り、なかなか光が見えず逃げたくなったり辞めてしまおうとする気持ちとの格闘の日々だと思います。
その厳しい現実の中で、新たなチャレンジ精神を持っていることがまず素晴らしいと思いますし、そのような姿勢でもあればおのずとチャンスは巡ってくると思います。
人間諦めることは楽で簡単ですが、諦めたらそこで試合終了ですから。
諦めなかったら誰か応援してくれる人が出てくれるかもしれない、景気が好転するかもしれないんですから。
諦めない、投げ出さないということが一番大事です。
その点あなたにはまだまだチャンスがあると思いますよ!!
私の希望としてはぜひあなたのような気持ちを持った人に地域を盛り上げていってほしいですが、どうしても自分の周りだけだと商圏が限られてきますからね。
ビジネスチャンスを拡げるためにも思い切ってチャレンジしてみる価値はあると思いますよ。
ただ、勝負するにしても相手の土俵を知るリサーチは最低限知るべき。
競合はどれぐらいの価格で、どんな商品を、どの時期に、どれぐらいの予算の販促をといったように競合他社の状況は入念に調査しなきゃいけないですよ。
そうしたリサーチをした上で初めて戦えるし、自社の弱み・強みが見えてきます。
私の場合、過去にたくさん失敗してますから、いかにこの市場調査が重要かわかっています。
何でもそうですが、「はじめの一歩」は本当に大変なものです。
生半可な気持ちじゃ淘汰されますし、いろんな苦労もあるかとは思いますが、ぜひ頑張ってください。
あとは、最終的な決断は自分にしかできないので、自分と自分のセンスを信じ突き進んでいってください!
もちろん、経験値とかも大事ですが、責任取るのも決断するの結局は自分でしかできないんですから。
現状維持では絶対に道は開けないので、前進あるのみです!!