続き | 飲食店で成功と失敗を経験した虎 安田久のブログ by Ameba

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求人フリーペーパー


HN = ソシオ
ご職業 広告営業

安田社長いつも楽しくブログを拝見してます。
私は、無料求人誌の営業をしていますが昨今の経済不況で会社はピンチです。
企業の景気に左右される会社なので企画や提案をしてもなかなか人件費にお金をかけてくれません・・・
1,2年後に景気が回復するとは思えないのですが安田社長はどう思いますか?

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ピンチなのはどこも一緒だよ。

まず率直にこの不景気は長引くと思うよ。

もう既にどの業界も値引に次ぐ値引でデフレスパイラルに陥ってしまいそうなことは明白だし、後はそうなったら互いの体力の削り合いしか残ってないからね。

なるべく設備投資や人件費も最低限に抑えるだけ抑えるから、成長曲線も緩やかに下降していかざるを得ないと思うんだ。

世の中が不況に陥った時、企業が特にシビアに削減を考えるのは人件費だよね。

飲食店でもそうです。

飲食店にもFL(Fは食材原価、Lは人件費)と言って、いわば飲食店の通信簿みたいな数値があるんだけど、まず先に着手するのはシフトの見直しや業務の効率化による人件費の削減。

要は手っ取り早く削り易いんだよね。

そうなると当然求人広告は控えるし、紹介制度や完全成功報酬の媒体へと流れていくから、求人媒体の営業マンは今めちゃくちゃ大変だと思うよ。

まさに広告業界もいかに安い枠を作るかのデフレスパイラルに陥っていってしまっているから、どんどん費用対効果も落ちるし、全く売れないから営業マンの士気も下がるよね。

昔は載せただけですごい数の応募があった媒体も今は電話一本鳴らないことすらあるからね。

それじゃ誰も使ってはくれない。

いくら同業が増えたからといってそんなのいいわけにはならない。

不況だからといって安易な値下げに走るよりはまずは求人誌のコンテンツをブラッシュアップすることを第一に考えた方がいいと思う。

生き残っていくことは本当に大変だよ。

お互い取り残されないように頑張ろう!



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