一貫すること | 飲食店で成功と失敗を経験した虎 安田久のブログ by Ameba

一貫すること

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一貫すること


HN=良雄

ご職業 会社員



現在小さな住宅販売の会社で営業をしております。

社長が気分屋で数年毎に企業理念が変わったり、会社の戦略が変わります。

その度に社員は慌てふためき、あっちへこっちへ振り回されています。

それでも、大資本の子会社ですので、業績にそこまで影響があるわけではないのですが、正直そんなトップ嫌です。

企業理念が頻繁に変わることってどう考えても良くないことだと思うのですが、安田社長はどう思われます?



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「初志貫徹」、今この言葉の持つ意味はすごく重要になってきているし、継続していくことはより困難になってきているよね。

君の会社の社長がどういう意図でコロコロ方針を変えるのかは知らないけど、時代は常に動いているし、10年前通じた理論が今ではまるで通じないなんてことはビジネスシーンにおいては多々あることだと思う。

できることなら俺もずっと同じビジネスモデルで勝負したいという気持ちもあるし、創業当時の想いを忘れたことはない。

ただ、明日、明後日、一ヵ月後、半年後、一年後・・・と、人ともに時代は変わるよ。

その時代時代の時流に合わせて戦略や方針を転換せざるを得ない時だって必ずあるはず。

たしかに、全社員企業理念という同じ目的意識のもと働くことはすごく大事だし、創業者の想いも尊重すべきだと思う。

でも、一番駄目なのは「今までのやり方が楽だから」とか「仕事が増えるよ~」と言って、新しい考えや価値を受け入れない頭でっかちになること。

俺も講演で地方によく行くけど、地方にはこの手の人がうじゃうじゃいる(笑)

「このやり方じゃうまくいかないよ?」と進言しても、「今まではこれでうまくいっていたんだ」と耳を貸さない。

ほんと勝手にして下さいという感じ(笑)

まぁ、そうは言わないけど、時代に逆行していいのは美術品や伝統工芸品の世界ぐらいだからね。(変わらないのが良いとされるものもあるという意味でね。)

世の中はどんどん動いているし、どの企業も多大な先行投資をし事業の形を変えては変え、その繰り返しだよ。

大手でさえ当たり前のようにしているということはそうしなければ生き残っていけないということなんだと思うし、我々のような小資本の会社はさらに努力を重ねなければならないんじゃないかな。

もちろん、松下さんのように先代からの社訓を大事に受け継いでいくことも大事だし、成功者の言葉から学ぶ事は大いにあるよ。

経営者であれ社員であれ、今後はより柔軟な考えのもと、時代に即した行動が求められていくはずだよ。

あぐらをかいていたらどの企業も時代に取り残されてしまうよ。

頑張ろう!




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