もうすぐ5歳の息子が気に入った
「ふしぎな にじ かがみのえほん」渡邉千夏 作 福音館書店
TVで紹介されて最近話題の「きょうのおやつは」の作者 渡邉千夏(わたなべ ちなつ)さん作です。
鏡の向こう側に伸びていく虹に興味津々で、本の向こう側を見ては「ふしぎだねー」を、繰り返していました。
一人でも広げてみて、少しづつ読めるようになってきた平仮名を読みながら、自分で開く角度を変えたりしながら、真っ直ぐに伸びていったり、円になったりする虹を楽しんでいます。
特に、一番最後の花火がパーンと広がるのがお気に入りです。
大人でも初めて見た時は「こんな絵本があるの!?」と、驚くと思います。
角度が大切なので、大勢に対する読み聞かせには向かないですね。
内容紹介
鏡のように反射するピカピカの紙でつくられた絵本です。絵本を90度に開くと、両側のページの絵が互いに映りこみ、驚くほど立体的に見えます。ともかく百聞は一見に如かず。ぜひお手にとって、未だかつてない視覚体験をお楽しみください。
ページの間に浮かびあがるふしぎなにじが丸くなったり、大きくなったり。次から次へと姿を変えて、見る人を楽しませます。 5才から。
出版社からのコメント
鏡が生み出す思いがけない効果にびっくり。目の前に広がる三次元空間に、思わず手をのばしたくなります。園児~小学生が楽しめるのはもちろんのこと、赤ちゃんが「すごく気に入っています」という親御さんあり、「私がほしくて買いました」という大人の方あり、幅広い世代の方に楽しんでいただいています。プレゼントにも最適。おいしそうなおやつをつくる姉妹本『きょうの おやつは』もおすすめです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
わたなべ/ちなつ
渡邉/千夏。筑波大学芸術専門学群卒業。グラフィックデザイナーとして家庭用品メーカーに勤務の後、現在は愛知県立芸術大学大学院に在籍している。「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに、作品を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)