あわいの力
能楽師&ロルファーの安田 登 さん著
全編 私には 難しかったのですが・・・
後半はグイグイ 引き込まれました
「あわい」ってはじめて聞く言葉でしたから
「あわい」
媒介。あいだ。
自己と他者。異界と
現実界、時間と空間、あっちとこっち
ふたつのものが出会う界隈。
能楽におけるワキは両者をつなく象徴的な存在。
人は身体という「あわい」を通して
外の世界とつながる。
ね、だんだん読みたくなってくるでしょ
言葉の意味や成り立ちについていろいろ書かれています
例えば・・・
「かんがえる」の語源は「か・身交(みか)ふ」
「か」は接頭語 「みかふ」は身が交わる
身体が交わる時に思考が生まれる
??? じゃ、何と交わるの??
環境や対象からの刺激を受けながら、身体という「あわい」で
さまざまなことに思いを巡らす状態=「かんがえる」こと
そして
からだとこころの関係・・・
ロルフィングの話・・・
呼吸の話・・・へと続いていきます
異界と現実界の記述をご紹介しますね
社会の中に「異界」が増え、ワキ的な人たちが増殖するためには
「空白」の空間と時間が必要です。
現在は社会から「空白」を埋め、
「異界」がどんどんかき消されようとしています。
子供はある意味で「異界」に生きる存在です。
「何もない」「空白」の時間と空間こそが、「異界」の住人のこどもを
本当の意味での大人に育てることになると思うのです。
それが「異界」と実社会をつなく「あわい」の力です。
あ~ん、うまく伝わらないな~
なんじゃらほい、もっと知りた~いという方
ぜひ 読んでみてください
私の「あわい」の力はまだまだ・・・です