2025年11月 愛媛県中部のパワースポットを巡ってきました。
その21.内宮神社 です。
別子銅山へ行く途中、国領川に擬宝珠のついた橋がありました。少し手前の山根公園の川を挟んだ向かいに内宮と書かれた扁額に掛かる鳥居があったので、行ってみることにします。
内宮神社は伊勢神宮の内宮から、慶雲3(706)年に勧請された古社と伝わっていますが、式内社ではありません。伊勢は「ないくう」と読みますが、こちらは「うちのみや」と読みます。鳥居の手前に太鼓台の登る参道と書いてありますが、左の方にも鳥居と階段があり、そちらが人用で、こちらが太鼓用の参道だそうです。
人用の参道と合流して少し行くと階段とスロープに分かれていました。
階段の手前にいる狛犬はかなりユーモラスです。目はまん丸で、ナマズ髭が生え、口にはキバがなく、アゴもありません。
階段に先でまた参道が分かれました。
まっすぐ行く参道の左側には多古里神社などの小さなお社が並んでいました。
鳥居が連なる方へ行くと稲荷神社があります。
再び参道に戻ると内宮神社の拝殿があります。
向拝には菊紋がつき、内宮天照皇大神宮と書かれた扁額が掛かっています。
参拝客も宮司さんも見当たりませんが、奥には明かりが灯っていました。
拝殿の後ろへ行ってみます。
本殿の階の下には、サルのような顔をした狛犬がそっぽを向いていました。
脇障子は透かし彫りになっていて、彫られているのはご祭神の天照大神の弟の須佐之男命でしょうか。
本殿の斜め後ろにも神社がありました。
天御中主神社は小さな社殿ですが、大きな屋根に千木や鰹木までついていました。
大勢祀られているようです。
こちらも脇障子が付き、透かし彫りです。
隣には覆い屋に守られた小さなお社がありました。須佐之男命が祀られている天照大神御弟神本社です。
向拝虹梁には龍が絡みついています。
斗供や尾垂木が複雑に組み合わされています。
天照大神の弟を祀るだけあって、拝殿もあって特別感があります。
玉垣に囲まれた本殿の左側には門がありました。
こちらがわにもヘンな狛犬がいました。
本殿は床下にも木鼻がついていました。
拝殿の所まで戻ってきました。15分程のお参りでした。
【別子銅山】中伊予のパワースポットを巡る旅 22 に続く・・・





























