【大隅国分寺・祓戸神社・隼人塚】日向・大隅のパワースポットを巡る夫婦旅 47・48・49 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2025年8月 鹿児島県大隅エリアのパワースポットを巡ってきました。

その47.大隅国分寺 48.祓戸神社 49.隼人塚 です。

 

 

霧島市国分の住宅街の一角に大隅国分寺跡があります。今は建物はなく、静かな原っぱです。

 

駐車場からすぐに所に石仏や石塔がまとめられています。その後ろに大きな石がいくつもありますが、かつての堂宇の礎石のようです。

 

仁王様は風化はしているようですが、迫力のある顔をしています。

 

石塔に刻まれた康治の年号ははっきり見えました。

 

大隅国分寺跡から鹿児島神宮へ行く道の途中に祓戸神社があります。神社の裏に駐車場があるので、本殿の横を抜けていきます。

 

道路に面して建つ鳥居の横には大隅建国1300年の記念碑があります。この辺りはかつて大隅国府があった所で、祓戸神社は大隅国の惣社として創建されました。1200年以上の歴史を持つ古社ですが延喜式神名帳には記載されていません。

 

祓戸神社には天満天神社が合祀されていることから、菅原道真についての説明版もありました。

 

境内の左側に石祠や石仏が並んでいました。

 

石仏をよく見ると頭にヘビを巻いているようでした。

 

拝殿は比較的新し目です。天井は格天井で、床はピカピカに磨き上げられていました。

 

本殿も質素な感じです。

 

JR隼人駅の近くに史跡公園があり、そこに隼人塚があります。入口に流れているのは蛭児神社の横から流れてきた宮内原用水です。

 

橋を渡って公園を突っ切って行くと3基の五重石塔が並んでいます。

 

石塔の四隅には石造の四天王がいます。

 

石塔の各層・各面に仏像が彫られています。奈良時代初期の隼人の反乱の際の死者の霊を鎮める等、慰霊塔として造られたという説がありますが、彫刻の様式などから、平安後期に建立されたと言われています。

 

 

【佐多岬】日向・大隅のパワースポットを巡る夫婦旅 50 に続く・・・