【燈籠坂大師】安房のパワースポットを巡る夫婦旅 その33 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2025年5月 安房のパワースポットを巡ってきました。

その33.燈籠坂大師 です。

 

 

大山不動で安房国巡りは終わりましたが、埼玉に帰る前に富津市にある燈籠坂大師の切通しトンネルに寄っていくことにしました。

R127の城山トンネルの東口の脇に燈篭坂大師のゲートがあり、くぐった所に駐車場があります。

 

駐車場からはすぐの所にあるトンネルを歩いていきます。館山の赤山地下壕でも見ましたが、ここも岩肌の縞模様がきれいです。

 

駐車場の先のトンネルで内房線をくぐると、丁字路に出、すぐ右に切通しトンネルがあります。こちら側が切通しで奥がトンネルになっています。

 

切通しトンネルも縞模様がきれいです。このトンネルは高さが10m程もありますが、明治から大正頃に掘られたトンネルを昭和初期に切り下げたため、このような高さになったそうです。トンネルの形がボーリングのピンのような形をしているのは、そういう経緯もあったからです。

 

切通しトンネルをくぐった所に鳥居があります。石造の扁額には燈籠坂大師と書かれています。この先は神社?

 

階段を少し上ると、その先に緩い坂が続いています。

 

坂道とは別ルートがあります。この男坂の入口にも鳥居がありました。

 

男坂を上っていきます。

 

上り切った所に燈籠坂大師のお堂がありました。ここは東善寺の飛び地になっているところです。東善寺は城山トンネルを西に1km程行った所にあるお寺で、弘法大師が休憩した所とされています。

 

軒下には鰐口が吊り下げられていて、どう見てもお寺です。

 

内陣の奥には瓦葺の厨子が納められていました。しかし御簾が下ろされ、弘法大師が岩に刻んだという自身の像は見られませんでした。

 

男坂を上ったところからは、東京湾が少しだけ見えました。

 

男坂の横は崖になっています。

 

大師堂の横に岩を削った石段があり、切通しの向こうに続いていました。

 

手掘りの階段を上ります。

 

階段の途中にはめられた格子の奥にはお、地蔵さんの姿がありました。

 

切通しの先に細い坂道が続いています。

 

坂を下っていくと右の崖に掘られた窪みに石仏がいました。

 

岩壁はすぐに終わって、この先は普通の崖になっていました。

 

道は下の方へ続いていますが廃道のようです。この辺りでは下の喫茶店から流れてくる音楽が聞こえてます。この道も喫茶店の方に行けるのかもしれませんが、ここで引き返します。

 

南無阿弥陀仏の石碑の向こうの崖に石仏が並んでいます。

 

切通しの手前を右に行くと燈籠坂トンネルの上に行けそうですが、道はありません。

 

ツルツルの階段を慎重に下ります。

 

女坂を下ってきました。男坂には灯篭がいくつも連なっていましたが、女坂の方にはありません。

 

切通しトンネルを抜けていきます。

 

何億年もかけて造られた、まさに自然の美です。

 

内房線の下を抜けて駐車場に戻ります。

 

駐車場に到着です。

所要時間は25分でした。

 

 

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