【上州太田の寺社と史跡 ④⑤:生品神社・反町館跡】パワースポットを巡る夫婦旅 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2023年9月 群馬県太田市のパワースポットを巡ってきました。

その④ 生品神社 ⑤ 反町館跡 です。

 

 

【 旅程 】

   ①冠稲荷神社(1時間10分) [太田市細谷町]

   ②世良田東照宮(15分) [太田市世良田町]

   ③長楽寺(30分) [太田市世良田町]

   ④生品神社(10分) [太田市新田市野井町]

   ⑤反町館跡(10分) [太田市新田反町町]

   ⑥円福寺(20分) [太田市別所町]

   ⑦金龍寺(10分) [太田市金山町]

   ⑧金山城跡(45分) [太田市金山町]

   ⑨新田神社(15分) [太田市金山町]

 

  

 

東照宮や長楽寺から北へ行くと、生品神社があります。平安後期に成立した上野国神名帳に記載のある古社で、前九年の役に際して、源義家が戦勝祈願をしたと伝わっていますが、新田義貞の鎌倉討幕の旗揚げの地として有名です。主祭神は大国主命ですが、平将門を祀っているともいわれ、義貞が自分を将門になぞらえようとしたのかもしれません。

 

道路に面した大鳥居をくぐると、その先は広くなっていて、左に社務所があります。少し行くと赤い神橋があります。

 

神橋の先の道路を渡って、三の鳥居をくぐると、その先は小さな森になっています。

 

拝殿に向かって歩いていくと、左側にたくさんの石祠があります。一番大きな祠にはキツネさんがいます。

 

参道の突き当たりに拝殿がありますが、その前に杉の木が立っていて、その木を避けていきます。

 

拝殿の内部は畳敷きになっていて、幣殿との境には格子戸がついています。

 

本殿の側面や脇障子には、彫りの深い彫刻がありました。

 

生品神社から3km程南に行った所に、新田氏の居館があった反町館跡があります。正方形の敷地は周囲を水堀で囲まれています。道路をはさんで東側に広い駐車場があります。

 

堀に沿って藤棚があり、その南側から居館跡に入ります。

 

反町館は現在は瑠璃山照明寺(真言宗)となっています。本尊は薬師瑠璃光如来で、反町薬師尊と呼ばれています。境内西側には弘法大師を祀る大師堂と参籠堂が並んでいます。

 

北側にある本堂は、参籠堂と太鼓橋でつながっていて、屋根のてっぺんには火焔宝珠が乗り、その下には新田氏の家紋、一つ引両がついています。横幕にも大きく一つ引両紋。

 

向拝桁の上には仙人のような人が彫られ、向拝虹梁の木鼻には獅子と獏がいます。

 

本堂の前からまっすぐ伸びる参道を行くと南側の道路に出ます。道路に沿って土塁が残っています。

 

道路の左に土塁、右に水堀。水堀のこちら側の方がGLが高いことがわかります。

 

上州太田の寺社と史跡⑥:円福寺 に続く・・・