2018年11月 神宮・別宮と「志摩の三女神」を巡ってきました。
その2日目です。
旅程
11/7(2日目)
09:20 伊射波神社[鳥羽市安楽島町] (20分)
10:40 彦瀧大明神[鳥羽市河内町] (10分)
11:30 青峯山正福寺[鳥羽市松尾町] (3時間50分)
15:50 神明神社(石神さん)[鳥羽市相差町] (20分)
16:50 横山展望台[志摩市阿児町] (30分)
【 2日目 】
昨日の夕方に急速に回復した天気は今朝も続いています。快晴です。6時半過ぎに伊射波神社のある加布良古崎から朝日が昇ってきました。
今日最初は伊射波神社です。googlemapでは、そこに行く道が載ってません。北側からが近そうだと思って行ってみましたが、林の中に道はなく、南側へ行ってみると、安楽島海水浴場付近から神社への道がありました。遊歩道を10分程歩くと海辺に出ます。
一旦林に入り階段を下ると海辺の鳥居(一ノ鳥居)に出ます。かつて船で参拝に来ていた名残だそうです。ここから森の中の石段を上り、5分程で二ノ鳥居があります。
二ノ鳥居からすぐに伊射波神社です。志摩国一之宮で鳥羽の三女神のひとつです。
拝殿に入り、ガラス戸の先に神明造りの本殿があります。
神社の先へ森の中へ続く道があります。すぐに四阿があります。
四阿の奥に人の背より低い小さな鳥居があり、向こうに注連縄の張られた石が祀られています。
一番奥に樹木がわずかに開けた所があります。そこは注連縄が張られています。向こうに見える山の向こう側が相差町です。
伊射波神社から15分程歩いて車に戻り、彦瀧大明神へ。ここも駐車場から民家と田んぼの間の細道を少し歩きます。5分程で小さな橋を渡ると小さな鳥居があります。
鳥居の先で川に下りられます。彦瀧大明神は社殿はありません。川をまたいで注連縄が張られ、手前に賽銭箱、奥に小さな石祠があるだけです。御神体は白蛇です。ここも鳥羽の三女神のひとつです。
鳥居の手前には滝がありますが、意外と大きな落差です。
彦瀧大明神から神明神社に行く途中、正福寺の看板があったので、予定になかったのですが、寄ってみることにしました。
青峯山正福寺(真言宗)の駐車場の前にある大門と石灯籠は幕末に建立されたものです。
大門をくぐって鐘楼堂の先を左に曲るといくつもの建物が並んでいます。
一番大きな建物が本堂です。
堂内には船の絵が描かれた額や錨が奉納されていました。木戸には舵の形に掘られた模様があります。ここはクジラに乗った観音様の伝説があり、漁師や海女の崇敬を集めているからです。
本堂と渡り廊下でつながっている聖天堂があります。
駐車場に戻り、青峯山の山頂へ行くことにしました。コンクリート舗装の道は坂がきつくなり、コケも生えて滑りそうだったので、Uターンしようとしたらぬかるみにはまって抜け出せなくなってしまいました。1時間程悪戦苦闘して、結局JAFに来てもらいました。待っている間に歩いて坂を上ってみると、山頂はすぐでした。石柱に「天跡山」と刻まれていました。
救出してもらって大門前の駐車場の先の展望台へ行くと、相差町から志摩市の中心部の方を一望できました。
正福寺から来た道を戻って神明神社(石神さん)へ。鳥羽の三女神のひとつです。海女文化資料館の前の駐車場(資料館も駐車場も無料)から土産屋の並ぶ参道を歩いていくと鳥居が見えてきます。すぐに右側に「山の神」が祀られていました。海の街なのに。
稲荷社を過ぎ石神社を過ぎ、一番奥にあるのが神明神社です。
境内に祀られている神様たちがアニメキャラクターになっています。
神明神社本殿にお詣りしてから石神さんへお詣りします。
石神さんからパールロードを西進し、横山ビジターセンターの駐車場へ。10分前に閉まっていました。5分程行くと横山展望台です。広い階段状のウッドデッキの上に天空カフェテラスがありますが、ここも16時半まで。
横山展望台から少し先へ行くと「木漏れ日テラス」があります。
木漏れ日テラスから英虞湾
木漏れ日テラスから更に行くと「なごらの浮石」があります。船の櫓が当たると祟られると言われていた石を横山に引き上げて航行安全の神になったそうです。その先が「パノラマ展望台」です。
志摩市街方面
賢島から英虞湾の出口方面
横山展望台に戻ってくると、テラスの階段に間接照明が灯り、いい雰囲気でした。
カフェテラスの向こうの木製スロープを下って駐車場に戻ります。
今日は3時間以上もムダな時間を使ってしまいましたが、英虞湾の夜景が見られたということで、ヨシとします。
3日目に続く・・・














































