膝の痛み(変形性膝関節症?)シリーズ4 膝の内側の痛み | 治療院で伝えきれない身体の仕組み 松っちゃんのブログ

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長崎県島原市で鍼灸整骨院を開業して23年。機能神経学(左右脳と末梢神経のバランス)やBASE(脳内警告系信号路)、オステオパシー、カイロプラクティック、ビジョントレーニング、などを使って色々な症状に対応しております。

〜今回の症例〜

 

73歳  女性  右膝の内側が痛い  糖尿病、高血圧あり

 

20年前から右膝が痛かったが、湿布などをして我慢していたら良くなっていた。

 

そういったことが今まで数えきれないくらいあった。

 

1ヶ月くらい前から痛みが我慢できなくなってきた。

 

膝の注射は絶対したくない!と言う事で来院。

 

腫れも中程度ある。じっとしていても痛い。右足に荷重すると痛い。

 

今回は膝関節の内側の関節面の所が痛い様で、「軟骨系」の痛みと考えられます。

(膝関節症クリニックHPより引用)

 

筋膜と筋肉、関節のアライメント、足底感覚を調整し、膝関節の内側面の軟骨系の施術をします。

 

骨に対して軟骨が滑った様にずれている場合があります。これを見分けて正常な位置に戻して行きます。

 

ハーモニーメッソドの「オステオハーモニー」を使います。

 

(⇩ハーモニーメッソドについては関心がある方は、ここにアクセスしてくださいね。)

残念ながら炎症があると、施術後直ぐに痛みが消えることはありません。

 

この方は痛みが取れるのに1ヶ月半ほどかかりました。

 

経過が長い方はやはり繰り返しの治療や、脳のリセットなどが必要になってきます。

 

なので、包帯固定やテーピングもしながら荷重が少しずつかけれる様にして行きました。

 

今、3ヶ月経過しましたがたまにほんの少し痛みが出る程度で、

 

サポーターもせずに以前と同じ様に家事や、農家の仕事をされています。

 

「先生、もうなんでも出来る様になったよ!」

 

といっていただいております。

 

後は痛みを出さないメンテナンスが大事になります。