〜今回の症例〜
73歳 女性 右膝の内側が痛い 糖尿病、高血圧あり
20年前から右膝が痛かったが、湿布などをして我慢していたら良くなっていた。
そういったことが今まで数えきれないくらいあった。
1ヶ月くらい前から痛みが我慢できなくなってきた。
膝の注射は絶対したくない!と言う事で来院。
腫れも中程度ある。じっとしていても痛い。右足に荷重すると痛い。
今回は膝関節の内側の関節面の所が痛い様で、「軟骨系」の痛みと考えられます。
筋膜と筋肉、関節のアライメント、足底感覚を調整し、膝関節の内側面の軟骨系の施術をします。
骨に対して軟骨が滑った様にずれている場合があります。これを見分けて正常な位置に戻して行きます。
ハーモニーメッソドの「オステオハーモニー」を使います。
(⇩ハーモニーメッソドについては関心がある方は、ここにアクセスしてくださいね。)
残念ながら炎症があると、施術後直ぐに痛みが消えることはありません。
この方は痛みが取れるのに1ヶ月半ほどかかりました。
経過が長い方はやはり繰り返しの治療や、脳のリセットなどが必要になってきます。
なので、包帯固定やテーピングもしながら荷重が少しずつかけれる様にして行きました。
今、3ヶ月経過しましたがたまにほんの少し痛みが出る程度で、
サポーターもせずに以前と同じ様に家事や、農家の仕事をされています。
「先生、もうなんでも出来る様になったよ!」
といっていただいております。
後は痛みを出さないメンテナンスが大事になります。