【ストーリープロジェクト】おとすく!! Re:Access ~札幌の旅編~ #16 | AZUL ESTRELLA de JAPON(A.E.J.)

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Yasu.Sが自身の創作活動(主にイラスト、文章系)を発信したり、日常と趣味・嗜好を書き連ねたりするブログです。更新は毎日ではないですが、思い立ったときに書きたいと思います♪

(注)この物語はフィクションであり、ストーリー展開、登場する人名・地名・企業名・団体名など、すべての名称は実在のものとは一切関係ありません。

 

 

公式データページ。こちらもあわせてご覧くださいませ♪

 

前回(PHASE:15)はこちら。

 

 

PHASE:16"TEAMおとすくと仲間たち、札幌の地に立つ"

 

 

 

(注:この札幌の旅編においては、実際の札幌市内の写真も掲載されることがありますが、いずれの写真も過去にYasu.Sが札幌に行った時の写真なので、現在とは街並みや風景が変化している場合がありますので、あしからずご了承ください)

 

 

 

今年もやってきた、待ちに待った夏休み。そしてTEAMおとすくと仲間たちにとっては、さらに待ちに待った札幌の旅がいよいよ始まった。

まずTEAMおとすくがバスで北見駅に到着して由紀たちと合流、北見駅からは2本の特急を旭川駅で乗り継ぎ(その旭川駅で昼食)、午後についに一行は札幌駅に到着したのである!

そして…。

 

札幌駅に到着した特急を下車したTEAMおとすくと仲間たちは、早速JR札幌駅の南口から外に出る。そこには、普段海沿いの漁港町に住んでいる彼らにとってはきわめて新鮮味の強い、大都会・札幌の風景が広がっていた。その壮大さ、そして存在の大きさに一同は当然のごとく驚く。

悠羽:うわぁ~、札幌の街、すっごい都会って感じだね~!
依織:何しろTVでしか見たことがなかったからな。実際に見るとオレたちからすれば圧倒的だな!
睦月:ここいらは都心やからごっついビルも多いんやろけどなー。
桃子:郊外ともなると農地とかもあるけど、街並みは真新しいわねー。
香澄:ボクたちにしてみれば、地図もなしに歩き回ったら間違いなく迷うな、こりゃ。
ミシェル:一応、みんな地図持ってるはずデース。スマフォに地図のアプリも入ってるデスからねー。
ヒロミ:それ以外にも、紙というか冊子型の地図もちゃんと持ってるから大丈夫だぞ!
真緒:それで、まずはどこ行くにゃ?
桃子:もちろん、まずは今回札幌でみんなで止まるホテルに行くわよー。
ヒロミ:いまオレたちがいるあたりから、ちょっとだけ歩いたところだから、すぐ行ってチェックインして、まずは割り当てごとの部屋に各自行って、大荷物を置いてくるんだぞ!
桃子:じゃあ、早速ホテルに向かうわよー!

一行は早速、札幌駅南口前を離れ、徒歩でものの5分のところにあるホテルへとやってきた。このホテルが今回の札幌の旅における活動拠点となるのだが、何しろ全部で17人もいるので、部屋も9部屋取って基本的に2人で1部屋、という割り当てになっている。

ヒロミのみ1人部屋である以外は、悠羽と依織、まこととあきら、羽月と睦月、真緒と理緒、桃子と京子、果穂と香澄、由紀とひかる、ミシェルとあかり…といった具合である。もっとも、就寝時以外は各部屋の往来は自由、ということになっているのだがw

そしてチェックインも完了し、それぞれ割り当てられた部屋に大荷物を置いて、小荷物だけ持ち出してふたたびロビーに集合する。

桃子:みんな集まったわねー。じゃあ早速、今日行くところに出発よ~♪
ALL:おーっ!

 

一行はホテルを出発すると札幌駅前通りに差し掛かり、そこから大通公園まで南下する。

桃子:まずはあの高い塔…さっぽろテレビ塔、あの展望台に登っちゃいましょう♪
まこと:ええなー。見晴らしもええんやろなー。
ひかる:ボクも早く登ってみたいなー♪

 

http://www.tv-tower.co.jp/
大通公園の東の端にある、さっぽろテレビ塔。一行はまずここの展望台へ登るのだが、人数が多いので地上から3Fまでのエレベーターはもちろん、その3Fから展望台に登るエレベーターも分乗である。

そして、3Fからはエレベーターでものの数分で展望台に登り詰めることが出来る。

 

展望台の窓からは、札幌の街並みがかなり遠方まで見渡すことが出来る。

理緒:すっごーい!札幌の街って、こんなに広いんだね~♪
あかり:見る方角によっては、手つかずの自然が残ってるところも多いのよね。
羽月:今回の旅で、ぼくたちが行く場所もここからいくつか見えますね!
由紀:札幌の都心に、観覧車なんてあるんだねー!あれも乗りに行こうよー!
桃子:ならここ降りてから行きましょ♪
あきら:同じ高いところでも、場所によって見え方も違うと思うからね。
京子:こうして見ると、札幌も高いビルが多いわよねー。昔はそんなに高いビルは多くなかった、ってパパから聞いてたんだけどー。
果穂:札幌もそれだけ、人が増えてるってことなんだよね~。
悠羽:でもさ、これから9日間、ボクたちが歩き回る札幌の街をこうしてまず最初に見渡せたのは良かったと思うよ♪
依織:そうだよなー。札幌でこれからオレたちが行く場所がどこにあるのか、ってのがある程度わかるしな♪

展望台の窓の外はもちろん、内部もひと通り見て回って楽しんだ一行は、しばらくして展望台から降りて、さらに地上に戻ってきて、展望台から見た観覧車のあるビルへ向かう。

 

 

そのビルは日本有数の歓楽街・すすきのにほどなく近いところにあり、最上階から観覧車に乗ることが出来る。ここもゴンドラ1台に付き4人ずつ乗る(お姉ちゃんトリオは文字通り3人、あと桃子とヒロミもツーショットで乗る)のだ。

そのうち、悠羽と依織、真緒と理緒がのったゴンドラの様子をば。

悠羽:確かに、テレビ塔の展望台とはまた違った感じに見えて楽しいよー♪
依織:それも、展望台と違って動いてるゴンドラの中からだからな。
真緒:上がったり下がったりして楽しいにゃ~♪
理緒:観覧車も初めて乗るから、ボクも楽しいよ~♪

ものの数分ではあったが(遊園地とかにあるような、そこまで大きい観覧車ではないので)、テレビ塔の展望台とはまた違った札幌の街の見晴らしを楽しんだ一行はふたたび歩き出す。

 

http://sapporoshi-tokeidai.jp/

初日最後の訪問場所として、一行は札幌の時計台へとやってきた。よくよくがっかりスポットなどと呼ばれるが、札幌の歴史を語る上で絶対に外してはいけない建物である。ちょうど夕方の5時を迎え、鐘が鳴り響いている。

悠羽:この鐘の音、良い音だね~♪
依織:ちょうど夕方の5時だから、5回鳴ってるんだな。
ミシェル:何だか、古き良きアメリカの建物を思い浮かべるデース。
ヒロミ:そりゃそーだ。この時計台の建設計画を立てたのは、当時札幌の農学校(注:いまの北海道大学)の教頭だったアメリカ人だったんだからな。
桃子:札幌の街を開拓するにあたっては、アメリカ人を中心とした外国の人たちの協力があったのよね~。この時計台はその象徴とも言えるわ。
睦月:しっかし、130年以上も昔の時計が動いとるんやから、驚きやわー。
羽月:時計の機械をちゃんと保守・保全している人がいると聞いていますからね~。
ひかる:これからも、守られていってほしいね♪

館内までは入らなかったが、時計台の鐘の音にもしっかり聴き入り、札幌の歴史の一片(ひとかけ)を見た一行は、このあと近くのレストランで夕食。その後ホテルに戻り、初日の日程はすべて無事にしゅ~りょ~!と相成るのであった。


ちなみに彼らがテレビ塔の展望台から眺めた札幌の街並みの写真の数々の中に、工事中のビルの写真があったと思いますが、

http://www.sapporo-sosei-square.jp/
2016年当時はまだ工事中だったそのビルは、2018年に"さっぽろ創世スクエア"としてすでに開業しており、この中には"水曜どうでしょう"など人気番組でおなじみのHTB(北海道テレビ)も入っています。

あと時計台ですが、かつては時計店の店主親子が時計機械の保守・保全を行っていたのですが、現在は業者が行っております。


…といったところで時間となりました、"おとすく!! Re:Access"今回はこれにておひらき!札幌の旅編、次回もお楽しみに!次はどこへ行くのやらw



TO BE CONTINUED!!

 

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