モンゴルの学校は、日本とはシステムが少し違う。
小学校から高校までの年代がひとつの学校にすっぽり入っている。
入試は基本的にない(と、思う。)
しかし
学校のランク付けは、ある。
「グンヅキ」と呼ばれる学校はランクが高く、開講されている教科の幅も広い。
日本語を教えている学校は、そんな「グンヅキ」の学校である。
ウランバートルに100以上ある公立学校のうち、わずか9校。
しかも
その学校に入ってさらに日本語を学ぶためには、別に授業料がかかる。
だから
日本語を学んでいる生徒は、基本的に、エリートばかりということになる。
それのよしあしは、見る角度によっていろいろあると思うが、日本で英語を教えていた私としては、
「別に、英語なんか、必要な人間だけ教わればいいじゃん」
と思っていたので、この政策には基本的に賛成である。
言葉を学ぶことによる、世界認識への気付きという基礎教育的側面を持ち出されるとめんどくさいけど。
でも、生徒にやる気がなかったら、語学なんか…意味ないですよね。
語学って、マラソンみたいなもので、継続しないと落ちますから。
そういや…最近、全然走ってないわ。。。
まぁそういうわけで、本日はじめて、日本語の授業にアシスタントと言う形で入ってきました。
チャイムが鳴ると生徒が起立し、先生の「みなさん、こんにちは」の挨拶に続いて
「先生、こんにちは!!」
と、大きな声で挨拶。
まずそこで、びっくり。
自分の自己紹介の後に、何か質問はあるかと聞くと
「どこに住んでいましたか」
「モンゴルはどうですか」
「どんなスポーツが好きですか」
etc...
どんどん質問してくる。
生徒は、16、7歳。日本では高校2年生と言うところだろうか。
…日本の高校生、英語でこんなに話せるかなぁ…
中1で初めて日本語を学ぶ生徒の授業も見たけど、そこは、ひらがなの練習。
まだ文すらやっていない。
だから…4年足らず?で、しっかり話せるようになってる…
コミュニケーション主体の教え方 って、ほんとに喋れるようになるんですね。。。
学校を出るときも、高2の生徒が
「先生、さようなら!」
と、玄関で言ってくれた。
何かを学ぶ
って、すごく楽しくて、それによって自分が変わっていくことを実感できる、至福の作業だと、僕は今も思っています。
モンゴルで、改めて気付かされるとは…
高度情報化の成れの果てに、「知る」への興味を忘れかけた日本の皆様
もう一度、考えることが必要なのかもしれません。





