また、同記事をネット版にも掲載いただきました。(有料会員のみ閲覧可)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240516/14/yasu0826shihoro/c2/80/j/o0741079415439431022.jpg?caw=800)
この取材に際し、「しほろ散歩」第16回のゲストナレーションを担当してくださった 高木美穂さん から受け取ったコメントの全文をこちらで紹介します。
ナレーションは初めての経験だったので、録音して聞いては、「うーーーーん。なんか変だなー、滑舌悪いなー、イントネーション変だなー」などと、何度も撮り直しました。
1人で撮ったのでテンション上げるのも中々苦労しました。笑
ですが、大好きで大変お世話になった士幌町を自分の声でご紹介できたことにとても嬉しく思います。
またナレーションも挑戦したいし、十勝にも士幌町にも遊びに行きたいです!
私は世界で1番好きな食べ物がつぶあんなので、十勝にはかなり感謝しています。笑
十勝がなければ、今の私もありません。笑
そして、士幌町にある「寿し大洋」さんでは、とっても美味しいお寿司を堪能できるので、是非行ってみてくださいね!
高木美穂さんがジャガイモンプロジェクトの専属所属タレント 羽美 として活動していたのは2015~18年。
ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、このゲストナレーションがその卒業以来初めて彼女に正式なお仕事として依頼したものとなりました。
以前にもこのブログのどこかで触れていますが、実は数年前にまだ ラストアイドル に所属していた頃の彼女と一緒に大きな作品に関わる予定でした。
しかし、それは新型コロナウイルスという世界的脅威の前に幻に終ってしまいました。
あれ以来、彼女は立ち位置として所属先があった時もあれば、SNS以外では我々の前から姿が見えなくなってしまっていたこともありました。
そんな中でジャガイモンプロジェクトのその時々の活動内容や様々なタイミングなどを計っているうちに時間だけが経過していってしまいました。
一方で2022年夏にスタートしたのがこの「しほろ散歩」。
実はこれをスタートさせた頃から、いつか彼女にナレーションをやってもらいたいと考えいました。
では彼女にナレーションをやってもらうとして、どんなところを撮影した回がいいだろうかと色々と想像もしてみました。
そんな想像の先に私が辿り着いたのは私自身がいる ”寿し大洋” の中を巡る動画でした。
それまでの回は基本的に全て屋外を歩くものでしたので少し異質ですが、それでも正直最初のコラボレーションとしてはこれ以外ないだろうというのが結論です。
ファンのみなさんにも色々な想いを持ってご視聴いただけたのではないかと想像しています。
「しほろ散歩」は毎回、まずは動画素材を数パターン撮影し、それを繋げるなどして無音の動画を作ります。
次にナレーションの文言を考え、私自身がナレーションを担当する時は1フレーズごとに録音し、これを動画の中に1つ1つ置いていく作業をして仕上げていきます。
今回彼女にナレーションを担当してもらうにあたり、まずはいつものように私自身がナレーションしたものをたたき台として仮に制作。
そして彼女にはこの動画と、更に動画に合わせたナレーションの台本を送りました。
今回のナレーション、彼女にはスマホで1フレーズごとに録音してもらい、それをいつものようにこちらで繋げて1つの動画に仕上げました。
そんな録音の中で彼女に伝えたのは、自由に感情を入れてもらっていいし、台詞の表現を変えてもOKということ。
あえて台本を空欄にして彼女自身に台詞を考えてもらった場所もあれば、台詞自体が追加された場所もあります。
彼女から受け取ったナレーション素材を動画上で並べ、今度はナレーションに合わせて動画のスピードをところどころ調整。
しゃべっているうちに次のシーンにいってしまったり逆に間延びしすぎないように、このあたりは私自身のナレーションの時も同様に調整をしています。
続いてはテロップや写真などを必要に応じて追加。
最後に効果音やBGMを入れ、動画の前後にオープニングとエンディングの素材を繋いで完成です。
こうして仕上がった動画はいつもの「しほろ散歩」とは明らかに色々な感情が違います。
彼女とようやく一緒にこういうものを作れたことへの喜びやちょっとした感動なんかも入り交じります。
そんな動画を公開してから約2ヶ月後、彼女の所属が変わるという出来事がありました。
そこで元の動画に入っていた所属先名の部分をカットし、改めて新しい動画を ver.2 として再アップロードしました。
無理に作り直す必要は必ずしもなかったのですが、せっかくの彼女との卒業後最初のコラボレーションでしたし、何よりもこれからも長く広く観ていただきたいという想いからこのような形としました。
修正前の動画
本当はちゃんとした機材でちゃんと録音作業をすれば、彼女の声をよりもっといい形でお届けできるのだとも思います。
ですが、私自身のナレーションも普段からスマホで録音していますし、今回彼女にもスマホでいいとオーダーしました。
予算をかければもっと良いそれなりのものはできるのだと思いますが、そうじゃない中でアイデアと心を持って作品を作っていくことこそがジャガイモンプロジェクト流だと自負しています。
だからこそ、彼女とのコラボレーションは「これでいい」のです。
いや、「これがいい」のだと、私は思います。
とにかく、私にとってはこのコラボレーションは本当に心から嬉しいものでした。