長文です。
今年で3回目の全日本選手権に参加してきました!
2週間前に那須ロードで落車してしまったのを含めても過去最高の仕上がり、目標は完走といいたいところだがおそらく完走率は10%以下の可能性もありえるコースプロフィール。
あまりネガティヴな方向に考えない性格なので、いつも通り前向きにチャレンジしてきました!
今年の会場は青森県階上町、前年の大島も非常に移動に悩まされましたが今年もなかなかハード。
新幹線を利用しても7時間ぐらい掛かりました。
前日、24日の始発で安城駅を出発し、新幹線で八戸まで向かいます。
今回初めてシーコンの輪行バックを使用したがこれは楽ですわ。
固定もしっかりしてるし、詰めるのも思っていたより簡単。慣れれば5分程度で入れれるかな?
東海道新幹線の静岡、東京間で送電線絡みの事故?が発生したみたいでトンネル内で20分ほど停車。
おれの全日本、詰んだか?と一瞬思ったけど、迅速な復旧作業のおかげで東京には数分の遅れで到着。
もともと方向音痴なぼくは東京での乗り換えで迷うような気しかしなかったので1時間ぐらいの余裕をみていたので予定通りの車両に乗って八戸には問題なく到着。
さすが日本の新幹線。
すぐに試走の準備をする。
土曜日はとにかく調子が悪く、パーツをいろいろと交換したが全く良くならない。
今回、イナーメのメカニックで帯同してくれた、金久保さんにみてもらう。
まずはkmcのチェーンにした後から調子が悪くなったのでチェーンを同じkmcだが違うコーティングの物に変えてみるがこれは🙅♂️
次にリアディレイラーのテンションボルト?の調整をしてもらうがこれも🙅♂️
次は龍ちゃんが市街地まで車を出してもらいデュラの純正チェーンを入手してくれて新品に交換してもらうがこれも🙅♂️
さすがにでお手上げ状態。
最後にホイールを北野さんのゴキソに交換したら直ってしまうやつ(°_°)
カセットを見た感じでは大丈夫そうだし、1年も使ってないのになんでだろうか?
とにかく、金久保さんのおかげで無事にスタートすることが出来そうです。
前日の食事、補給
前日のお昼
カーボローディングを意識して。
民宿近くの芝亭で磯らーめんとミニいくら丼
前日の晩御飯
18時と早めに晩御飯をすませる。
かなり多めに食べる。
水も多めに飲む。
前日はゼッケンの準備などをして、22時30分ぐらいに就寝。
レース当日、4時30分には起きて5時から朝食。
前日の晩御飯が残ってる感じだか普通の量を食べる。
朝食後はレース1時間前にツーラン、スタート直前にアスリチューンの赤を流し込む。
補給はアスリチューンの黒を4本、マグオンを2本、チャレンジャーを溶かしたボトルを二本。(280Kcal×2)
スタート時は軽量化のためにワンボトルで。
54㎞地点で2本目を受け取る。
コース
14㎞×15周 210㎞
一周260m⤴︎
集団の理があるのは11㎞地点から4㎞地点ほどだろうか。
全日本のコースがどんな基準で選んでいるかは知らないが、このコースで210㎞は厳しすぎるのてでは?
事実、ホビーレーサーで完走したのは3名?でした。
アップ
会場、駐車場を出てすぐに登りがあるので5分200〜250wで上って軽く回しながら下ってを2回繰り返す。
時間がなくて少な目。
レース
3h11m41s 108㎞ 1926m⤴︎ 33.92km/h Max77.81km/h
AP196w NP251w TSS208 2270kcal
スタートは8時、パレード走行は4㎞ほどで階上町長の先導のもとスタートする。
スタート位置は5列目ぐらいで少し前の方、チームメイトの佐野さんのすぐ後ろ。
スタート後はちょうどいいくらいの流れる感じ。
コースの左端を走っていたのですがちょくちょく隙間ができると後方から抜かれていつの間にか佐野さんの真後ろだったのが5列ぶんぐらい下がってしまった。
位置取り、キープが下手すぎである(°▽°)
1個目のコーナーを抜けて緩坂を上っていると強度が上がってきて5.5倍程度で上っていく。
結構キツイペースでリアルスタートしたか!と思っているとまだ赤旗が...
いや、パレード走行キツイわ!
その後赤旗が降ろされてリアルスタート。
すぐに下りに入りかなりのハイスピード、密集度で下っていく。
コーナーの先が選手で見えないので流れに乗るしかない。
なんどこのレベルの下りにを経験しても慣れないな、誰か1人でもコーナーリングをミスったら大惨事。
とにかく、集団が絞れるまでのロードレースは本当に集中して下らなければならない。
と思っていると少し前方で落車音。
またか〜と思うがすぐに今日一の神経を使う。
前方中央にはバイクが転がっている。
バイクの右側、1.5mほどのところにアンカーの選手が倒れている。
このまま進むとアンカーの選手を轢いてぼくも終わり。
選手とバイクの間1.5mに滑り込もうと思いハンドルを少し切ったら選手が起き上がりバイクの方へ(°_°)
「あっ道がない」
咄嗟に左にバイクを倒しながらフルブレーキ。
完全に一回停止したがなんとか落車は免れる。
再スタートした時には落車を回避した先頭グループとの差がかなり開いていた。
60km/hは出ていただろう先頭グループは足止めを食らったグループとの差が一瞬でついてしまった。
ぼくは一時停止組でおそらく第三グループとして追走を始める。
ぼくらの追走は4人ぐらいで前の第二グループは見えてるけど前も本気で先頭を追っているのでなかなか追い付かない。
二つ目の登りを終えて、アップダウン区間で大きな第四グループと合流。
メンバーにマトリックス佐野さんをはじめ、有力な選手が多く残っていたので12人ぐらいでペースアップをしてなんとか先頭まで追い付く。
長いレースで有力選手の多くが足止めを食らったので先頭も様子見でペースを上げなかったのかな?
その後、ペースは速いものの高木選手が1人逃げをしていたので特に集団内の動きはなく3周目まで消化。
約40㎞地点から補給が始まり、補給が開始した直後にペースアップこれはキツイ!
まだ多くの選手が残っていただろうが後ろはブチブチ、あまり後ろを気にする余裕はなかったので詳しくはわからないがこの周でだいぶ集団が小さくなったのではないだろうか?
5周目、65㎞地点ぐらいでメインの人数も60人程度まで減りペースは少し落ち着いてきた。
ここの周回はかなり前方で展開できていてアタックがあれば反応できる位置でアタックに反応してみたりと少し動いてみた。
だが特に逃げが決まる様子もなし。
とても情けない作戦だか、ぼくとしては4〜6人程度の逃げができて、有力チームが抑えてくれてペースが安定すればもしかしたら完走できるかもしれないと思っていた。
だから途中は早く逃げが決まってくれと思っていましたが全く決まる気配もない。
ここまで約2時間半、上り区間は5倍〜5.5倍ぐらいに細かなインターバルを食い続けてきて明らかにパワーダウンしてきました。
上りでは5倍の維持が厳しくなってきていよいよかと思い上り区間で千切れる。
80㎞地点で集団から遅れ同時に遅れた選手と回して少しでも長く走ろうとする。
小集団で走っていると他のコンチの選手も集団から落ちてくる。
まさかあの選手がここで落ちるのか...
と思うと自分は良くやったほうかと一瞬思ったりもしたが、まだまだやれたはずって思いの方が強かった。
全日本は皆が強い想いを込めて走ってることを強く感じました。
まだ仕事をしないといけないはずなのにというような、すごく悔しそうな顔で力尽きていく選手を何人も見た気がします。
ぼくはその後、108㎞でレースを降ろされ、DNS順で56/108位でした。
完走は20人でホビーレーサーで完走したのは、3人のみのサバイバルレースでした。
力がなさすぎてまだ目標がどれほど遠いのかもわかりません。
どうすれば完走できるのか?が見えません。
ただ、まだまだ強くなれることは確信してるし、年々全日本での走りもよくはなってきています。
今年の全日本はいろいろなことを感じることができました。
優勝した畑中選手のゴール後、娘さんと奥さんを抱き寄せているとき、なんとも言えない気持ちになりました。
どれだけの想いを込めて練習し全日本に臨んだのか。
そんな誰もが強い想いを持ち、挑む全日本はやはり日本のレースで1番魅力のあるレースだと思います。
また来年は参加資格からのチャレンジですが、必ず来年も出場し満足のいく結果を達成したいと思います。
ここで何ができるのか、何を残せるかはわかりませんが全力でぶつかっていきます!
レース中の声援ありがとうございました!
皆さんの応援がらなければもっと早くレースを降りていたと思います。
ラップ
今後も応援よろしくお願いします!