● ダメな靴は、ダメとハッキリ言ったいただけるだけで、価値があります
東京新宿
「靴は売らない靴屋」
やすはる です
とっても素敵な、常連さまのお一人
久しぶりにお目にかかれるので、どんなお靴をお持ちいただけるのか、ワクワクしていました
調整にお持ちにいただいたサンダルは、少し大きめのラルフ・ローレン
本来履く位置よりも、カカト寄りを親指が踏む、チョット不思議で絶妙な履き方をされていました
指の付け根にパッドを入れようと、中敷をはがすと、手の中の感覚に不思議な違和感を感じます
“この感じは何・・・・?”
「あっ!割れてる!!」
⇒のところで折れています
「残念ですが、このサンダルはもう寿命です。調整するのはもったいないです」
「えぇ~!!、なんででしょう??」
「おそらく、靴の設計上、想定していない位置を踏んでいたからではないかと思います」
「そうですか・・・、分かりました。じゃあ、履いてきた靴で、本当に申し訳ありませんが、このミュールをお願いできませんか?」
そう言って、代わりにTOD’Sのミュールを調整させていただきました
このミュール、ご来店された時から、「お足に合う、いい靴だなぁ」と思っていました
親指と小指の付け根をキッチリ包み、ブルーのベルトの直線が、足を支える絶妙な支点になっています
ヒールの高さの割に、カパカパしにくいミュールだろうなぁ、と思っていました
こちらのミュールを履きやすくさせていただければ、それは嬉しいことなんですが、“履けない靴宣言”は何度やってもしんどいものです
最近、チョット“履けない宣言”が多くて、つらかったんです
お客さまが履きたいと思っている靴を、“足に合っていない”、“壊れている”、“調整しても、もったいない”、そんなお断りが、目立って増えていたんです
「ダメな靴はダメ、とハッキリ言っていただけるだけで、価値があります」
そう、おっしゃっていただけたのは、本当に救いになりました
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