同じサイズなのに合わない理由|24.5でも靴が変わると合わない本当の原因

 

「いつもの24.5なのに、この靴は合わない」

そう感じたことはありませんか。

 

サイズは同じなのに、ある靴は快適で、ある靴は痛い。

 

この違いは、足の問題ではありません。

 

👉 サイズという考え方そのものに限界があるからです。

 

サイズが表しているのは
“長さだけ”

靴のサイズは、基本的に「足の長さ」を基準にしています。


つまり、24.5という数字が意味しているのは、

👉 つま先からかかとまでの距離だけ

です。

 

しかし実際の足は、そんな単純な形ではありません。

 

横幅、甲の高さ、かかとの形、指の曲がる角度、アーチの状態。


こうした立体的な要素によって、同じ長さでもフィット感は大きく変わります。

 

靴には“形(ラスト)”がある

靴には、それぞれ設計された「形」があります。


これをラスト(木型)と呼びます。

 

同じ24.5でも、

  • 細くて長い形
  • 短くて丸い形
  • 甲が低い形
  • かかとが小さい形
  • 指を長く、短く設計している

など、構造はまったく異なります。

 

つまり、

👉 サイズが同じでも、靴の“形”が違えば合わないのは当然のです。

 

合わない原因は“ズレ”にある

 

靴が合わないとき、多くの方は「きつい」「ゆるい」と感じます。

 

しかし本質的には、

👉 足の動く位置と、靴の動く位置が合っていない“ズレ”

が問題です。

 

・かかとが少し大きい
・甲の高さが合っていない
・足幅の位置がズレている

・曲がる位置が合わない

 

このようなわずかなズレが、歩行の中で大きなストレスになります。

 

サイズ調整では解決しない理由

「じゃあサイズを変えればいいのでは?」

と思われるかもしれません。

 

しかし実際には、

サイズを上げるとブカブカになる
サイズを下げると当たる

という結果になりやすいです。

 

なぜなら、

👉 問題は長さではなく“形”だからです。

 

靴選びの視点を変える

靴選びを変えるために必要なのは、

👉 サイズから離れることです。

重要なのは、

  • かかとが収まるか
  • 足がブレないか
  • 指が自然に使えるか

こうした、動きは許して、ズレは止めることです。

 

まとめ

同じサイズなのに合わないのは、
👉 足が悪いからではありません。

👉 サイズという単純な基準で選んでいるからです。

靴は「長さ」ではなく、
👉 動きに合い、ズレを生まないかどうかで選ぶものです。

ここに気づくことで、
靴選びは大きく変わります。

 

ここでは、靴屋さんが作っていいない、売っていない問題には触れません。

それはまた別の記事でお話しします。

 

 

靴選びがわからない方へ|失敗しないために最初に知っておくべきこと

東京新宿「靴は売らない靴屋」
シューフィット・神戸屋の西村泰紀です。

 

 

「どの靴を選んでも合わない」

そんな経験はありませんか?

 

サイズを変えても改善しない場合、原因は足ではありません。

 

靴選びの考え方そのものにあります。

 

※サイズだけで選ぶとズレが起きます

 

なぜ靴選びは難しくなるのか

多くの方が、サイズや履いた瞬間の感覚で靴を選んでいます。

 

しかしこの方法では、どれを履いても合わない状態になりやすいのです。

 

靴選びで起きている3つの誤解

① 同じサイズでも合うとは限らない

「いつも24.5だから大丈夫」

 

そう思って履くと、靴によって全く違う感覚になります。

 

サイズが同じでも、靴の形が違うからです。

 

▶ 同じサイズなのに合わない理由

 

② 大きめの靴は楽ではない

「少し大きめの方が楽」

 

そう思って選ぶと、かえって不安定になります。

 

靴の中で足が動くからです。

 

▶ 大きめサイズが危険な理由

 

③ サイズで細さを調整している

靴はサイズが変わると、長さだけでなく幅も変わります。

 

そのため、小さいサイズを選ぶことで細さを合わせることがあります。

 

しかしその結果、指先が当たり、痛みの記憶が残ります。

 

そして次に靴を選ぶとき、大きめを選ぶようになります。

 

▶ サイズを下げると細くなる仕組み

 

※大きめを選ぶと足が前に滑ります

 

こうして靴選びは迷宮になる

小さいと痛い → 大きくする

大きいとズレる → 合わない

 

この繰り返しで、「何を履いても合わない」状態になります。

 

もう一つの原因|靴が作られていないという現実

ここまで読んでいただくと、

靴選びが難しい理由は「選び方」にあると感じると思います。

 

しかし実は、もう一つ大きな原因があります。

 

それは、そもそも合う靴が作られていないという現実です。

 

現在の靴の多くは、

 

・幅のバリエーションが少ない
・平均的な足を前提に設計されている
・見た目や価格が優先されている

 

つまり、

足に合わせて靴を作るのではなく、靴に足を合わせる構造

になっています。

 

その結果、

 

・細い足の人は合う靴がない
・幅広の人も本当に合う靴がない
・どこかを妥協するしかない

 

という状態が生まれています。

 

さらに現場では、幅の選択肢が少ないため、

👉 サイズで調整するしかない

 

という対応が行われます。

 

これが、

 

・小さいと痛い
・大きいとズレる

 

という迷宮を、より深くしている原因です。

 

つまり靴選びが難しいのは、個人の問題だけではなく構造の問題です。

 

本当に見るべきポイント

靴選びで重要なのはサイズではありません。

  • かかとが収まるか
  • 足がブレないか
  • 指が自然に使えるか

「動くべきところは足と一緒に動き、止まるべきところで足を止める」ことができるか、で判断することが大切です。

 

※足が安定すると自然に歩けます

 

まとめ

靴選びが難しいのは、足の問題ではありません。

 

選び方の問題であり、同時に供給の問題でもあります。

 

サイズではなく、形で選ぶ。

 

ここに気づくことで、靴選びは大きく変わります。

 

関連記事

  • 同じサイズなのに合わない理由
  • 大きめサイズが危険な理由
  • サイズを下げると細くなる仕組み

 

自分の足に合う靴が分からない方へ

 

▶ ご自身の足の特徴を知るご相談

 

 

幅広だと思っていた人の多くが間違っている理由|足ではなく「測り方と靴」が原因です

 

 

東京新宿「靴は売らない靴屋」

シューフィット・神戸屋の西村泰紀です。

 

「私は幅広の足なんです」

 

この言葉、非常によく聞きます。

 

ですが実際に測定してみると、

👉 そうではないケースがほとんどです。

 

むしろ「幅広だと思い込んでいること」自体が、靴選びの失敗や足のトラブルにつながっています。

 

なぜ「幅広」と思ってしまうのか

外反母趾や小指の痛みがあると、足の横幅が広く見えます。

 

親指の付け根が出ている
小指側が当たる
靴に圧迫される

 

こうした経験から、「自分は幅広だ」と認識してしまうのです。

 

 

しかしここには大きな落とし穴があります。

 

👉 それは「骨の変形」や「圧迫」であって、足幅そのものではないということです。

 

測定方法の問題

多くの靴店では、立った状態で足を測ります。

 

つまり体重がかかった状態です。

 

この状態では、足は本来よりも横に広がります。

 

さらに、外反母趾などで突出している部分も、そのまま「幅」として測られてしまいます。

 

結果として、

👉 本来よりも広いサイズが選ばれる

ということが起きます。

 

靴によって足は変わる

もうひとつ見落とされているのが、

👉 靴が足を変えているという事実です。

 

合っていない靴を履き続けると、

 

・足が横に広がる
・指が開く
・アーチが崩れる

 

こうして「幅広のような足」になっていきます。

 

👉 もともと幅広だったのではなく、そうなった可能性が高いのです。

 

本当の足幅はどうなっているのか

実際に、体重をかけずに測定すると、多くの方が

👉 標準〜やや細めの幅

に収まります。

 

 

👉 見た目ではなく構造で判断する必要があるということです。

 

思い込みが引き起こす悪循環

「幅広だから幅広の靴を選ぶ」この選択が、

 

・足が靴の中で動く
・指が前に押し込まれる
・さらに変形が進む

 

という流れを生みます。

 

👉 「やっぱり私は幅広だ」という確信に変わっていきます。

 

この繰り返しが状態を悪化させます。

 

重要なのは「幅」ではなく「合い方」

靴選びで本当に重要なのは幅の広さではありません。

 

👉 足がどう収まるか
👉 どう固定されるか

 

この2点です。

 

幅を広げることで解決する問題は、実はほとんどありません。

 

まとめ

「幅広だと思っていた」その前提を一度外すことが、靴選びの出発点になります。

 

👉 足を疑うのではなく
👉 情報を見直すこと

 

それが正しい一歩です。

 

※ 靴業界にも大きな原因がありますが、それについては別の記事で詳しく解説します。

 

では、実際に何を見直せばいいのか?

▶ 外反母趾=幅広ではありません
▶ 日本人の足は本当に幅広?
▶ 足の計測とは

 

▶ 足に合う靴が見つからない方へ|ご相談はこちら

4Eの靴が痛くなる理由|幅広なのに楽にならない本当の原因

東京新宿「靴は売らない靴屋」
シューフィット・神戸屋の西村泰紀です。

 

 

「幅広だから4Eを選んだのに痛い」

「楽になるはずなのに、逆に疲れる

 

そんな経験はありませんか?

 

実はこれ、とてもよくあるご相談なのです。

 

ご相談を受けた時に、最初にお伝えしたいのは、

あなたの足がおかしいわけではないということです。

 

ただし、

選び方には大きな誤解があります。

 

※幅だけで選んでも問題は解決しません

そもそも4Eとは何か?

4Eというのは、靴の「幅(足囲)」が大きい設計のものです。

つまり、単純に横幅だけでなく、

全体的にボリュームのある足向けの靴です。

 

実は4Eが必要な人はほとんどいない

ほとんどの人は4Eを必要としていません。

 

統計的にも、4E以上が必要な方はごくわずか(特に20代女性では0.3%以下)と言われています。

 

実際の分布はこのようになっています。

足囲分布グラフ

※4E以上が必要な人はごく一部に限られます

 

さらに言うと、このデータはJIS規格での測定です。

 

私の現場での計測では、4Eが必要なケースはさらに少なくなります。

 

つまり、

幅広の人が多い」のではなく、そう見えているだけ

ということです。

 

「幅広に見える足」の正体

実際によく見られるのは、

横に広がっているけれど厚みがない足です。

 

これは、開張足(アーチが崩れて横に広がった状態)であることが多いです。

 

つまり、

本来の幅が広いのではなく、崩れて広がっている

という状態です。

 

この状態で4Eを履くとどうなるか

4Eを履くと、確かに当たりは減ります。

 

でもその代わりに、

 

・かかとがゆるい
・足が固定されない
・前に滑る

 

という状態になります。

 

※足が前に滑ることで、さらに広がります

 

そして結果的に、

さらに合わなくなる

という流れになります。

 

なぜこの誤解が広がるのか

ここには、売り場側の事情もあります。

 

・幅の種類が少ない
・ゆるい方がクレームになりにくい
・「楽」に感じてもらいやすい

 

そのため、

本来必要でない人にも4Eが選ばれやすい

という現実があります。

 

本当に見るべきポイント

靴選びで大切なのは「幅」ではありません。

 

・かかとが収まるか
・足がブレないか
・前に滑らないか
・指が自然に使えるか

 

足が安定して使える状態かどうか

ここがポイントです。

 

※安定すると無理な力がなくなります

 

まとめ

4Eが必要な人はごく一部です。

 

多くの場合は、

開張足によって横に広がっているだけ

です。

 

そしてその状態で4Eを選ぶと、

ズレが大きくなり、さらに合わなくなります。

 

靴選びは「幅」ではなく「構造」で考えることが大切です

 

 

 

靴選びが変わると、 歩くことが楽になります。 

 

そしてそれは、 これからの体にも大きな違いをつくります。

 

シューフィット・神戸屋
西村泰紀 

 

 

自分の足に合う靴が分からない方へ

 

▶ ご自身の足の特徴を知るご相談

 

 

 

実際にご相談いただいた方の事例はこちらです。

 

▶ 「サイズを測って買っているのにパンプスが痛い」Y様の事例

▶ 「幅広だと思っていました」が、実は2Aだった足

 

また、足幅が狭い・甲が薄い・踵が小さい足については、 こちらの記事でも解説しています。 

 

▶足幅が狭い・甲が薄い・踵が小さい足の方へ

 

 

 

▼自分の足に合う靴を知りたい方はこちら 

 

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実はこれ、逆効果です。
靴選びの「常識」をこっそり暴露します

 

 

東京新宿「靴は売らない靴屋」

シューフィット・神戸屋の西村泰紀です。

 

 

ネットで検索すると、もっともらしい靴選びの情報がたくさん出てきます。

 

でも正直に言います。

 

現場では「その通りにしたら悪化した」というケースが、日常的に起きています。

 

特にAI時代になってから、昔ながらの"常識"がまた広まりつつあります。

 

善意で書かれた情報ほど厄介です。

 

今日は専門家として、少し内緒話をさせてください。

 

誤解その1:
「外反母趾には、幅広で柔らかい靴が良い」

私の本音

幅が広すぎる靴は足が靴の中で横に広がり、親指が曲がる圧力をかえって増やします。

 

柔らかすぎる靴も、足の形を支えられずに崩れる原因になります。

 

大切なのは「足の形に合っているか」であって、幅や硬さの問題ではありません。

 

 

「幅広に替えたら余計に痛くなった」

「柔らかい靴にしたら足全体が疲れるようになった」

 

この相談、本当に多いです。

 

誤解その2:
「靴は夕方に買いに行くのが正しい」

私の本音

「夕方は足がむくむから大きめに選べる」という理屈ですが、むくんだ状態に合わせた靴は、むくみが引くとブカブカになります。

本来のサイズより大きい靴を選ぶと、かえって足が前に滑って指が詰まります。

 

むくんでいない時、むくみがとれた時はどうする?
 

「夕方買ったのに朝は脱げそう」
「大きめにしたら歩きにくくなった」

 

基本的に正しく足を使って歩けば、むくみません。


また、人によってむくみやすい時間帯が違うこともあります。

 

だから、「むくんだ時に買いましょう」なんて言うのは無責任だと思うのです。


 

誤解その3:

「パンプスは甲の高さを基準に選ぶ」

私の本音

甲の高さはあくまで要素のひとつ。
 

足長・足囲・アーチの高さ・踵の形など、複数の要素が合わさって初めて「痛くないパンプス」になります。

 

第一、パンプスは甲の部分を覆っていないデザインが大半です。

 

関係するとしてたら土踏まずの高さです。

 

土踏まずがギュッと持ち上がった「ハイアーチ」の場合、靴のサイドの高さ低いと足を抑える力が弱くなります。

 

 

現場で起きていること

 

「甲がちょうど良いのに小指が痛い」

「サイズは合ってるのに踵が浮く」

 

——これは甲以外の要素が合っていないサインです。

 

 

共通しているのは、「一般的な情報は、平均値の話をしている」という点です。

 

あなたの足の骨格・関節の動き・荷重のかかり方は、その情報の前提と違うかもしれません。

 

サイズを変えても、幅を変えても解決しない場合は、「足の構造と靴の動きが一致しているか」という視点が抜けている可能性が高いです。

 

はじめての方へ

「なぜ合わないのか」を、

一緒に明確にしましょう

 

足の構造を見て、歩き方を確認して、靴との一致を検証する。

 

それだけで、長年の「なんとなく合わない」が解決することがあります。

 

靴選びが変わると、 歩くことが楽になります。 

 

そしてそれは、 これからの体にも大きな違いをつくります。

 

・何を試しても改善しない方
・自分の足の特徴を知りたい方へ

 

 一生ものの体感を


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