5S活動とコミュニケーション | 株式会社ヒューマン・ナレッヂ 代表コンサルタントのブログ

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こんにちは!

(株)ヒューマン・ナレッヂの前田です!

 

 

今回は、

5S活動とコミュニケーション」についてです。

 

 

 

5S活動による現場改善・改革は、安全確保とムダを無くしたスムーズな生産と合理化です。

 

 

単に生産性が良くなれば終わりという訳ではありません。

 

 

生産性を向上し会社の利益につなげるためには、自分の仕事や部署だけの効率アップでは、会社組織としてのバランスも崩れてしまいます。

 

 

初期段階では、自分の仕事から見つめ直すことも重要ですが、その次のステップとしては自分の仕事(部署)と関わる他部署との連携も重要となります。

 

 

最終ステップでは、自社全体の仕事の流れを考えた効率アップを図らなければ意味がありません。

 

 

しかも、5S活動は永遠に行うサイクル活動です。

 

 

そして事故・災害の無い現場(職場)は経験をムダにせず、対策の速さが明暗を分けるのです。

 

 

5S活動は、チームワークが最も重要ですからね。

 

 

新入社員に「お前は生産性を向上させるためにどうする?」と聞いたところで、仕事も覚えていない社員からイメージさせるのは無理なことです。

 

 

大学で専門分野を勉強(研究)していても、職場を知らずに答えを出すことは困難です。

 

 

私の経験上、5S活動導入のやり方を、どの会社にも全く同じ方法で導入すること自体あり得ません。

 

 

各々の会社の体質が異なるために、取り組み方法も異なるのが当然です。

 

 

通常の会社には、何十年も経験を積んでいる先輩方がいます。

 

 

作業の効率を考えた良い経験もあれば、事故や災害を経験した人もいるかもしれません。

 

 

その経験と新入社員のような新たな考えの融合こそ、その会社のノウハウとなり発展のキーワードとなるのです。

 

 

現場経験者の目線が、業務改善にはとても大切になります。

 

 

昔ながらの職人の様に言葉では教えず、未だに「俺の背中を見て覚えろ」などと言われては、過去の痛い経験が隠されてしまうこととなり、同時に起こしてはならない事故が繰り返される結果を生んでしまいます。

 

 

それでは、全く経験が意味をなしません。

 

 

5S活動を利用し、経験を教える場としても活用してもらいたいですね。

 

 

5S活動に欠かせないことは意見交換ができる体質、いうなればコミュニケ―ションが5S継続の要となります。

 

 

5S活動を実践していながら衰退している、または以前に失敗してしまったという会社の原因の一つにコミュニケーション不足があります。

 

 

5S活動は会社全体の活動であり、現場だけが行うものではありません。

 

 

継続出来ない会社のほとんどが、上司からの押し付け(命令)で現場だけの仕事とされるケースが多くみられます。

 

 

5S活動により成果を上げている会社は、トップ(上司)から率先して行っていますよ。

 

 

また、改善・改革に伴う提案をさせるにしても、現場の社員から引き出す上で、トップ以下、上司の役割はとても重要になります。

 

 

上司の役割とは、一体何かお伝えします。

 

 

 

①   部下からの提案は言いづらいものと思え。

 

 

意外と現場は、それぞれ仕事に対し色々と考えているものです。

 

 

しかし、実際に話せとなると「言ってもいいのか?」と悩んでいるケースが多いですね。

 

 

金銭的問題などは、会社の判断になる場合もありますが、それを聞き出せない上司にも問題があります。

 

 

その結果、私は知りませんとお互いが逃げてしまい、何の効果も生み出さないままになってしまいます。

 

 

 

②   自分の部下の顔色を見ろ。

 

 

何百、何千と従業員を抱えているトップが、社員一人ひとりの顔を覚えるとなると難しいのは事実ですよね。

 

 

そのために、会社は組織となっているわけであり、直属の部下ぐらいは、顔色で「調子がいいのか」「具合が悪いのか」の判断を出来るようにして下さい。

 

 

日頃から部下とのコミュニケ―ションが出来ているなら当然判断の付くことです。

 

 

上司も人なので、部下とのコミュニケーションがうまく取れる人と取れない人はいます。

 

 

しかし、部下がいる以上は、日頃から話す習慣をつけることが大切です。

 

 

その習慣も、上司自らが話しをかけなければ、部下の考えなど分かるはずもありません。

 

 

話をしない、聞かない上司に、部下も本音を話すわけがありませんよね。

 

 

トップ以下、部下のいる上司に値する人は、自らコミュニケーション(話しかける)ように心がけることが必要ですよ。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき有り難うございます。

次回も宜しくお願い致します。

 

独自の視点から行う指導家として、

前田流5S改革を全国の企業へ展開中。

その経験・実績のもとに記載しています!

 

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