昨日は日帰りで京都へ。



いっぺん死んでみるために。
行って良かった!!
1年に1回受けたいと思いました。





暢子さんのブログは
結構前から読んでいました。


今思い出したんだけど
心屋認定講師のどなたかが
私の記事をシェアしてくださったとき
暢子さんが私の記事を読んで
嬉しいコメントをくれたのが
暢子さんを初めて認識したときでした。


暢子さんが以前、
死に関するイベントに参加されたことを
記事にしてらして、
「それ私も行きたい!」と思った。


でも東京か…と思ってたら
お会いしてみたいと思ってた暢子さんが
WSをされると知り、思いきって行ってきました。





私にとって「死」というのは
以前からずっと気になってるフレーズです。


結婚する前は
ジェットコースターもフリーフォールも
飛行機も大好きだったのに
結婚してから急に怖くなった。


2009年から内膜症の治療で
リュープリンなどの注射を1年したとき
初めてパニック発作を経験。


それから3年くらいは
「死んでしまったらどうしよう」
という予期不安が時々襲ってきた。


パニック発作はもう無くなったけど
飛行機に乗るのが怖いのはいまだ治りません。
(もうどうでもいいかとは思ってるんだけど)


今でも時々夜中に
「今、心臓発作が起きたら…」と過ぎり
不安になることもある。


「死」


それがいつもすぐそこにある感じがして
それがやってきたら何もかも終わりなのだと
心がそわそわするのです。


私は前世では
「死を看取る人」だったと聞いたことや、
「死にゆく者からの言葉」という本との出会いも
「死」というものへの意識を強くしました。


もう死の影から逃げるんじゃなく
いっそのこと死と向き合ってやる!!


そう思ってこのWSに参加しました。



参加してみて気づいたのは

「やりたいことは結構やっている」
「思った以上に家族を大切に思っている」
「大切なものって少ない」
「夫が大好き過ぎる」
「夫に看取ってもらいたい」

ということでした。


最期に大切な人に伝えたいことは
ある人へは謝罪であり
ある人へは感謝でした。


そして私が一番怖いのは
ある日突然死んでしまうこと。


やりたいこと云々ではなく
伝えたいことを伝えないまま
死んでしまうのが怖かった。


それが分かったので
そのうち伝えようと思います。
サラッと書いてるようで
これものすごくバンジーですけど(笑)


でも気づいてしまったからには
やるしかにゃい。






暢子先生の最後のお話で
「癌」に対する考え方もひっくり返りました。


これまではガンって怖いイメージでした。
東京タワーという映画の
樹木希林さんの闘病シーンが
軽くトラウマになってたから(笑)


でももう現代はそうじゃない。
痛みのコントロールは難しくないと
暢子先生から教わって
むしろ私はピンピンコロリで死ぬより
癌で死ぬ方がいいとさえ思いました。


これもこのWSに参加して
ほんとに良かったと思うことの一つです。
だって恐れてるものが一つ消えたのだから。


で、こういうお話って
多分どこかで聞いてたと思うけど
自分のこととして入ってきてなかったのです。


「いっぺん死んでみる」という体験をした上で
在宅医療で何人もの方を看取ってこられた
暢子先生から聴くからこそ
心の深いとこにドスンと響くんだと思う。






詳しく書くとネタバレになっちゃうから
あんまり書けないのがもどかしい!!!(笑)


とにかくとにかく
このWSはおすすめしたい。


少なくとも私は
「死」への漠然とした恐怖が
かなり減ったと思います。


これから先
人生で何を大切にしていきたいかが
見えてきたからです。


そして自分がどう死んでいきたいのか。
それも分かった。


参加者の誰かが言ってた
死に方に生き様が表れるという感じの言葉。
それが妙に心に残っています。


この辺のことは
またゆっくり考えてみたい。


まだまだ各地で開催されるようなので
気になってしまった方は行くべしーー!!






どうでもいい話だけど
島根からの参戦だったので
早めに着いて時間を持て余した私は
駅前で一人カラオケをしてましたら
うっかり楽しみ過ぎてしまい(延長してまで歌う
WS開始ギリギリになっちまったので
タクシーで会場に向かいました。


そしたら!
そのタクシーの運転手さんが
島根県の隠岐の島で漁師をしてたと言ってて
島根話で盛り上がりました(笑)


営業マンだったんだけど
ある日新聞で漁師の募集広告を見つけて
奥さんが「いいじゃない!」と
勧めてくれたんだそう。
それで家族みんなで隠岐に移住したのだとか。
めっちゃイカした奥さん!(笑)


「島根は大好きなとこなんです」
そう熱弁してくれた運転手さん。
すごい偶然だなと嬉しい気持ちで
WSに突入したのでした。