胸キュンとか、男が言うと何か気持ち悪いな。
でもほんとうに心を鷲づかみにされた経験は初めての事だった。
Sさんはヤンキーなのに(イチイチw)ダンスをやっていて
よく学校の片隅で洋楽を流しながら何人かと踊っていた。
授業はさぼるのにダンスには熱心で、よほど好きなんだろうなと思っていた。
例えると安室ちゃんみたいな感じだけど、当時はダンス人口も少人数・・・
学校では殆どいなかった。
Sさんは何度も言う様にヤンキーで恥ずかしがり屋で
とても人前に出るタイプでは無い。
なのに文化祭だったか・・・なんだったか忘れたけど
大きな校内イベントで
セクシーな衣装と共にスポットライトを浴びながら
Sさんを中心に5人グループでダンスを披露した。
その途端、会場がスゲェーとかうわぁー![]()
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とかいう歓声で凄い事になった。
一人だけズバ抜けて上手い人が居て
まぁそれが Sさんなのだが、
普段敵対してる生活指導の先生やらも
アイツ凄いなぁ・・・と感心しきりで
女性教師に至ってはキャー!と、
もう単なるファンだろ?という位の悲鳴にも似た雄叫び![]()
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僕はと言うと、もう芸能人を見ている様な気持ちだった。
ダンスをしているのは知ってたけど、そうマジマジ見た事はなかったし
何といってもキラキラしていて、まるで別次元の人・・・
胸がキュンキュンしてしまって、もう目が離せなかった。
それ以降、彼女には後輩のファンが男女かまわず一気に増え
おまけにダンス人口まで増えた。
ついでにライバルまで増え(←勝手に)僕にとっては複雑な心境だった。
このあたりから僕の思いはジワジワと
恋の一歩手前の「ときめき」みたいなものを
感じ始めていた・・・