おはようございます。
先日の土日は従兄のお墓参りをするため帰省してきました。
実家のある関東北部も徐々に暖かくなったものの
日陰ともなると先日の雪がたくさん残ってて
東京との温度差を改めて感じてしまいました。
帰省した土曜日は遠方から来ている従妹を車に乗せ
買い出しや諸手続きなどのお手伝いを済ませてその日の午前中を終えましたが
まだ時間も早いこともあったので
母親と一緒に妻の眠るお墓にも挨拶をすることにしました。
お墓のあるお寺に到着し
車から降りるとすぐに目に入ったのがきれいに咲いた梅の花です。
お亡くなりになった方々が元気に空高く飛び立とうとしている様を表しているかのように感じました。
そしてもう一本!
こちらは帰るまでその存在に気付かなかった桃色のしだれ梅です!
その姿はまるでわたしたちに向かって
足を地に付けながらしぶとく生きろ!!
と応援しているかのように咲いてました。
春の訪れがすぐそこまで来てると思うと
気落ちが明るくなりますね!!
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さて、今回は久しぶりに映画のお話しをしようと思います。
と言ってもわたしは評論家ではなく
ただただ映画好きな一般ピーポーなので
いつものように映画本編のお話は専門分野の方に任せて
わたしは観てきた映画に絡めて思い出話しをしようと思います。
見てきたのは、綾野剛さん主演の「カラオケ行こ!」という邦画です。
まず、なぜこの映画を選択したかというと
わたしが映画を見るにあたって必ずと言って良いほどに参考にしているHALUさんのBLOGでかなりの高評価を付いてたことと
映画.comという映画専門サイトでも評価が4.1(2024年2月中旬時点)という高評価を得てたので
普段は積極的に邦画を見ないわたしですが
重い腰をあげて映画館に行ってきました!!
結果、HALUさんや映画.comで高評価を得てる通り
見ごたえたっぷりな、そして、見て損のないおすすめな映画だったのです!!
[HALUの映画鑑賞ライフのBlog]
※ HULUさん!!とっても良い映画をご紹介いただきありがとうございました!これからもまず第一に参考にさせていただきますね!!
映画ライフ!最高です!!
[映画.com]
さてここからは
最初に申し上げたように映画の評価はさて置き
この映画を観て2点ほど思い出したことがあったので
わたしはそのお話をしたいと思います。
その2点とは
1.合唱団
そして
2.X JAPANの[紅]
です。
まずは1つ目の合唱団からお話を始めさせていただきますね。
この映画では綾野剛さんとダブル主演と言っても良いほどに存在感を示してた男の子(中学生)が
変声期を迎える前にソプラノとして合唱団に参加して大会に出場したというのがこの映画のスタートだったのですが
実はわたしも小学生のころに学校の合唱団に所属してたことがありました。
前回のBLOGでもお話しした通り
小学生の頃のわたしは2つ+αのスポーツを掛け持ちしてただけでなく
平日の19時からは学習塾に通うなど
いまでは考えられないほどのハードワークな毎日を過ごしてました。
では、なぜそれに加えて合唱団に参加したかというと
クソガキながらの”好奇心!”それ以外のなにものでもありません。
そのときのことを文字に起こすと
小学4年生のころ同学年の他クラスの担任が音楽を先生をしてて
当初はそのクラスだけで合唱団を組んで大会に出場してたのですが
もう少し厚みを増したいということで同学年の他のクラスからも募集したのです。
わたしは”合唱団とは何ぞや??”と興味本位だけでオーディションをおこなっている体育館に行ってみると
そこにはすでに20名ほどの生徒が並んでるのが目に入ったので
わたしも面白半分でその列に並んでみました。
ほかの生徒が歌っている姿を20分ほど眺めてるとわたしに順番が回って来て
壇上に上がりピアノの演奏に合わせて課題曲を歌ったところ
その場にいた2人の先生がボソボソと話し始めたのが目に入りはしました。
が、暇つぶしでオーディションに参加したわたしだったので
体育館の冷たい床に座りながら隣に座る友達と無駄話をして
名前を呼ばれないことを待ってたら・・・・
なんと!
なんと!!
なんと~!!!
合格してしまったのです。
いま考えてみると
当時はまだ変声期を迎えてなかったため声が高く
スポーツをやってたことで肺活量がそこそこあったこと
当時から170cmOVERの身長が目立ったのが幸いしたのでしょう。
20数人分の3に選ばれてしまったのです。
しかも、メインのソプラノとして。
合格した翌日から
お昼休み中や6時限を終わった後の数時間を利用して
練習の日々が続きました。
その時の曲は
定番の[モルダウの流れ]や[大きな古時計]など5曲ぐらいをレパートリーとしてましたが
5年生になるといままでの曲はすべて捨てて
新しい曲への挑戦が始まったのです。
その曲とは
音楽の先生が関東地方で古くから伝わるわらべ歌をかき集めて
メロディ形式に編曲した10分ほどの曲でした。
拘ってたのは曲だけなく
今回はわらべ歌をコンセプトとしてたので
合唱団全員の服装は木綿の着物を着て
草履を履くという徹底ぶりだけでなく
わたしはメインのソプラノだったので歌がメインで参加しませんでしたが
他のメンバーは壇上で縄跳びをしたり
手毬で遊んだり
数人で手を繋いで大きく振りながら”かごめかごめ♪”をするなど
合唱だけでなく
あたかも明治時代の子供たちをイメージした遊びを再現した舞台を作り上げたのです。
その真新しさがウケたのか
わたしの住んでいた市や県でNo.1となり
その後関東大会でも上位入賞を果たし
早朝のTBSでわたしたち合唱団の歌が流れたことは
いまでもはっきり覚えてるほどに嬉しい出来事のひとつです。
その後変声期を迎えたわたしは
声変りを理由に合唱団を辞めさせてもらいましたが
これを機会に音楽に目覚めたのは間違いありません!!
遊び盛りのときに自由な時間が無くなったことはとっても残念でしたが
いまとなってはわたしを選んで音楽に関わらせてくれた先生にはとっても感謝してます。
・・・・・
さて、もうひとつのX JAPANについて
ほんの少しだけお話ししたいと思います。
正直に言うとX JAPANさんについては名前こそ耳にしたことがありましたが
メジャーデビューして[紅]がヒットするまで
全くと言って良いほどに知りませんでした。
何故かというと以前にもお話しをしましたが
わたしは邦楽ロックより洋楽ロックを中心に聴いてたので
X JAPANのような日本のバンドは
当時ヨーロッパでロック界を席巻してたドイツ系のヘビーメタル(ジャーマンメタル)の真似して作っていると思って毛嫌いしてたのです。
(とは言いつつ、イギリスのレディングフィスティバルに日本のバンドとして初めて出演し演奏したBOW WOWの山本恭二さんや、当時日本でも頭角を現してきたLOUDNESSさんなどとは個人的にお話をさせてもらうほどにリスペクトしてました。)
しかし今回見た[カラオケ行こ!]では
綾野剛さん扮するヤクザの成田狂児が何度となく[紅]を歌っている姿を見て
この曲が国民に浸透するほどに成長しているんだと実感して感動さえしました。
そこで自宅に帰る電車の中で改めて[紅]を検索したところ
1985年11月20日に目黒にある鹿鳴館で行われたLIVEが
YOUTUBE上にアップされてるのを見つけました。
当時のX JAPANは4人編成で
のちにメジャーデビューしたときのメンバーでは無いので
粗削りで完成度は今ほど高くはないですが
その当時に作られた[紅]が
約40年後の2024年の1月に(映画を通して)再度フォーカスされたのですから
悔しいほどにカッコイイと思いませんか!!!
綾野剛さんと中学生役の齋藤潤さんが歌う[紅]を聴きに
もう一度映画館へ行って来ようと思います。
笑いあり!涙あり!のとっても良い映画なので
わたしのBLOGを読んでご興味を持たれましたら
ぜひ映画館に足を運んでいただけると幸いです。
そろそろ千秋楽を迎えそうなのでお早めに!!です。