シャグポーチ自作 | 男、五十にして十有五とさして変わらず・・・

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ついに50歳!ところがふと我をかえりみると、15歳の頃とやることなすこと変わってないじゃないですか~(もちろん見た目はしっかり変わってますが・・・)そんなオヤジの(懐古中心)つれづれブログです。

 という訳で、自作ネタです。

 

 手巻きタバコですが、シャグ(タバコの葉)と巻紙、フィルターを持ち歩くことになります。ローラー(手巻きタバコを巻く道具)を使う人はこれもです。
 そのためのポーチがありまして、シャグポーチとか手巻きタバコポーチという名で売られています。私も最初は市販のシャグポーチを使っていました。

 

 こんなのです。


坪田パール社製 手巻きタバコ用 ロールアップタバコポーチ ブラック 3-08643-10 手巻きタバコ

 

 これ結構使い勝手が良くて気に入ってたんですが、私的にひとつ問題点がありまして・・・。それは何かというと、「大きい」というか「長い」という点です。この大きさのポーチでは胸ポケットに入れるとかなり飛び出して邪魔なのです。
 しかし、このサイズはシャグポーチとしてはいたって標準サイズでして・・・。それは何故かというと、50グラム入りのシャグのパッケージがそのまま入るように出来ているからなんだろうと思います。そして、探したのですがこれより小さいのって結局見つかりませんでした。

 

 はい、無いのなら作るしかないでしょう。

 

 メインの素材は100均で購入のデニムとフェイクレザーです。持ち歩くときの状態で、約8cm×13cmになるように設計しました。裁縫なんて小学校の家庭科の授業以来じゃないかと思いますが何とかなるでしょう。

 


 で、素材をカットしたものがこちら。(真ん中よりやや右下の黒い長方形のデニムのパーツは途中でフェイクレザーに変更しました。

 

 まずは、巻紙とフィルターを入れるポケットを作ります。

 

 上のパーツをこのように組み合わせて、

 

 さらにこうして、

 


 ポケット部品は完成です。
 続いて、本体部分に取り掛かります。デニムとフェイクレザーを重ねて、

 

 折り返した部分に先ほどのポケットの部品を縫い付けます。

 

 上部(写真では左側)にフェイクレザーのパーツをつけて、

 

 ポケットを付けた折り返し部分にマチ(三角形のパーツ)を縫い付けていきます。

 

 マチ部分を拡大したのがこちら。縫い目が滅茶苦茶ですが、バイアステープをかぶせて接着するので気にしてはいけません。

 

 バイアステープで処理するとこうなります。

 

 スナップボタンと補強のためのコーナー金具をつけます。

 

 内側。(かなりピンボケw)

 

 外側。チェ(シャグ)を入れて使うので、チェ・ゲバラのワッペンを付けてみました。

 

 たたんだ状態はこうなります。

 

 チェのパッケージと比べてみました。

 

 無理すればパッケージごと入らないこともないのですが、かなりパンパンになってしまいます。まあ最初からシャグが25グラムの半分くらい入れば良いと考えてましたので、パッケージごと入れるつもりはありません。
 ですがシャグを直接入れると乾燥しやすくなりそうなので、毎度おなじみ100均商品のチャック付ポリ袋とボール紙を使ってこんなものを作りました(右側のヤツ)。

 

 これをこのようにセットして使います。

 

 巻紙用ポケットに巻紙をセット。

 

 その下のポケットにはフィルターと予備の巻紙を入れることができます。

 

 前に使っていた坪田パールのシャグポーチとの大きさ比較です。

 

 これで胸ポケットに入れても飛び出さないサイズのシャグポーチができ上がりました。強度が必要な部分は針と糸を使って手縫いしましたが、その他の部分は手芸用ボンドで接着です。

 

 よく見ると(よく見なくても)粗だらけですが、充分使えていますので無問題です。

 

 同じものを違う色の生地でもうひとつ作って、そちらはメンソールシャグ用として使っています。

 

 ついでに使用中の動画も撮ってみました。

 

 以上、自作シャグポーチの紹介でした。お粗末。