日常生活動作について紹介しています。

今回は移乗についてです。


今回日常生活動作を紹介するにあたり

FIMという評価基準を活用しています。

FIMでは移乗は3項目に分かれています。

・ベッド、椅子、車いす

・トイレ

・浴槽、シャワー  です。

全部まとめて紹介します。


まずはベッドと車いすです。

自力でベッド⇔車いすの移乗はできます。


ベッドに寝ている状態から

ベッド柵に腕を引っ掛けて

お尻を支点に身体を回転させて

足をベッドの外に出します。

ベッドの外に足が出ると重さで下がり

足が下がると上半身が起きてきます。

するとベッドの端に座ることができます。


腕が曲げる方には力が入ることと

身体に力が入って固まっているから

たまたまできている芸当です😅


ベッドの端に座れたら車いすに移ります。


いろんなアプローチ方法がありますが

僕は3番の位置に車いすを着けます。


右手で車いすの奥の手すりを握り

左手でベッドのマットレスを押して

腕の力で腰をベッドから浮かせたら

足を軸に身体を回してお尻を車いすへ

ズドン!とお尻をクッションへ落として

移乗は完了です。


グー手✊️なので手すりを握ったら

余程の力で引っぱらないと離れないのと

足が固くて膝が折れることがないので

たまたまできている芸当です😅


たまたまが重なってベッド⇔車いすの

移乗はできています。


車いす⇔他の椅子についてですが

こちらはできると言えど制限付きです。

移乗の際には動かないように固定しないと

うまく移乗することはできません。

椅子の座面の高さも制限があります。

あまり高いと移乗できないです。


具体例をあげると…

新幹線の座席は移乗することができます。

できますが、面倒なので移乗しません。

歯医者さんの治療台の椅子は

手すりが外れるタイプでしたら

移乗することができます。

ファミレスのベンチソファーは

移乗スペースがあれば可能です。

理髪店のバーバーチェアは無理ですね。

こんなところでしょうか?


次はトイレです。

トイレの移乗はどうかというと

試したことがありません。

便座へ移乗してもズボンの着脱ができず

排尿・排便はできませんので

便座へ移乗する意味がないんですよね。


実際できるかどうかというと

スペースと手すりの位置によりますが

多くの多目的室の便座へは

移乗できないと思います。

手すりの位置が使いにくそうです。


お風呂に関しても

試したことがないので分かりません。

が、これが1番ハードルが高いです。

よっぽど改修しないと無理でしょう。


以上、移乗についてでした。 以上!

(↑言いたいだけ😅)